Monthly Archive: 1月 2011

GeForce GTX 560 TiにOC版登場?

 まだその発表すらないというGeForce GTX 560 Tiではあるが、どうもGigabyteからオーバークロック版を予定しているらしい。
HEXUS
Gigabyte readying two factory-overclocked NVIDIA GTX 560s?

 リファレンスのGTX 560 Tiのコア周波数は823MHzと言われている。上記サイトではOC版は2種類あるとの事で“GV-N560OC-1GI”という型番のものはコアが900MHz、Shaderが1800MHz、メモリが1000MHz(4000MHz)であり、もう片方の“GV-N560SO-1DI”という型番のものはコアが1000MHz、Shaderが2000MHz、メモリが1145MHz(4580MHz)となると明らかにしている。
 “GV-N560SO-1DI”に関して言えば、とうとうコア周波数は1GHzへと到達した事になる。
 リファレンスから比べて177MHz上昇、つまり21%上昇というのだからベンチマークスコアもほぼそれと同じだけの効果が得られる可能性が高く、メモリ2GB版のRadeon HD 6950と比較してもスコアは上回りそうである。
 今一番気になる事といえば、リファレンスのGTX 560 Tiの価格がいくらになるか? という事だが、一説によると300ドルぐらいになるらしい。
 300ドルを日本円に換算すると、1ドル=83円として計算して約24,900円となる。この価格が高いか安いかはまた別の問題だが、実はこの価格決定に関してどうしても気になるライバルがいる。

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アナログとデジタルの真ん中にあるメモ

 2月7日にキングジムから“ショットノート”と呼ばれるメモ帳が販売される。
 このショットノート、単体で使うとただのメモ帳でしかないのだが、iPhoneとiPhone専用アプリを併用すると、手書きメモをデジタル記録できるアイテムになる。

 この画像の左側がそのメモ帳で、右側がiPhone専用アプリで読み込んだもの。
 専用アプリによって取り込んだメモ帳データは、いろいろ整理したりする事が可能だ。
 最大の特徴は、メモ帳の四隅に描かれたマークによって、取り込み時の台形補正やサイズ補正、そして色補正を可能にしている所。メモ帳を机の上に置いて写真撮影しても、通常は紙が台形に撮影されてしまうが、専用アプリがこのマーカーを認識して自動で補正、正確に取り込んでくれるワケである。
 また、ノート上部の日付と番号が書ける部分は専用アプリによってOCR(自動文字認識)処理され、テキスト検索する事も可能というから、結構万能なメモになる事、間違いなしである。
 販売されるショットノートは3種のサイズが用意され、S(115×77ミリ、336円)、M(154×102ミリ、451円)、L(214×146ミリ、630円)で販売される。表紙カラーは各サイズそれぞれ白と黒の2色が用意され、Sサイズの専用カバー(1,260円)も同時に発売される。専用カバーは緑と黒の2色で、Sサイズ1冊のショットノートが付属する。

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ニンテンドー3DS、初回販売は40万台?

 ネット上でちらりとみた情報によると、どうもニンテンドー3DSの初回販売台数は40万台程度らしい。
 先日、ニンテンドー3DSは3月末までに日本では150万台を販売と記事に書いたが、150万台のウチ40万台が初回販売台数だとすると、110万台をその後1ヶ月程度で販売する事になる。

 入手性の難しさはおそらくニンテンドーDS Lite並ではないかと思うのだが、初回40万台は相当に狙っていかないと買えないのではないかと思う。
 あるショップの店員の話(もちろんネットからの情報)によると、普通の小売店だと各色3台を希望してもせいぜい各色1台くるのが関の山で、場合によってはそれでも多いかもしれない、という話であった。
 大型量販店ではもちろんもっと多いとは思うが、それでも需要を満たせるだけの数ではないハズ。
 欲しい人は早めに手を打った方がいいだろう。
 ちなみにヨドバシカメラやビックカメラなどの大型量販店では1月20日に予約受付開始と告知されている。
 おそらくこの予約ですら初日、しかも数時間、いや場合によっては数分で予約受付終了となる可能性が高い。
 またAmazon.co.jpでも、予約受付開始となれば速攻で終了してしまうだろう。
 転売屋を幸せにする事が任天堂の本意ではないだろうから、転売屋が幅をきかせる前に、任天堂にはぜひ量産体制をさらに整えていただいたいものである。
 そうでないと本当に楽しみにしている人を幸せにする事はできないのだから。

ナナメ上を行く3Dメガネ不要の新技術

 日本のテレビメーカーはこぞって裸眼立体視テレビの開発に動く…のかどうかは分からないが、とにかく2010年を3D元年として、まずは3Dメガネを使ってでも立体視にできるテレビを発売した。
 たしかに飛び出して見えるし、立体視と言えば立体的に見える。
 しかし、この3Dメガネが必要という事に抵抗を感じる人も未だ多い。
 この3Dメガネ、横になって観ることができないとか、一人一つ必要だとか、もともと眼鏡使ってる人はちょっと不便だとか、いろいろ問題がある。
 そこにきてニンテンドー3DSや東芝のグラスレス3Dレグザ「GLシリーズ」などの登場によって、冒頭にも書いた“裸眼立体視”というものがピックアップされた。
 ニンテンドー3DSの仕組みとグラスレス3Dレグザの基本的な仕組みは左右の目の視差を利用するという事で似通っているが、実現するための構造は違う。どちらも仕様上の問題があるし、限られた部分で立体的に見えるという事に変わりはない。
 ただ、ニンテンドー3DSが優れているのは、携帯機という事もあって利用する人の視点に個人差が少ないという事。立体視は本体パネルから目までの距離が重要になるだけに、この使用上のメリットは大きい。
 だが、3Dメガネを利用する方法は、シャッターによって左右の目で見る絵を交互に映しだす方式であるため、これら裸眼立体視の仕組みとは根本が違う。
 距離に左右されないというポイントは大きいため、複数人で見る事になるテレビではメリットも多い。
 問題は3Dメガネというハードウェアが必要という側面が大きいわけで、これが何とかできればメリットも多いワケである。
 で、スゴイ事を考えた人がいる。まずはコレを観て欲しい。


 …いくらなんでも究極的すぎる(爆)

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GeForce GTX 560が見えてきた…か?

 昨年末からいろいろな情報が出ていたビデオカードだが、年末ごろに話題が出たのがGeForce GTX 560である。
 ミドルレンジ帯の久々の大ヒット商品と言われたGeForce GTX 460の後継に当たるGTX 560は、ライバル製品がどのクラスになるかが一つの話題だった。
 ライバルのAMDからは、Radeon HD 6970をはじめ、HD 6950、HD 6870、HD 6850とたしかに性能差はあるものの結構その差には隙がなく、逆にGeForce勢はGTX 570から下のレンジは結構な性能差が見られた。
 GTX 560は少なくともGTX 570からGTX 460の間に入るのは間違いないものの、GTX 470よりも高性能になるのか、それとも同クラスなのかが一つの焦点だった。
 今回リークされた情報には、その指針となるベンチマークの結果も含まれているが、その前に名称についての情報から整理したい。
 どうも今回のGTX 560を主としたミドルレンジ製品には、いくつかのバリエーションが存在するようだ。
 GTX 560も、より上位のGTX 560 Tiという製品があり、その下にGTX 560、そしてその下にGTX 550 Tiがあり、さらにその下にGTX 550があるようだ。
 つまり、少なくとも4つの製品が並ぶ形となり、Radeon HD 68xxシリーズと前後する形で同じ数だけのラインナップが揃う形になりそうだ。

 Tiという型式を見てなつかしいと思う人もいるかもしれないが、かつてNVIDIA製品に同じTiという名を持つビデオカードが存在していた。これはTitaniumの略で、より上位の製品に付けられる名称であった。
 この画像はGeForce 4 Ti4600のもので、当時このビデオカードは高嶺の花だった。
 …それでも今のビデオカードより冷却ファンがかなり小さいというのが時代の違いを思わせる。

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絶好のチャンスを失った…が?

 KSR110のキタコフェンダーレスキットをAmazon.co.jpで注文し、そしてそれが結局買えなかったわけだが、その後、都合良くYahoo!オークションに中古品が出回ったため、それに入札していた。
 ほぼ入札可能な案件だろう、と高をくくっていた事もあり、提示額のみで入札したのだが、念を入れて落札締切の状況を見守る方法を採った。これなら高値更新されても、即座に対応できるからだ。
 ところが…。
 いつもなら、落札締切の時間帯は数分間という時間程度なら余裕で手が空く筈だったのだが、落札締切30分ほど前に、仕事上どうしても抜けられない業務確認が発生し、結局落札締切時間を見守る状態に入れなかった。
 結果は…別の人が横からサッと入ってきてそのまま落札。
 もうショックの大きさたるや、ハンパじゃない。
 私は絶好のチャンスを失ってしまったのである。
 落札時間がもっと遅かったりして、自宅にいるタイミングならこんな事にはならなかったのだが、出品者の設定がこの時間だったのだから仕方がない。
 運が悪いにも程がある orz
 というか、仕事中の一瞬を狙うという事そのものにも問題はあるとはわかっているのだが、まさかこんな形で収束してしまうとは…。
 さて、問題はこれからである。
 正直、もうこのキタコのフェンダーレスキット以外眼中にないというのが私の信条だ。
 この製品は実に絶妙なアイテムだと思っているし、新品なら定価の1.5倍でも買ってもいい、くらいに考えている。
 だが、モノがない。
 だからどこからかモノを探してくるしかないワケだが、メーカーですでに廃版となっている以上、果たして探せるものなのかもわからない。
 類似品でもあればいいがそういった情報もないため、本当に手も足も出ない状態となってしまった。
 最後の道は自作もしくはワンオフで製作依頼という事になるわけだが…本当に他にもう道はないのだろうか?
 いろいろ調べ回って、次なる最良の道を模索するとしようか…。
 と、諦めかけていたのだが…。

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Amazon.co.jpの罠にハマったか?

 ノジマのアップマフラーを取り付けた後、SP武川のフェンダーレスキットだとサイレンサーとナンバーが接触する事が判明し、結局はKSR110のフェンダーレスキット難民と化した私。
 その後、いろんな所でキタコ製フェンダーレスキットを探すが、元々数が出るモノでもないため、在庫という形で保持しているお店も少なく、メーカーも廃版製品としてしまっていたため、入手がほぼ不可という形となってしまった。

 なので半ば諦めかけていたのだが、先日、Amazon.co.jpでそのフェンダーレスキットのページに「在庫残り1点あり」という文字が表示され、慌てて「これはチャンス!」とポチッとな…としたのがつい先日の話。
 正直、Amazon.co.jpの「在庫残り1点あり」はアテにならない事は知っていた。
 なのでポチっとな、とする前に本当にその「在庫残り1点あり」が本当なのか、ブラウザを何度も更新して間違いがないかを確認した。
 Amazon.co.jpでは、時々限定品などもう売り切れた筈のものが注文できるようなページが表示されたりするケースがあるため、こうしたページの更新を何度か繰り返すという作業はほぼ必須だと私は思っていた。
 なので今回もイヤになるほど更新して確認したのだが、それでも「在庫1点あり」の文字が消えず、これなら問題ないかな? ぐらいの気持ちでポチっとな、と購入決定した。
 ところが…である。
 その後、ショップから“メーカー問い合わせ中”という連絡が来た。

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ニンテンドーDSiが生産終了

 噂によると、どうもニンテンドーDSiは生産終了したらしい。
 要するにニンテンドー3DSが順調に量産体制に入っているという事でもあるわけだが、DSファミリーの中でも孤高の革命児だったDSiだが、残るは店頭在庫のみという事になる。
 DSiがそれまでのDSと決定的に違っていたのは、ファームウェアを搭載していたという事と本体内に不揮発性メモリを搭載していたという事だ。
 このファームウェア上でWi-Fiなどの設定も保存する事が出来、本体内の不揮発性メモリによってDSウェアをダウンロードできた。このDSウェアがどれほどの販売数なのかは未だ分からないが、iPhoneやiPadのアプリと同じような価格で遊べるゲームが主体だった。
 これは同時に任天堂がネットでソフトを販売するという事の試験的な意味を持っていたのだろうと思う。
 Wiiにもバーチャルコンソールというのがあるが、携帯機でのソフト配信販売というのは固定機以上に敷居が高い。その為、実勢を調べる意味でその一端をDSiが担ったのではないかと思う。
 また、これらの機能を持っていた事でDSiにはブラウザが搭載されていた。今にして思えば、タッチパネルで操作できるプラウザとして完成度は高かったように思う。

 このDSiの後にDSi LLが発売したが、中身はほとんど同じ。サイズが大きくなり液晶が大きく見やすくなったぐらいの違いしかない。
 この大きさの違いでDSi LLは賛否両論あるようで、携帯する事を大前提にしている人からは不評だったよようで、DSiの需要はそういう所に集まった感じがある。ま、ラブプラスなんかをプレイする人はDSi LLを絶賛しているようだが…個人的にはDSiは名機だったように思う。

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blogを書き続けるという事

何気なく、blogという存在を続けている自分に「いつまで続ける?」と自問自答した。
別に続けるのがイヤになったワケではない。
ただ、このblogを書き続ける意味を見失いかけただけの事である。
そもそも私がblog…というか、そもそもblogという言葉が生まれる前から書き続けているワケだが、日記を書き始めたのは、文章を書けるようになりたかったからである。
文章というのは面白いもので、学生時代は「書けない方が変」ぐらいに思っていた。ところが社会人になりあまり文章を書かなくなると、気がつけば文章を書くことができなくなっていた。
これはイカンと思い、何かしなければ…と、当初はプロバイダを契約したときに付いてくるWebサーバサービスを使って、HTML記述で日記のようなものを始めた。
時代がblogへと切り替わってからはさすがにHTML記述のサイトからblogエンジン上へとステージを変えたが、ほぼ毎日何かしらの文章を書き続けている。ほぼ毎日…というのは、毎日分書いているという意味。
考えて見れば結構続いているものである。

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天然素材のこだわりの逸品

 天然素材を使ったPC系アイテムというのは昔から存在している。
 特に多いのはキーボードやマウスで、人の手が直接触れるデバイスが代表的。
 過去には木製のキーボードや、表面処理に漆塗りを使った高級品なんてのもあった。
 竹製のキーボードも存在していたが、そのほとんどはキーボードの本体が天然素材で、キートップはそれらしく見せかけていたりするだけで、キートップまで天然素材というのはそうそうなかった。
 だが、今週のアキバにフル竹製のキーボードが登場した。しかもマウスまで付いているのだ。

 キートップまで竹で出来ていて、しかも刻印は彫り込みのよう。焼印かもしれないが、そうそう消える事はないだろう。
 実にこだわりの逸品だが、これ、価格が1万円しないのである。
 イオシスアキバ路地裏店で販売されているのだが、その価格は9,800円。同じくフル竹製のマウス込みの値段である。
 実にイイ。欲しい…と思ったのだが、このキーボード、私的に2つ問題がある。
 一つは英語(ASCII)配列だという事。
 そしてもう一つはメンブレンタイプだという事だ。
 これがもしJIS配列でCherry製スイッチ採用のメカニカルキーボードだったら…速攻で買いに行ったかもしれない。
 逆に言えば、ASCII配列でメンブレンでも気にならない人であれば、全く問題なく天然素材を感じる事が可能だ。ASCII配列キーボード使用のスタパ齋藤氏なら「メンブレンでもイイニャ、ニャ、ニャ!」とか言うのであれば多分買うのではないかと思う(いや、わからんけど)。
 うーん、JIS配列のメカニカルキーボード仕様、出ないかなぁ。

ニンテンドー3DS、買いますか?

 気がつけば、あと1ヶ月半ほどでニンテンドー3DSの発売日になる。
 その割にはあまり盛り上がりがないなぁ…と思っていたら、つい先日ローンチタイトルの発表があった。
 発売タイトルは『nintendogs+cats』、『リッジレーサー 3D』、『レイトン教授と奇跡の仮面』、『戦国無双 Chronicles』、『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』、『ウイニングイレブン 3DSoccer』、『Combat of Giants ダイナソー3D』、『とびだす!パズルボブル 3D』の全部で8本。
 意外とサードパーティ製ソフトが多いなというのが第一印象である。
 ただ、渡しの場合はもっと気になるソフトが3月発売になる。
 それが『DEAD OR ALIVE Dimensions』である。
 あのDEAD OR ALIVEシリーズの最新作になるのだが、これぐらいの3D性能は当然の如くもっているというのが今度のニンテンドー3DSのようだ。
 プロモーションビデオも公開となったのでそれも紹介。

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フェムトセルがやってくる…かもしれない

 今日、会社にソフトバンクモバイルのフェムトセル基地局設備の話がきた。
 フェムトセル端末を会社内に設置すれば、ソフトバンクモバイル端末の電波をブロードバンド回線経由で使用できるようになる、という設備である。
 このフェムトセル基地局は、圏外が多いソフトバンクモバイルの決定的打開策の一つだが、いろいろ問題もあると言われている。
 勘のいい人ならすぐに気がつくと思うが、利用されるブロードバンド回線がYahoo! BBに限定されていない為、ソフトバンク系列とは全く異なるプロバイダであっても通信データがやりとりされ、ある意味“タダ乗り”状態になってしまう。
 昨今、P2Pによる帯域圧迫が言われている中、またしてもプロバイダが意図しないデータが回線を圧迫してしまうという事である。
 この問題もプロバイダ側からすれば大きな問題で、現在ソフトバンクモバイル側と協議中となっているプロバイダも多い。ただ、やっちまったもん勝ちの感じは否めない。

 これが貸し出される端末。
 普通の無線LANアクセスポイントみたいな感じである。

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