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気になるX-T4

「https://olympus.blue/」なんてサイト持ってるのに…。

明暗を分けた2機種

冨士フィルムから「X-T4」の情報が公開されてから、妙に気になっている。
APS-C最高峰のカメラセンサーや画像処理エンジンは前機種のX-T3と同じにも拘わらず、その新たに搭載されたボディ内手ブレ補正機能やより高度化したAF機能で、より一層魅力的に見えるX-T4に対し、同じく前機種とセンサーは同じで画像処理エンジンは新しくなったE-M1 Mark IIIを比較すると、本来ならE-M1 Mark IIIの方がより進化した事を実感しなければならないにも拘わらず、何故かX-T4の方がより進化したような感じがしてしまう。
コレって、本来オカシな事ではないかと、ふと思ったわけである。
E-M1 Mark IIIだって、ボディ内手ブレ補正は7段と驚異的なまでに進化しているし、AFにしてもE-M1Xと同等レベルにまで進化しているのだから、本来ならセンサーが前機種と同等でももっと歓迎されても良い新機種ではないかと、ふと思い直したわけである。
だが、世間では実際にはX-T4はものすごく好評で、E-M1 Mark IIIはE-M1 Mark IIユーザーを中心にあまり受け入れて貰えていない。
コレって、ある意味オリンパスがかわいそうな状態じゃないか? と思ったわけである。
ただ、ユーザーの反応はある意味間違っていない。
X-T4の前機種は1年半前に発売されたものなので、センサーや画像処理エンジンが同じでもある意味仕方が無いところがある。
だが、E-M1 Mark IIIはE-M1 Mark IIが発売されてから3年が経過していて、それと同じセンサーが使われているという事は、そもそもセンサーはここ6年近く更新されていない事になる。それでは流石にユーザーも変更されていない事を問題視するのは当たり前である。
それにX-T4の手ブレ補正機能は、イキナリ搭載されて最大6.5段分の効果を発揮し、さらに動画性能を相当に引き上げてきた追加要素が大きい。
もともと冨士フィルム機はスチル撮影にはX-Pro系が存在する為、X-T系は静止画と動画のハイブリッド構成を求められていて、状況がオリンパス機と全く異なる。
この製品構成の差で、ユーザーの反応が全く変わってしまったと言える部分もある。
なので、正しい製品判断をするには、個々の性能を改めて検証するしかない。印象で受け止めてしまうと、購入すべき機器なのかどうなのかの判断をする上で大きな見落としをしてしまうかもしれない。

オリンパス派も気になる

まずE-M1 Mark IIIだが、正直、E-M1 Mark IIユーザーからしてみれば買替える必要性がないかもしれない。手ブレ補正の段数が変わった事実もあるし、手持ちハイレゾショットもできるし、AF性能も向上してはいるかもしれないが、劇的変化ではないとも言える。
ただ、進化した部分を見てみると、まさしく正統進化と言える機能向上はちゃんとしている。センサーが同じだからといっても、画像処理エンジンが新しくなっているので、その点は大きな違いになってくる。
また星空AFは、おそらく今までにない世界をユーザーに提供してくれる。シャッター速度をあれだけ遅くし、ピントを星に合せてくれる機能は今までにない体験ができるハズだ。
そう考えれば、決して新しくないわけではないし、進化もしているが、やはりセンサーが6年近く更新されていない事を考えると、そこに20万円を投入するならレンズを買った方がいい、となるかもしれない。
一方、X-T4はというと、まずセンサーや画像処理エンジンが変わっていないので、そこを求めるならX-T3からの買替えはしなくてもいいかもしれない。が、まず最大6.5段分の手ブレ補正がボディ単体でできるようになった事、画像処理エンジンのパラメーターを新しくした事で、X-T3とは全く異なる次元の撮影を可能にした点は大きい。
また、動画を撮影する上で言えば、より動画撮影しやすい操作性になった事も大きいし、何よりフルHDで3分の240fps撮影ができるようになったのは大きい。スローモーションという映像的にも見応えのある撮影が簡単にできるという事は買替えの動機としては大きいと思う。
全体的に、ボディ内手ブレ補正が付いただけでも買替えの条件を満たしてきているように思える。そういう意味でX-T3ユーザーは自分のやりたい事の幅を広げたいなら買替えた方が良いと言えるし、また静止画も動画も満たしたいという事で言うなら他機種からの転向もあり得る製品になっていると言える。
なので、オリンパス派の私も非常に気になる一品である。

転向かアップグレードか

私自身、初代E-M1を使っている身からすると、そろそろカメラ本体の更新をしたいところではあるのだが、現在、実際に買替えるかどうかは別として、更新するならE-M1 Mark IIIが良いのか、それともX-T4へと転向した方がよいのかと悩んでいる。
レンズマウントシステムが同じ構成で行くなら間違いなくE-M1 Mark IIIになるわけだが、そもそもマイクロフォーサーズ対応レンズは3本しか持っていないし、その他はオールドレンズのM42マウントのものである。
M42マウントに関しては、冨士フィルムのXマウントシリーズでも変換アダプタが存在するし、使用する上で問題となる事はない。
たたX-T4を選べば、当然Xマウントの新しいレンズを購入する事になるので、新しいシステムを取り込んでいく必要がある。今後の出費としては非常に大きい。
ただ、色再現性において非常に評価の高いフジノンレンズを使う事になるので、その楽しみもある。この辺りはコストとは反比例になる要素なので、メリットとデメリットが必ず存在する。
本体の大きさを比較すると、実は小型軽量で定評のあるオリンパス機のメリットがあまりない事に気付く。カメラ本体の横幅はE-M1 Mark IIIもX-T4もほぼ同じで134mm程度、高さはX-T4の方が2mm高く、幅はE-M1 Mark IIIが5mm厚い。おそらくグリップ部の出っ張りの差であろう。重量に関してはE-M1 Mark IIIが20gほど軽い程度である。
つまり、この2機種はセンサーサイズがX-T4が大きいにも拘わらず、本体の大きさはほぼ同じなワケである。
ただ、レンズを組み合わせるとX-T4の方が重くなる。センサーサイズが大きいレンズなので、どうしてもレンズ径が大きくなる分、重くなる。ただ、そこにきてフルサイズ機と比較すると気になるレベルの差ではなくなるのも事実なので、正直、実用上はあまり変わらないかも知れない。

とりあえず予算検討

カメラの更新となると、その必要予算は確実に20万円を超える。
何しろ、カメラ本体の価格がそれぐらいになるので、これにレンズやその他備品を加えると25万円~30万円近くになるケースも想定しないといけない。
…新しいPCが組めるじゃん(爆)
ただ、私が今使っているシステムが初代E-M1なので、そろそろ更新したいという事も事実である。何を優先して予算投入するかも含めて、その検討を今年は進める事になるだろう。
正直、収入源が限られている現状で、全てのものを更新するのは不可能。
優先順位を決めて、次に何を更新するかを明確にしていかないといけない。
こういう時、多趣味は非常に困るのである。
…ちょとは絞ったんだけどね(-_-;)

あ…そういえば来年にはiPhoneの買い換えも検討しないといけないかもしれない。
あれだってマトモに購入すれば10万円くらいは計上する事になり、最近の通信費と本体の価格を切り分ける制度になった状況では、一括購入の方が良い場合もある。
何だか、以前より買い物そのものが難しい時代になった気がするのは私だけだろうか?

 

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    迷ったら両方買えばイイジャナイ!(爆)

    冗談はさておき、レンズ資産のあるm4/3と色の良いフジの天秤は悩ましいですね。
    フジにマウント移行するとなると、そこそこのレンズを買ったとしても初期費用は25~30万は覚悟しないといけないってのはキツイですが。

    でもそんなのかんけいねe…

    取り敢えず、キャンペーンの購入予告(外堀埋め)すると良いと思います。
    私もしますw
    次に店頭またはネット予約(内堀埋め)ですね!
    最後に支払い(本丸陥落)で完結です。

    …落とされる城は自分の城ですがw

    • アバター画像 武上 より:

      もし私がE-M1 Mark IIを購入していたなら、迷う事なくX-T4の購入をどうにか実現できる方法を模索したと思います。
      ただ、私は初代E-M1から本体を更新していないので、E-M1 Mark IIIも実は魅力的に見えていて、購入するならどうするか? と迷っているのです。
      ただ、レンズ資産を活かすとしてE-M1 Mark IIIを選んだとしても、ちっょと不安要素があるという気持ちもあります。
      それが「オリンパスの今後は大丈夫なのか?」という問題です。
      近年のオリンパスのカメラ事業は、成績が悪いのは周知の事実で、その原因は中国工場の撤退という背景があったから、と公式には言われています。
      しかし、本当にそれだけなのか? と思ってしまうのが、E-M1Xの登場とE-M5 Mark IIIとE-M1 Mark IIIの新製品の登場です。
      この3機種は全て同じセンサーを搭載し、そのセンサーは6年も更新されていないものです。
      良く言えば堅実なアップデートで新機種を出してきた、と言えますが、悪く言えばお茶を濁したとも言えるワケで、オリンパスの揺らぎを微妙に感じてしまっているのです。
      それに対して冨士フィルムのカメラ事業は比較的元気な感じがします。前回のX-T3の時の攻め方もスゴイと思いましたが、X-T4の動画への振り方などを見ても、実にスパッと切り替えて惜しみなく技術を投入しているように思います。
      そういう意味で、システムをm4/3からXマウントに変えてしまうのも手かな…と迷っているのです。

      今の所予算の目処が立たないので、しばらくは様子見かな、と思います。
      ruserさんは…外堀を埋めるのですね…。
      頑張ってくださいw

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