いろいろな手違いがあり、ようやくAmazon.co.jpから届いた。
パッケージは相変わらず第一章とロクに変わらない(統一してるからだが)もので、劇場公開時のパンフレットの縮刷版が入っていたりと限定生産品らしい作り。
そして中の映像の美しさは、流石劇場版といったところ。
金かかってるなぁの一言である。
ストーリーはというと第一章より前の時代の話。
黒桐幹也が両儀式と出会った時の話で、両儀式の殺人衝動によって振り回される話だった。
小説読んでる人だとこのあたりはよく分かってるんだろうが、私は小説版を読んでない人であるため、意外な感じがしないでもなかった。
両儀家の血筋という部分が明確に語られていなかったため、どうも式が言うところの殺人衝動の意味が伝わりにくくなっているような気がした。
異能者の血がどういう副作用をもたらすのかという部分は、ちゃんと説明しないとわからないのではないかと…。
…ひょっとして私は見当違いな視点で観てるのか?w
月姫の七夜の血筋と同じ…と私は観ていたんだが、ひょっとして違うんだろうか?
作中で、跡継ぎの話があったが、兄には受け継がれずに式に受け継がれたらしい事が言われていた。
おそらくそれが異能者の血の事なんじゃないかと。
ただ、そういう中身的な話でいうと、今回の第二章はかなり分かりづらい。
映像は確かに綺麗なのだが、中身を理解するためにはたぶん他の知識が必要であり、おそらくそれは何度繰り返して観ても変わらないと思う。
これでは、一部の人々(小説版を読んだ人)にのみ許される作品という事になってしまう。
このあたり、残念でならない。
前回の時にも書いたが、おそらくこれは第七部まで全て一貫して評価しなければならないのかもしれない。
たぶん、一つ一つのパーツでは中身は分からないだろう。
そういう意味では、今回の評価は適切でないと言える。
というわけで、また来月に第三章である。
まずはその第三章を待つことにしよう。
元々7章構成の小説をそのまま分割して映像化しているので、一つの作品としてはやはり全章合わせて評価する必要ありそうですね。
でも、小説読んだ人向けと言うのは違いないと思います。
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雰囲気はいいんだけどね。
ただ、内容が奈須きのこ節が炸裂してるので、理解するのに時間がかかるのは仕方のないところ。
まだ第三章までしか公開されていないので、あと2年くらいかけないとホントの評価はできないって事ですな。
…気の長い話だw
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