昨日、価格改定が近々正式にありそうだという話をしたら、もうそれを裏付ける製品が投入された。
半導体の世界は情報の流れが早い。
秒進分歩の時代はもう終わったかな?なんて思っていたが、どうやらまだまだ終わってはいないようである。
今回投入されたのは、Intelの最上位モデル4種。
Core 2 Duo E8600(3.33GHz/FSB 1,333MHz/2ndキャッシュ6MB)、E7300(2.66GHz/1,066MHz/2ndキャッシュ3MB)、Core 2 Quad Q9650(3GHz/1,333MHz/2ndキャッシュ12MB)、Q9400(2.66GHz/1,333MHz/2ndキャッシュ6MB)の4種になるワケだが、E7300とQ9400は下位版のクロックアップ版になる。
パワーユーザーにとって注目なのは、Q9650の存在だ。
もともと9650番はCore2 Extreme Q9650に使われている型番だが、それがCore 2 Quadの製品として投入される事になる。
当然、価格も以前のExtremeから比べて半額くらいになっている。
まぁ、半額になったからといってもまだ6万円強の価格帯であるため、おいそれと買えるものではないのだが、3GHzというハイエンドの証のようなクロック周波数がようやく手が届きそうな位置に降りてきた事は素直に評価したい。
低コストで押さえたいという人は、これら新製品よりも既存製品を狙うという手もある。
事実、昨日のように価格改定を見越して値下げしてきているケースもあるため、既存製品が安く買える状況がくるかもしれない。
おそらく、Intelのこの動きからAMDも価格改定に出てくる可能性もある。
Phenom X4は今でも低価格路線だが、さらに下がる可能性がある。
…叩き売りだな、こりゃ(爆)
この夏はCPU換装でパワーアップ…なんてのも夢の話ではない。
安くなる今は狙い時ではなかろうか。
2008/08/10 • no comments