隣の国では…

 日本のオンラインゲームの歴史の中で、絶対に外せないタイトル。
 その中の一つにラグナロクオンラインがあると私は思っている。
 そしてその面白さも現在主流のゲームに負けていないとすら思っている。
 しかしながら、その管理体制の甘さを指摘されたタイトルでもあり、おそらく今はかなり下火になっているタイトルでもある。
 日本では月額1,500円で未だ運営を続けているが、隣の国、韓国Gravity社は、このラグナロクオンラインの基本無料サーバを解放したそうである。
 いわゆる、アイテム課金制というヤツだ。

 解放されたのはバフォメットサーバ。
 基本無料ではあるが、経験値とドロップ率は50%、倉庫容量が300個までの制限があり、カプラ移動や倉庫利用等のカプラサービスの価格が引き上げられ、また消費アイテムの価格も上昇している。
 月額サーバとの差別化はこれに留まらず、将来的にはドロップアイテムや一部アイテムの削除と追加が行なわれる事が予定されているらしい。
 これも一つの方向性なんだと思うが、もちろん問題ももちろんある。
 それがトラフィック。
 無料と聞くと人が群がるのに国境はないらしく、韓国でもかなりの混雑となっているそうである。
 日本でも同じ現象が起きる事はほぼ間違いないと言えるだけに、近い将来やってくるようなスタイルなんじゃないかと思いつつも、基本無料化はないような気がしないでもない。
 ま、もっと面白くて飛びついてしまうようなタイトルが他にあればトラフィック問題もないんだろうが…

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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