クトゥルフの呼び声フラックス、購入

先日紹介した『クトゥルフの呼び声フラックス』だが、紹介しただけではつまらないと思い、実際に購入してみた。
遊び方が今までのカードゲームと異なるというのは、説明が簡単だが、遊び以外の部分での従来との違いなど、モノに焦点を当てて検証してみる事にした。

カードサイズに注意

私は、こういうカードゲームやトレーディングカードというものを扱う時、生の紙カードをそのまま使うという事をヨシとしていない。
というのは、手垢が付いて汚れるとかそういう事でなく、使う事でヨレる事を恐れているのだ。
紙媒体というのは、どうしてもそうした耐久面に弱さがあるため、通常、私はこうしたカードを扱う時、スリーブと呼ばれるカードカバーを使う事が多い。
ところが、日本でよく出回っているカードスリーブというのは日本でよく使われるカードのサイズ(M.T.G.やデュエルマスターズ等)に合わせて作られている。
当初、クトゥルフの呼び声フラックスもそうしたサイズと同じだろうと思っていたのだが、ネットで出回っているカードの画像をよく見てみると、縦横比がどうもMTGと異なるような感じがして、画像ではあるが縦横比を比較してみた。
すると、どうも横比率自体はそんなに違いがないのだが、手に持っている感じからカードサイズそのものがフラックスの方が小さいという事が解った。
解ったが、それでも実寸がわからないため、これは実際に計ってみないとわからないと判断。まずクトゥルフの呼び声フラックスを購入、実際にカードサイズを測る事にした。

実測してみると、カードサイズは87mm×56mmと、MTGなどの90mm×64.5mmよりかなり小さい事が解った。
そこで、このサイズのカードスリーブというものが存在しているのかを調べて見たところ、どうもアメリカで通常カードゲームと呼ばれるサイズがこの87mm×56mmというサイズのようで、MTGなどの方が特殊サイズだという事が判明した。日本基準で考えてはダメなのね…。
で、早速アメリカ基準のカードスリーブを探して購入した。

ピッタリ収まったはいいが…

カードスリーブを購入後、早速フラックスのカードを一枚一枚入れてみた。
綺麗に収まった!
これが基本カード。
ゲームはまずこのカードを場に出すところから始まる…というのは良いとして、専用サイズだけあってピッタリ収まった。
これが主役(?)のクトゥルフ様
主役(?)のクトゥルフもこの通りである。
画像をよく見ると…なんで文字が歪んでる?
となりのヨグ=ソトースは普通なのに…これ、まさかクトゥルフの呪いか?(爆)

ま、そういう事は置いておいて…こういうカードが全部で100枚ある。この100枚のみでゲームが成立するが、同梱の説明書を読んだが、これまたカードの組み合わせで起きるルールの調整がかなり難しいという事が解った。
でも、一度でもMTGなどをプレイした事がある人であれば、ルールが交錯するような遊びには慣れているだろうから、比較的すんなりとプレイできると思われる。

問題はプレイ的な事ではないのだ

だが、私が今回問題視しているのは、プレイの事ではない。
プレイの問題は遊びながら解決していったり、公式サイトのQ&Aなどで調べるしかないのだが、今回問題視しているのはもっと即物的な事。
問題はこの厚みである
これ、100枚を重ねた結果である。
スリーブに入れなければこれの1/3程度で済むのだが、スリーブに入れている関係で重ねた時の厚みが3倍くらいに膨れあがってしまった。
ま、MTGでも経験済みだったから、最初からこうなる事は予測していたのだが、これだけ厚みがあると持ち運びに困るわけで…。
MTG等のカードデッキケースだと、カードサイズが小さい事もあって結構ダブつくため、現在このカードの持ち運びに関して検討中だったりする。
持ち運ぶ事が容易になれば、2人そろえば簡単にサッと遊べるようになるのだが…。
ま、ケースに関してはゆっくり考えていく事にしようと思っている。何しろ…プレイするにしても気軽にプレイできる相手が日常生活でいないもので…(>_<)
リアルの近隣の人にクトゥルフをよく知っている人っていないのは問題だな…。

今回のお買い物

クトゥルフの呼び声フラックスは定価2,100円だが、今回楽天のJoshin Webで1,680円で購入した。
カードスリーブだが、イエローサブマリンで購入しようとしたら、楽天のイエローサブリマリン店ではこのサイズのものが売り切れていたため、同じ楽天のミントプラスで購入。50枚350円を2セット購入。
どちらも送料が必要だったため、それに2社合計の送料で1,050円プラスし、合計3,430円のお買い上げである。
…これ、イエローサブマリンとか通勤途中にあったりすると、こんなにかからないんだろうな…と思うと、自分の住んでいる地域にガッカリだったりする。
Amazon.co.jpで購入すれば…と思ったのだが、今回は諸事情でAmazon.co.jpは除外したのも問題だったのかもしれない。
ま、一番の問題はこの出費をしながらなかなかプレイできない事なのかもしれない。
…まるまる無駄、なんて事もありうるわけで orz

とりあえず、カードゲームに理解ある人が集まった時に持って行けるようにケースを探しておくことにしよう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version