今年のフォトキナでシルバーボディモデルのE-M1が登場する、という話と同時に、既存のE-M1の大幅なファームウェアアップが予測されていた。
4K動画機能はやはりガセだった…
当初、このE-M1用のファームウェアアップは、4K動画撮影が可能になるもの、なんて噂が出ていた。画素数的にはもちろん4K動画の撮影が可能とは言えるのだが、それだけの画素を動画撮影の為に使用するという事は、長時間継続的にCMOSセンサーを稼働させつづける必要があり、通常は排熱等の問題をクリアするための仕組みがないと実現は不可能と考えられる。だからファームウェアアップだけでこの機能が実現できるとするならば、E-M1はハードウェア的に当初からその準備があった、という事になる。
流石にそれはあり得ない、と大半の人が思っていたわけで、この噂はガセである可能性が高い、とカメラファンの間では言われていたが、やはりこの4K動画という件についてはガセネタだったようだ。
20を超える機能追加
その替わりと言っては何だが、20を超える機能がファームウェアによって実現するようである。
代表的なものをピックアップすると…
・新しいアートフィルター
・EVFのリフレッシュレートがより高速化される
・フォーカス時に拡大モードが解除されない
・アートフィルターとピーキングでEVFのリフレッシュレートが大きく改善
・テザリング
・ライブコンポジット
・新しいO.I. Shareアプリケーションが登場
もちろん、この他にもあるようだが噂で出ているのはこの辺りである。
嬉しいのは、EVFのリフレッシュレートが高速化する事と、新しいアートフィルターが追加になる事、そして待望のライブコンポジットが実装される事である。
テザリングという機能が具体的にどんな機能なのかが気になるところだが、普通に考えるとWi-Fi等のテザリング機能を使った遠隔操作という事になるのではないかと思う。それ故に新しいO.I. Shareアプリケーションが公開されるのだろう。この機能に関しては詳細がわかるまでは私からすれば海のものとも山のものとも判断が付かない為、続報を待ちたい。
最近のコメント