パッチ2.2になったFF14

Final Fantasy XIVが新生となり、サービスを開始してから7ヶ月が過ぎた。
大型アップデートのパッチ2.1が実装され、次のパッチ2.2が実装されたのだが…

改善か? それとも改悪か?

MMORPGは基本的にアップデートでゲームが新しくなりながら進化していく。
それは時に運営側が予想もしなかったプレイスタイルをユーザーが発見し、それを抑制するためにアップデートされたり、またしその逆に新しい遊び方をよりブラッシュアップしたり、また運営側の意図によって新しい機能が追加されたり、逆に機能が削除されたり…。
そうやって次々と新しくなっていくのがMMORPGの醍醐味なワケだが、基本的にそのほとんどが改善という名目で実装されるワケだが、時にこの変化が改悪という場合もあったりする。

今回のパッチ2.2で改善された機能の中で、私が「これは改悪」と思ったものがある。
それがマクロ機能のアイコンである。
今まではマクロ機能を使ってマクロを登録すると、そのマクロに“ほぼ全てのスキル”のアイコンをそのまま使用する事ができた。
それが今回のパッチで“特定の専用マクロアイコン”しか選べなくなり、スキルとしてそのスキルのアイコンを表示させるにはマクロ内にテキストコマンド「/macroicon(/micon)」を使用して表示させてやらなければならなくなった。
コレ、ほとんどの人はマクロにテキストコマンド「/macroicon(/micon)」を使用しているだろうからそうしたのかもしれないが、マクロ管理画面で各々のマクロを管理する上で、見た目でパッと解らなくなるという弱点があり、私としてはかなりやりづらくなってしまった。
マクロ専用のマクロアイコンが増えたのは有り難いのだが、それしか選べないというのは問題。
スキルマクロにはやはり関連するスキルのアイコンを割り当てたい…と、普通の人はそう思うと思うのだが。

インスタンスダンジョンが…

パッチ2.2が実装されたから…なのかどうかは解らないが、インスタンスダンジョン(以下ID)の中に入ると、ラグがものすごいのである。
時にはキャラクターがワープしまくり、またレバー操作したりする為のアクションがなかなかできなかったり、とプレイそのものに支障が出るレベルで遅延するのである。
一番厄介なのは、発動すべきスキルが途中でかき消されてしまうこと。回復役にとってこれは致命的で、回復技を使用するタイミングを見た目に会わせて発動させる事ができない。だから過剰回復になりがちになるのだが、もちろんそれだけが問題ではない。実際にスキルを本当に発動していない時があるのだから。
しかも、HPの見た目も遅延しているため、回復すべき時は時既に遅し…なんて事もある。
いろいろな新機能を盛り込んだはいいが、その影響で無くしてはならないものをの無くしてしまった…そんな感じである。

最初、この遅延が出た時は「ウチのルーター、再起動しないとダメだな」とか「私のPC自体を再起動しないとダメかも…と思ったのだが、一緒にIDに参加している他メンバーも遅延が酷いという話しをしていたため、どうもこれはシステム全体の問題だという事に気づいた。
実際、FF14のフォーラムにも「遅延について」なんていうスレッドが上げられている。
吉田Pは自分でFF14をプレイしている為、この問題にはすぐに気づきそうなもの。
運営側は早いとここの問題を解決してほしいところである。
というか、改善しない事の方が不自然だと思う。

問題があっても遊んでしまう

FF14、巷では賛否両論の様だが、私は今遊べるMMORPGの中ではおもしろい部類に入ると思う。
ネット廃人のプレイヤーからすると、効率だけを追い求めてその面白さが半減以下になっている人もいるようだが、最近になっていろんな遊び方が出来る様になってきた。
今回のパッチ2.2ではリテイナーまでクラスを設定して冒険に出られるようになったし、蛮族クエストも拡充してきた。
総合的に見ると、今までは縦に続いていただけのシナリオが、ここに来て横に広がりを見せ始めている。そういう意味で未体験の人はぜひとも体験してほしい一作でもある。
PS4版はPS3版に比べて格段に美しい映像が楽しめるため、PS4版を待つ人もいるだろう。ぜひ楽しみにしていてほしいものである。

さて…私は3キャラを育てなきゃならないワケだが…IDの遅延問題が何とかならないと成長に大きく問題を残す事になるのだが…
早い所何とかしてくれないかなぁ。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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