NieR、TVアニメに

あのNieR:AutomataがTVアニメ化されるという。

全世界600万本販売

ゲーム好きでNieR:Automataを知らない人はあまりいないだろうと思う。
それぐらい有名になった作品だが、正直、このNieR:Automataのその世界観は、人によってウケ方が違うと思っている。
難なく受け入れられる人もいれば、違和感というか何かズレている所を感じる人もいるだろう。
独特な世界観。NieRシリーズそのものが、そういった世界観を背景にもつシリーズである事は間違いないが、それでもNieR:Automataは全世界で600万本を販売するという、輝かしい実績を持つ作品である。
このNieR:Automataを素晴らしいゲームにしている最大のポイントは、そのキャラクターデザインの良さと、そんなキャラクターを操る上での爽快感からだろうと思う。
そしてその設定の細かさを含めた廃退的な世界観すらも、人を選ぶと言いながら受け入れられ、作品そのものが昇華したが故ではないかと思う。
実際、私もプレイしてその面白さは身にしみてわかっている。
特に3周目をはじめた時、全く異なるストーリーが始まった時には、驚きを隠せなかった。
そんなNieR:Automataも発売から5年が経過し、その5周年記念の番組が放送された。

そこで、大きな発表が最後に行われた。
遂に、NieR:Automataがアニメ化されるというのである。

制作はアニプレックス

ま、この人気なら可能性はあるな、と私は思っていた。
昨今、いろんなものがアニメ化される時代である。
ゲームでここまで長期的に売れ続けるNieR:Automataなら、アニメ化があっても不思議ではない。
NieR Replicantなどがアニメ化されるかと聞かれると、結構微妙と答えるしかないのだが、NieR:Automataなら可能性は十分にある。
理由は前述した通り。とにかくキャラクターデザインが良く、廃退的な世界観にマッチしているからである。
主人公2Bのデザインは、私も久々にみる魅力的なキャラクターだと思う。
アニメになる事で、これらがどのように表現されるのかはちょっと恐い部分はあるものの、アニプレックスがそこにどれだけ拘るかで、このアニメが成功するかが決まると思う。
ただ、現時点では公開できる情報が少ないようで、公式サイトとティザームービーのみが公開されているだけである。

NieR:Automata TV Animation Project
https://nierautomata-anime.com/

この時期になぜ情報を出したのかは謎だが、期待が大きすぎるとガッカリしてしまう可能性を考えるなら、まだ情報が特別少ない今の時期に情報公開するリスクはとても大きいように思う。
それでも公開した方が良い、と判断したのは、よほどの自信があるからか?
それとも、仕掛ける意味が別の所にあるからなのか?

このタイミングで…

おそらく何の関係もないとは思うのだが、狩野英孝が出演しているYouTube動画「クリティカノヒット」で、狩野英孝が初めてNieR:Automataをプレイする動画が2月22日に公開された。

正直、なぜこのタイミングで…と思う所もあったのだが、まだ未プレイな人を掘り起こす目的があるのかもしれない。さらに言えば5周年記念の意味もあるのかもれしない。
知らない人がプレイすると、こういう感想を持つのか、と逆に新鮮に感じると同時に、やはり本作は名作だという事を改めて知る。
まだ未プレイな人は、こういった動画を参考にしながら、本作とはどんなものなのかを知っていただき、興味がわけばプレイしていただきたいと思う。

NieR:AutomataのTVアニメ化は喜ばしい情報であると共に、その出来映えに不安を感じる部分もある。それは本作があまりにも名作であるが故であり、それだけにアニメでケチが付いて欲しくないからである。
今はこのアニメプロジェクトが上手くいくことを期待して続報を待ちたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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