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Tagged: Wi-Fi

無線LANを見直す

QHora-301Wが無事稼働したので、無線LANの設定を見直す。

私の中の常識を変えていく

QNAPのQHora-301Wが昨日稼働した。まだ一部疑問が残る部分はあるものの、QNAPのテクニカルサポートと話をしながら解決に向かっていけるだろう事から、とりあえず繋がっている事を前提に無事稼働した、という事にして、その設定をさらに煮詰めていくことにした。
有線接続は、ほぼ今まで通り…というか、IPoE接続の部分さえ解決できれば、特に問題はないと思っていて、テコ入れするつもりはない。
問題は無線LAN、世間的にいうところのWi-Fiである。
私が無線LANを使い始めた頃は、まだ規格としてIEEE802.11bが中心的接続規格だった。
そこに5GHz帯を使用するIEEE802.11aが加わり、さらに2.4GHz帯でさらに通信速度を向上させたIEEE802.11gが登場した。
このIEEE802.11a/b/gの3規格を使用していた時期がかなり長かったと思う。
その後、IEEE802.11nが登場し、2.4GHz帯と5.0GHz帯を合わせた規格が登場し、その後にIEEE802.11acという、5GHz帯で6Gbps通信を可能にした規格が登場、さらにIEEE802.11axという2.4GHz帯と5.0GHz帯の複数の周波数帯を束ねる事で9.6Gbps通信が可能になるというところまで進化してきた。
私の中では、IEEE802.11nぐらいの環境が頭の中に浸透していて、2.4GHz帯と5.0GHz帯は使用するものの、それらを分けて管理したりして使用するというのが半ば常識的な使い方として今も継続してきた。
だが、前述した通り、現在はWi-Fi6というIEEE802.11axの通信が浸透していて、さらにその先にあるのWi-Fi7という、6GHz帯を使用するところまで来ている。
私の認識そのものを新しいものにしていかないと、せっかく新しいWi-Fiルーターを導入したとしても、有効活用できない事になる。
なので、まずやるべきは私の認識を新しくする事。
そしてその上で、今のルーターの設定を新しくしていくのが望ましいだろうと考えている。

バンドステアリング

昨日のBlog記事にも、私はバンドステアリングを使用していないと書いたが、前述の通り、IEEE802.11nの段階で2.4GHz帯と5.0GHz帯を束ねる技術は確立している。
バンドステアリングという技術は、一つ設定で2.4GHz帯と5.0GHz帯の双方を切替え、空いている周波数帯に接続をスライドさせる技術だが、昨今のWi-Fi機器は、2.4技かHz帯と5.0GHz帯の双方に接続できる機器が圧倒的に多いので、こちらのルーター設定でもバンドステアリングを積極的に使用すれば、より混線しなくなると言える。
我が家のようにAlexaのようなスマート家電をいくつか接続している環境では、思いの外、無線LAN接続機器数が爆増するので、バンドステアリング機能は結構重宝すると考えられる。ただ、スマート家電の中には、確実に接続させる事を目的として2.4GHz帯でしか通信させない機器もあるので、その状態でバンドステアリング機能を使用すると、5.0GHz帯を使用できる機器には5.0GHz帯へ自動で移動してもらう、といった事が設定せずとも可能になると考えられる。
このようなメリットがあるなら、積極的に使って行くのも悪くないように思える。
バンドステアリングを使っていく事にする

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5GHzの方が繋がる?

自宅でWi-Fiのテストをしていて気がついた。

中継器、おそるべし?

当Blogでも書いたが、我が家ではnasneを無線化する為に中継器を利用している。

今まで使用していたNEC製の10数年前に購入したルーターに付属していた有線LAN化するユニットが壊れてしまったため、通信環境の見直しの為に中継器を購入入れ替えたのである。
これによって、nasneは常にEasy Meshでメッシュネットワークの無線でネットワークに繋がる事となり、結構安定して通信できるうようになった。
目的としては、nasneの無線化というだけだったのだが、副産物的効果として、我が家の通常のWi-Fiが届かないところに広くネットワークが届くようになるという効果も見られるようになった。
ただ、もともとそんなに広くない我が家だから、もともとのルーターのWi-Fiで接続する方が速いのではないか? という懸念があるわけで、そのあたりの実際の通信環境をちょっと調べて見た。
ちょっと調べてみてすぐに判った事は、5GHzのWi-Fiが非常に繋がりやすくなった、という事。
今まで、2.4GHzのWi-Fiはすぐに繋がる状態で、5GHzはピクトアンテナが1本少ないような感じで2.4GHzの安定性に勝つ事はまずなかった。
ところが、手持ちのiPhone Xは常に最初に5GHz帯を掴み、それへと接続するようになっていた。しかもピクトアンテナの数は2.4GHzのWi-Fiよりも多いのである。
繋がる品質が2.4GHzより上になった5GHzというのは、正直初めて見た。
それだけEasy Mesh対応の電波が強いという事なのかもしれないが、今まで壁を何枚も通過させていた事で減衰していた5GHzの電波が、何も考えなくても一番強い電波となり、結構な速度でネットワークに繋がるようになったのは予想を超えて良かった事と言えるだろう。

気になるのは熱か?

ただ、一度だけネットワークから中継器が途絶した事がある。
その時には、中継器を再起動…という名の電源ケーブル引き抜きで対応したのだが、その後は問題なく繋がっている。
ちょっとした出費だが、状況は改善した何故通信途絶となったのかの理由が分からないのだが、ネットで調べると、Easy Meshは結構中継器が通信途絶となる事があるようで、人によってはEasy Meshを使用しない方がよい、という場合もあるらしい。
ただ、ウチはその後は安定していて、通信途絶する事もなく動作している。
その後、理由をいろいろと考えたのだが、配置している場所がテレビの裏なので、壁との間の隙間が少ないところにあり、熱が籠っていた事が原因では…と考えた。
ただ…実際にはそんなに高温になった、というわけでもないので、熱問題というのは違うような感じではある。
そもそも、通信機器は連続稼働させる事を前提とした製品が多く、一定の通気があれば問題がないように作られている。なので熱が原因というのはやはり考えにくい事である。
…ますます原因がわからなくなるな。

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通信が切れる? 続く問題

IPv6に切替えてから結構な時間が経つが、結構な頻度で問題が起きる。

通信障害が頻発

原因が何にあるのかはわからない。
モンスター級!だが、IPv6に切替えてから…いや、同時にルーターをBuffaloのWXR-5950AX12に交換してから以下の問題が時々起きる。

1. 通信が切断される
2. 通信が瞬断する
3. 5GHzの無線LANが機能していない
4. Googleへの通信はできるのに、他サイトなどが繋がらない
5. 通信の再接続にとにかく時間がかかる

このウチ、1.と3.と5.については、過去にもその問題を提起した事がある。
この3つの問題も現在解決する見込みは全くない。
今回、新たに2.と4.の問題が出ているところがここ半年くらいの間に起き始めた現象で、原因がルーター側にあるのか、それとも回線側にあるのかがわからない。
上記5つのウチ、明らかにルーターに原因があるというのは3.の5GHzの無線LANが機能していない時がある、というもの。2.4GHzは機能しているのに、なぜか5GHzは電波すら出ていない時があり、これを解決するには再起動ではダメで、電源の入れ直しでないと解決できない。
では他の4つはどうなのか?
自分で調べた結果では、1.と2.と4.は再起動で解決できる事が判明した。
そもそも1.と2.の違いは何? と想う人もいるかもしれない。1.は言うまでもなく切断される時間が1分以上続く状態で、おそらく5.が原因で切断時間が長期化している。
それと比べ2.はというと、数秒だけ切断(リンクボタンも消灯する)し、その後は普通に接続状態に戻るのである。
なので切断ではなく瞬断としているのだが、この原因は正確なところはわからないものの、回線そのものは再接続をしているわけではないようなので、おそらくはルーター側の問題ではないかと考えられる。

原因が全く想像がつかない

また、4.の問題はもっと原因不明である。
ブラウザでいろんなサイトを回っている時、突然表示されなくなり、インターネットに接続していない、と表示される。
またしても切断か? と思ってルーターを見るが、リンクを示すランプは消えていない。
おかしいなとブラウザの新しいタブを開くと、普通にGoogleのトップページが表示される。これは私の設定が新しいタブを開くとGoogleのサイトが表示されるようにしているからなのだが、この時、Googleのサイトはちゃんと表示するのである。
しかし、その他のサイト…例えばYahoo!JAPANのトップベージや、私のBlogサイトを表示しようとすると、インターネットに接続していない、と出るのである。
試しにGoogleがインターネット速度を計測するサイトを公開しているのだが、そのサイトにアクセスすると、普通に通信速度の計測が始まるのである。
しかし、Google以外のサイトが表示されない。使い物にならないので、この時点でルーターを再起動すると、この問題は解決されるが、再起動すると5.の問題に直面するので、少なくとも数分はネットと隔絶状態になってしまう。
コレ、回線の問題だったとしたら、ドコモ光側の問題でもあるので、もっと大きな問題となって認知されるハズだが、他からはこのような声が出ていない事を考えると、おそらくはルーター側の問題なのではないかと考えられる。

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スマホ以外のセルラー契約

タブレットを購入したとして、そのタブレットはセルラー版が良いのかを考える。

デバイスを複数持つという事

昨今のデジタルガジェットは、それぞれが単体で通信機能を持つ事がほぼ当たり前になってきた。
通信機能がある事はそれで良いのだが、問題はその通信機能の回線種別において、契約が必要な通信回線も存在しているという事である。
この「契約が必要な通信回線」とは、いわゆるWANの事であり、光回線のような固定回線と5Gや4G LTEなどモバイル回線が該当するワケだが、タブレットのような持ち運びをほ利点とするデバイスでモバイル回線を契約する事のメリットとしては日本国内であればほぼどこででも通信できるというメリットがある。
というわけで、スマホはほぼこのモバイル回線がある事を前提に作られるわけだが、タブレットに関しては、Wi-Fiモデルとセルラーモデルの2種が存在し、必ずモバイル回線と契約する必要が無いのが特徴と言える。
では、Wi-Fi版とセルラー版は、どちらが使えるのだろうか?
おそらく、タブレット端末とスマートウォッチで、その判断は異なるとは思うが、まずはタブレット端末で考えてみたい。

テザリングできればセルラーは不要?

そうはいっても、実際には使い方でいろいろと変わってくる。
タブレット端末で考えるタブレットが独自にセルラー回線契約を持っていれば、データ通信のみのSIM契約で運用する事ができるので、価格的には負担は少なく、それでいてスマホとは別にデータ通信枠を持つ事ができるので、通信容量不足はあまり気にしなくても良い事になる。
逆にWi-Fi版であれば、スマホなどのテザリングで繫いでやらないと、固定回線のない(Wi-Fi接続がない)時はネットに繋がらない。その為、スマホの契約回線の通信容量をそのまま利用する事になるので、場合によっては「ギガが足りない」という事になる。
…この表現、あまり好きじゃないんだが。
では何故スマホのデザリングで運用するとそういった事態を引き起こしやすいかというと、実はスマホでネット接続する場合、SNSから引用されたBlogなどを見た時に表示するデータ量は、スマホよりもタブレット端末の方が大きくなるためだ。スマホはスマホ用のデータとして表示するので、PCのブラウザ表示や、タブレット表示のデータの方がサイズは大きいのである。
だからテザリングでタブレットをネットに繫ぐと、スマホでネット活用している時よりも早く通信容量を消費していく。この事は知っておいた方がよい事ではないかと思う。

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繋がらないネット

自宅に帰るとiPhoneがなぜか2.4GHzの無線LANに繋がっている。何故?

5GHzがない

今日、自宅に帰って何気なしにiPhoneの設定を見てみたら、接続している無線LANのSSIDが2.4GHzのものになっている事に気がついた。
アレ? と不思議に思い、無線LANの設定を開いてみると、本来届いているはずの5GHzのSSIDが表示されていない事に気づいた。
またしても5GHzが途切れたか…。
実は当Blogでも過去に5GHzが消えた記事を書いたことがある。
こうなると再起動しても5GHzが復活する事はなく、何故5GHz帯だけが電波を出しているように見えるのに通信しないのかはわからない状況だった。
結果的に、以前の時はBuffaloのサポートからLineで回答を貰ったのだが、単純明快な回答だった。
「電源を入れ直せ」
再起動ではなく、アダプターケーブルを外して差し直す。それだけである。
結果、その手順で5GHz帯の通信は復活し、元に戻るのだが…個人的にこの状況は今でも納得がいかない。
モンスター級!それに、WXR-5950AX12は一度IPv6の通信を切ると、再び接続するまでに10数分という時間を要するので、可能出あれば再起動すらしたくないのがホンネなのである。
NECのルーターを使っていた頃は、こういうトラブルはほぼ起きなかったのだが、Buffaloはファームウェアが更新されても、この辺りの不都合な問題は改善する事がない。
コレ、ウチだけの問題なのだろうか?

OCNバーチャルコネクト

ウチのプロバイダであるDTIは、IPv6をOCNバーチャルコネクトで接続している。
IPv6の接続確立にはいくつかの種類があるのだが、私がDTIにIPv6の接続手続きをした時には、このOCNバーチャルコネクトで接続するよう設定された。
別に接続そのものはどのような方式でも構わないのだが、このIPv6の接続確立が遅い原因がOCNバーチャルコネクトにあるのだとしたら、今の状況はあまりよろしくない話という事になる。
他の接続方式だとどうなのか、という事がわからないので、IPv6接続はどれもリンク確立までに時間がかかるのかな? とも思ったりするのだが、実際どうなのだろうか?
前述したが、ウチだと一度切断してしまうと、接続するまでに10分では収まらない。
何度もWXR-5950AX12が接続経路を確認して、OCNバーチャルコネクトを検出し、そこで接続に行っては失敗、というのを繰り返す。
この繰り返しが何度も何度も続くので、結果的に10数分かかるのである。
果たして、この繋がりの悪さの原因は、そもそもIPv6というシステムの問題なのか、それともOCNバーチャルコネクトの問題なのか、それともDTIの問題なのか、それともWXR-5950AX12の問題なのか…。
特定すべきポイントが多すぎて、未だに理由が掴めない。

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Wi-Fi EasyMesh

自宅の無線LAN環境をより広範囲に、より繋がりやすくする。

アップデートで実装

6月3日に、BuffaloからWi-Fiルーターの新モデルが2機種、発表された。プレミアムモデルが「WSR-5400AX6S シリーズ」で、エントリーモデルが「WSR-1500AX2S シリーズ」となり、プレミアムモデルは6月下旬発売、エントリーモデルは9月発売予定となる。
どちらもWi-Fi6対応のモデルで、イマドキのルーターではあるが、これらは共に「Wi-Fi EasyMesh」という、メッシュテクノロジーに対応している。
「Wi-Fi EasyMesh」とは、Wi-Fi Allianceの標準規格のメッシュテクノロジーで、複数のルーターを使って、広範囲をカバーしつつ、シームレスな接続を可能にする技術の事。
シームレスな通信環境構築従来は、広い家などで中継器を多数置いていたとしても、その中継器に無線接続を切替えるのにもトラブルが起きたりして、速度がガクンと下がる時があったが、メッシュテクノロジーだと、そうした通信の切替え等はシームレスに行われるような仕組みとなっているので、スムーズな通信が可能となる。
以前は、このメッシュWi-Fiは専用のルーターなどを利用しないとできない話だったのだが、ここにきてWi-Fi Allianceがメッシュテクノロジー規格の標準を制定したわけである。
前述したBuffaloの新モデルは、この「Wi-Fi EasyMesh」という規格に準じているため、対応機器と連携させる事でメッシュWi-Fiが可能になる、というモデルなのである。
手軽にメッシュWi-Fi環境を構築できるので、よりハードルが低くなったかな、と考えられるのだが、朗報はこれに留まらない。

既存機器でも対応できる

Buffaloの最新世代であるWi-Fi6対応ルーターは、何と、このWi-Fi EasyMeshに、ファームウェアアップデートで対応可能になるという。
具体的な対応機器は、以下のサイトで確認して欲しいが、アップデートで対応できるというのはとても有りがたい話である。

Buffalo Wi-Fi EasyMesh
https://www.buffalo.jp/topics/utilize/detail/easymesh.html

対応リストの中には、既に販売中止となった過去のモデルも存在する。私が使用している「WXR-5950AX12」も、Wi-Fi6には対応しているので、当然対象製品となる。
以前の機種を持っている人からすれば、とても有りがたい話ではなかろうか。
また、ルーターの組合せも対応機器同士の組合せなら機種を選ばないようなので、自宅の状況に合わせて、コストをおさえつつメッシュWi-Fi環境を構築できるのも良い感じである。
今まで、メッシュWi-Fi化させるためにはメッシュWi-Fi対応の本体と子機を購入する必要があったが、手軽に手持ちの機器で実現できるとなれば、その便利さは今までの比ではないだろう。

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Wi-Fi 6E

世界規模で6GHz帯を免許不要で利用できるようにするという事か。

免許不要のWi-Fi周波数

Wi-Fi Allianceは、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に6GHz帯の利用を追加する新たな「Wi-Fi 6E」の認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6」を開始した。
さらに便利になるハズ…Wi-Fi 6Eは、Wi-Fiで使われている2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、新たに6GHz帯(5935~7125MHz)を利用可能にする新規格として2020年1月に発表していた。
今回の6GHz帯の追加によって、80MHz幅接続時には14本、160MHz幅接続時には7本のチャンネルが利用可能になる。
Wi-Fiや無線LANに詳しくない人からすると、何をゴチャゴチャ言ってんの? と思うかも知れないが、簡単に言えばWi-Fiで6GHz帯が利用出来るようになり、マルチチャンネル接続の本数が増えるのでさらに速いアクセスが可能になるよ、という意味である。
だが、無線の利用は各国で法規制が異なり、また使われているバンド(周波数)も異なっている事から、世界共通で統一するという事が難しい。
そこで予め6GHz帯の一部のバンド幅に関しては各国で予め免許不要にしてしまい、世界のどこにいってもWi-Fiが利用可能にする、という方法を採ったという事である。
2020年4月には米国が6GHz帯の電波を免許不要で使えるよう承認され、その後英国やEU各国、チリ、韓国、UAEが続いて承認していた。
現在、日本やブラジル、カナダ、メキシコ、ペルー、台湾、サウジアラビア、ミャンマー、ヨルダンなどの国々でも6GHz帯を免許不要にする手続きが進んでいるようで、これらが免許不要になれば、世界の主要国の多くが6GHz帯を免許不要で利用可能になり、より便利に通信できる世界が訪れる事になる。

対応デバイスも続々と

Wi-Fi 6Eは2021年に急速に浸透し、3億8,000万台を超える対応デバイスが市場に参入、全Wi-Fi 6対応端末の約20%を締めるとIDCリサーチディレクターのPhil Solis氏は予想しているようだが、これはコロナの影響を考慮した結果でそう予測しているのか、それともそうした考慮なしに漠然と予想しているのかはわからない。
ただ、最近は有線接続より圧倒的に無線接続が多くなったLAN環境を考えると、チャンネルが増える事によって安定して接続できるようになるという事の意味合いは大きいと思う。
おそらく、このWi-Fi 6Eは今後家電などにも搭載されていき、自宅内のあらゆる機器の無線LANの標準になっていくように思える。免許不要という事は、屋内、屋外を問わず利用出来るという事なので、そのハードルがぐっと下がるからだ。
問題は…その接続距離だが、一般的な家庭であれば、単一ルーターで家一軒程度はカバーできると思われるので、そうした製品の登場を待つのが良いのではないかと思う。

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Thunderbolt3で10GbE

10GbEというLAN接続がどこまで有効なのかは人それぞれである。

万人向けとは思えないが…

Centuryから、Thunderbolt3接続に対応した10Gbit Ethernet LANアダプタ「Thunderbolt3 to 10GbE LAN adapter(CATB3LAN10G)」が発売された。価格は19,800円で、同種製品としては比較的安価な製品である。
最近、有線・無線問わず、通信速度は1Gbpsを超える事が普通になってきた感じがあるが、特に有線LAN環境では1Gbit Ethernet以上の速度に移り変わってきている感じがある。
無線LAN環境は、使用するデバイスと無線LANルーターの双方が対応していないと、その規格の速度がでない事から、どうしても高速通信したいときには有線LANアダプタで接続し、1Gbps以上の速度を確保する、なんて事もあるかもしれない。
実際、無線の方がずっと楽ではあるのだが、無線はノイズを拾いやすい状況だったりすると通信速度も安定しないので、ここぞという時は有線と考える人も多いだろう。少なくとも私はそう思う事が多い。
そういう時、本製品のようなものを使用する事になる。本製品は、接続端子がThunderbolt3という事で、使用出来る環境は限定されるかもしれないが、MacBook ProやAirなどはThunderbolt3しか搭載していないので、そういう環境で活躍することが予想される。
無線よりは有線で…という、通信品質一択の状況で活躍してくれる事だろう。

オートネゴシエーション

本製品は放熱性が高いアルミ製ボディを採用しており、同種製品の中では比較的小型なものではないかと思う。
また、オートネゴシエーション機能が搭載されており、通信速度によって10GbE、5GbE、2.5GbE、1GbE、100MbE接続に自動で切り替わり、対応する。
もう少しLEDランプの色に幅が欲しかったその際、LANポート部のLEDの色が変わるのだが、10GbE時はグリーン、それ以外の接続の時にはオレンジにLEDが点灯するのだが、これ、3色ぐらいにしてせめて5GbE、2.5GbEの時に黄色、1GbEと100MbEの時にオレンジといった、低速度接続の時には別の色にしてくれればよかったのに…と思ったりする。もし1GbE時は低速でない、というのなら、最低速度の100MbEの時だけオレンジとか、そういうのでも良い。
最高速度の時だけグリーンと言われても、外の回線速度を考慮して5GbEや2.5GbEが最高速度というハブもあるのだから、そこら辺は他機器との兼ね合いでもっとわかりやすく考えてくれればよかったのに、と思ってしまう。

Century 製品情報
https://www.century.co.jp/products/catb3lan10g.html

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