第12世代のRaytrek登場

THIRDWAVEから、Raytrekの第12世代コア搭載モデルが発表された。但し、本命ではない。

出たのは15.6型と16型

ドスパラのクリエイター向けブランド「Raytrek」より、Intelの第12世代コア搭載の15.6型ノート「raytrek R5-AA6」および16型の「raytrek R6-AA」が発表された。15.6型は5月27日、16型は6月3日に販売を開始し、価格はそれぞれ199,980円、239,980円になる。
両機種ともに、CPUにはCore i7-12700H、GPUにGeForce RTX 3060 Laptopを搭載し、DDR5メモリ、PCIe4.0接続SSD、Thunderbolt4ポートを備える。
ディスプレイ解像度は、15.6型がフルHD、16型はWQXGA(2,560×1,600)になる。
コイツの次は14型を発売してほしいRaytrekシリーズはクリエイター向けブランドという事もあって、性能はそこそこ高い製品となり、価格もそれなりに張るが、納得の性能でもあるので、個人的にはシンプルな構成もあって好きなブランドである。
ただ、今回発表されたのは、15.6型と16型という事で、キーボードはテンキー付の、大きさとしてはちょっと大きめのモデル。
私の希望するサイズと異なる事もあって、大本命ではないのだが、このモデルが登場した、という事は、次を期待できるかな、と考えている。

狙いは14型

先日、当Blogで「理想に近いノートPCを見つけた」として、DellのノートPCの記事を書いたが、その記事の中でもRaytrekで第12世代コアを搭載したモデルが出れば…という事を言った。
これには明確な理由があって、Dellの「Dell New Inspiron 14 Intel」はキーボードの配列がちょっと特殊なものになっているのが、私的に受け入れがたかったのである。
モニタは1,920×1,200とフルHDより縦解像度の高いパネルで良かったのだが、キーボードの配列、作りは、自分の入力という行為に直結する事なので、これを受け入れられないと、自分のパフォーマンスに影響を与える。
その点、Raytrekの14型のキーボードは理想的な配列になっていて、Raytrekが欲しい理由の一つになっている。
今回、15.6型と16型で第12世代コア搭載モデルが登場した事で、14型が近々登場するかも知れないという期待は大きくなったと思っている。
もしくは、Ryzen 6000シリーズを搭載したモデルでも良いのだが、ドスパラのブランドなので、おそらくはIntelコアが中心になるのではないかと思っている。
この場合、私としては最高パフォーマンスを求めるわけではないので、最悪どちらでも構わない。ただ、バッテリーの保ちの事を考えると、ひょっとしたらIntelの第12世代コアの方が長持ちである可能性があるので、本来の目的で言えば、私の納得の製品になってくれるのではないかと期待している。

運用を考えた結果

MacBook Proを購入した時は、Macを使って今までやらなかった事をやってみようというつもりで購入した。
結果、確かに今までやらない事をいくつかはやったのだが、思いの外クリエイティブな事はしなった。というか、その後、すぐにiPad Proを購入した事で、そうした新しい事は、全てiPadの領域になってしまった。
そうすると、MacBook Proの使い方はというと、会社での運用がメインになるわけだが、そこで壁になるのがWindowsとの関係である。
結果、Parallels DesktopのWindowsばかりを使う事になってしまい、Mac本来の良さを消してしまった。逆に純然たるWindows機でない事で、パフォーマンスに問題が出てしまった。
こうした運用を考えると、やはり私はWindows機の方が向いている、と結論を出した。
それが、ここ最近WindowsのノートPCの話をする理由である。
個人的にMacが嫌いなわけではない。逆に好きな部類に入ると思う。ただ、iPad Proの存在がMacの必要性を消してしまった。
iPadは、手書き入力というPCにはあまり馴染みのない入力を当たり前のように出来つつも、Magic Keyboardでタイピングも可能になるという、私としては革命的なインターフェースを実現した。
しかもパフォーマンスとしてもApple M1を搭載した事で、脅威的な性能を発揮している。クリエイティブな事をする上で、もはやノートPCを必要としないスタイルを単独で確立してしまっているので、私が今までと違った事をしたい、という事を叶えるだけの性能を単体で持ち合わせている。
だからノートPCは基本的にはもう仕事の領域で使用する能力で十分という事になった。
ある意味、iPad Proが私の中の常識を破壊したと言っても過言ではない。
こう言いながらも、私はまだiPad Proを使いこなしたとはとても言えず、まだまだ出来る事がいろいろある事も知っている。実に恐ろしいデバイスだ。
Magic Keyboard含めて、もっと軽くなればもっと良い製品になるのだが、それらは今後の発展に任せ、今は業務用途のWindowsノートPCに希望のものが登場するのを待ちたい。

メインPCの乗り換えよりも先に来るかも知れない…というのは釈然としないが、価格的にはどうしてもそうなってしまうだろう。
メインPCはどうあっても価格が高騰する事が予想されるので、今しばらくは現状維持になる。困ったものだ…。

ドスパラ Raytrek
https://www.dospara.co.jp/5create/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version