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Tagged: 介護保険

介護サービスを控除する

所得税の医療費控除で介護サービスの費用を控除するには…。

介護サービス内の医療行為

昨日のBlog記事にも書いたが、今回はじめて確定申告をして、医療費控除を受けようといろいろ調べ始めている。
当初、私と母親の医療費は同一にはできないと考えていたが、生計を同一にする場合はそれが可能だという事を知り、改めて医療費控除をもっと調べるしかないと知った。
今は、マイナンバーカードと保険証を連携していれば、マイナポータルで確定申告する際、医療費はマイナポータルの所で電子的に連携させる事ができ、手入力しなくても良いようになっているのだが、残念な事に9月から12月の医療費は記載がないので、結局は医療費の明細書を作成しないといけないという事も知った。
書類作るのはめんどくさいが…これもやむなし
なので、どうせ明細書を作成するのであれば、そこに入れられる控除対象は全て入れてしまわないともったいない、と思い、さらに控除できるものも調べ直した。
すると、母の介護サービスの中にも医療費控除できるものがある事を知った。
介護サービスの費用を含める事ができるといっても、元々は医療費控除である。だから介護であっても医療に関係するものしか適用する事ができない。
ここが判断の難しいところなのだが、国税庁でもこの辺りの概要を説明している。

これを見ると、何が医療費控除できるのかがある程度わかる。

組合せサービスが難しい

自宅介護をしていると、この辺りは案外と簡単に区別する事ができる。
それは、自宅介護の中で医療行為を行う事ができるサービスは医療費控除対象であって、それ以外のものは対象にならないという事。
つまり、看護師や保健師等によって行われる介護サービスは対象にはなるが、介護福祉士により行われる介護サービスは、多くが対象外になる。ちょっと難しいのは介護福祉士のサービスの中には医療行為が含まれるものもあるというところだが、そこはより詳細に内容を判断する必要がある。
要するに、訪問看護、訪問リハビリテーションなどは間違いなく医療費控除対象となるが、生活援助・介助などの場合は対象外だという事である。
通所介護の場合は内容次第で変わるがほぼ対象に含まれる。通所介護とはいわゆるデイサービスとよばれるものの場合である。デイサービスを依頼すると、その施設に看護師がいるケースが多いので、医療費控除の対象になる場合が圧倒的に多い。
最近多くなってきているといわれている、小規模多機能型居宅介護は、ほぼ控除対象となると考えて良いと思う。ただ、小規模多機能型居宅介護で受けるサービスの中に医療行為が含まれていれば、の話である。小規模多機能居宅介護は、扱う介護内容が多岐にわたるため、程度が軽い場合は医療行為が含まれない場合があるので、内容をよく把握していないと判断に悩む事になる。
ここで言う医療行為という言葉が難しいという人も多いと思う。薬を飲ませたり、軟膏を塗布する程度であれば医療行為とはならないが、浣腸を実施したりするのは医療行為になる。だから話が難しい。
なので、もし分からなければお世話になっているケアマネージャなどに、何が医療行為に当たるかを訊いて、それを実施しているサービスは医療費控除対象になる、と判断すればよいだろう。
ウチの場合、訪問看護サービスとデイサービスは共に医療行為があるので控除対象となるが、訪問介護サービスでは医療行為をしていないので、対象外になる。
訪問介護、訪問看護。デイサービスの組み合わせだと、案外迷う事はないかもしれない。

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介護生活の崩壊が始まるか?

介護保険を貰っているからといって全てが丸く収まるとは限らない。

全てが飽和した状態

母の介護生活が始まって既に一年半ほど経過したが、今年の2月以降、その介護の度合いがさらに上がる事となり、我が家の生活はより厳しい現実と向かい合うこととなった。
今年の2月、母が入院することとなった当日、母は言葉を失った。
急に話せなくなり、それが何故そうなったのかの原因もよく分からないままとなった。
医師は母が話せなくなった事をとりわけ大きく取り上げなかったため、私はとても不安だったのだが、何とかなるかも…という希望的なところもあった。何故なら、この1ヶ月前に入院した時も一時的に話ができなくなったが、入院中に言葉を取り戻し、話せるようになったからだ。
だが、2月入院の時はそのような奇跡は起きなかった。母未だ言葉を失ったままで、こちらの話は理解できているようだが、自らの意思を言葉で伝えることはできなくなった。
またしても入院に…
この事が介護生活に与える影響はとてつもなく大きかった。
母からの緊急連絡を私が受取る事ができなくなったため、母の見守りという部分でヘルパーさんの力を多分に借りなければならなくなった。
しかも母が自らの体の調子を訴えることができなくなったので、基本的生活の部分でも不都合を来す事ととなり、訪問看護師を入れざるを得なくなった。
この事で、介護にかかる費用が増大、6月に介護保険の更新見直しが行われ、要介護4から5へと拡大した事で多少は楽にはなったものの、依然としてその枠内に介護費用が納まらず、費用は増大の一途をたどっている。
だが、問題はこれで収まってはいない。
訪問介護士側から、時間超過状態にあるという連絡を受けたのである。

見直す計画

訪問介護士、つまりヘルパーさんは、規定の時間枠で母の面倒を見てくれる人だが、母を2~3時間に一度、様子を見る必要がある子とから、一日に3度、入ってもらっている。
昼食を取る時間帯は1時間、3時ごろには30分、5~6時には30分と一日2時間枠を使っての訪問になるが、それぞれの時間に対して、その決められた時間内に介護が収まらない、というのである。
食事介助と身体介助で1時間というのは、正直ギリギリのところだと思うし、3時と5時に関しても、3時の生活介護は何とかなっても、5~6時の夕食介助は30分で終わる可能性は特に低い。
そうなると、いわゆるサービス残業状態となるわけで、訪問介護士側からすれば、ちょっとまったと言いたくなるのは当たり前である。
私としても、それぞれの時間を30分でも延長したいのはやまやまだが、もともと一日で入れる時間には制限があるという事、週一で訪問看護師が入るという事、週3でデイサービスに出かける事などを組み込むと、今の枠でも介護保険の枠を超過しているというのが減じようである。
なのでこれ以上増やすと、介護保険から超過した分の費用10割がそのまま支払いに直結する。生活の危機がそこにあるわけである。
なので介護計画を見直す必要があるわけだが、正直今の段階では費用的にどこまで許容できるのかが全く見えていない。
まさに介護生活の崩壊が始まろうとしているとしか思えない状況である。

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新たな介護計画

母の介護において、保険が更新時期を迎え、担当者会議を実施した。

要介護5による介護

ウチの母親の介護保険は、6月末で更新を迎えるサイクルになっているのだが、6月初旬に市役所の判定員が自宅に訪れ、その判定を受けた。
その後、何も連絡が来ていないのだが、ケアマネージャから翌月からの介護計画の打合せを関係者で実施する旨の連絡があり、本日その会議が実施された。
ケアマネージャは、市役所からある程度の情報を得ているようなのだが、今回の会議において、母の介護に関して、要介護5の判定で費用が算出されていた。
どうやら、要介護度は一つ上がり、ついに上限に達した、という感じである。
これにより、36万円超の介護保険料となり、その一割が自己負担金となる。
5万円ほど増額された形になったワケだが、これによって家計への負担が軽くなったのは喜ばしい事と言えるかも知れない。
理想の介護が出来ればいいが、問題は予算だだが逆を言えば、それほど母の介護に関しては手間がかかっているという事を意味する。
介護保険は、かかる手間に合わせてその度合いが判定されるので、手間がかかるという事を役所が認めた、という事でもある。
喜ばしい事といいつつも、何とも微妙な気持ちではある。

総勢7人

今回の担当者会議は、総勢7人が会する場となった。
ケアマネージャ、訪問ヘルパー、訪問看護師、デイサービス2名、装具担当、私と狭い自宅に7人も並び、その説明を受けた。
前回の担当者会議からそんなに日が経っていないので、内容についてはあまり説明はなかったが、現況についてはいろいろ情報が共有された。
特に母は排便に難がある事が多く、前回の入院もこれが原因だった。なので、関係者でどうやってそれに対応するか? という事で、いろいろな話が飛び交った。
さすがは専門家…と私はその話についていくのがやっとといった感じだが、これによって母が少しでも楽になるのなら、私にとって有りがたい話である。
また、排尿に関してもいろいろ話が出た。カテーテルを入れっぱなしにしているのだが、バルーンで尿を取ると、時折、尿の色がどす黒くなる。これは尿の濃度がとても高い時におきる現象のようで、とにかく水分を採るようにと訪問看護師に言われ、訪問ヘルパーと共にどうやって水分補給をするかという話を取りまとめた。
ベッドに寝たきりとなると、そういった事までアシストしないといけないので、それだけに手がかかるのである。見守りとケアがとても重要になってくるというのはこういう事である。
あと、夏に向けて室温管理をどうするか、というのも重要な課題となった。
ウチはとにかく気密性が低いので、クーラーを入れれば常に全力運転になってしまう。だが、そうすると、クーラーの送風口に近い位置は逆に寒くなってしまうので、どうやって室温を一定にしつつ、体温管理を行うかが課題になる。
正直、今住んでいる家にも問題がある事は十分理解していて、もっと近代的な建屋に引っ越すというのも一つの方法なのだが、ウチは引越しに関していろいろと制限がある状況なので、別の問題を解決する必要がある。
まだまだ課題は多く、状況に合わせて対応していく介護が続きそうである。

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訪問看護が決まった

またしても介護費用が上がるが、介護の質も上がるだろう。

訪問看護の依頼

先日の話である。
母の介護に訪問看護師に来て貰うことが決まり、その頻度が週一回、火曜日ということが決まった。
母が退院した時の前後で医師に記載してもらった訪問看護指示書を元に、訪問看護師が行う看護内容が決まり、その頻度として週一回で問題ないだろうということになったわけだ。

この訪問看護が決まったことで、大元の介護計画が大きく変わり、その関係から関係者全員が集まり関係者会議が我が家で行われた。
狭い我が家にケアマネージャ、訪問看護師、ヘルパー、装具士、デイサービス担当者、私と6人が一同に会するという事態になり、随分と窮屈な中で会議は行われた。
ケアマネージャが立てた計画書を元に、それぞれの担当の人達の役割が明確にされ、各々が介護を受け持つ際に何をするのかなどの確認が行われた。
今回、訪問看護師が加わったことで、医療行為に当たる行為が可能になったことは、介護を行っていく上でとても気が楽になったと言える。
正直、不慮の事態となった時、今までは病院に救急で駆け込むことしかできなかったワケだが、そこに訪問看護師に相談する、というワンクッションを置くことが出来る事で、安心度が格段に上がることになる。
そういう意味では、今回の訪問看護が加わるということは私にとっても結構大きなメリットがあると言わざるを得ない。

増大する費用

ただ…勿論介護にかかる費用に関しては相当かかることは間違いない。
訪問看護は当然だが看護師資格がある人に依頼することになるので、費用は高めになる。しかも行う医療行為毎に金額が加算される仕組みになっているので、人と行為で価格が決まるところがある。
しかもそれが正看護師と准看護師で価格が異なるようで、准看護師は正看護師の90%の価格になるらしい。ま、これはお願いするサービスによってもまた違うのだろうが。
こうした訪問看護の費用も、介護保険の費用内に収まっていれば、その費用も高いという印象はそうはないのだが、既にその価格を超える状態にある我が家では、今回の訪問看護を入れることで、相当な増額ということになってしまった。
母親が入院費がかかる事を心配しているま、当たり前の話である。
なので、ケアマネージャとの話し合いで、訪問看護師が入るのは週に一度、その入る日のヘルパーさんの枠を一つ外し、入れ替えることで費用を抑えることにした。もっとも、入れ替えても増額分の方が大きいので、抑えられる費用も微々たるものなワケだが。

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母、早急に退院する

一日様子を見るという話だったが、結果4日の入院だった。

急性腹症

先日、母が入院した事は当Blogでも記事にした。

腹痛によってその前日に救急搬送されたワケだが、結局は痛み止めに留まってしまった結果から、その翌日にかかりつけの病院に行き、そのまま入院となった。
病名は急性腹症と入院計画書には書かれていたのだが、要は腹痛という事。
その腹痛の実態は、便秘によるものなのだが、入院した当日に摘便した事で、腹痛はほぼ収まった感があったのだが、念の為、一日様子を見ましょうという事で入院となった。
ところがその翌日に退院という話にならず、結果、さらにその翌日の夕方に循環器の医師より電話があり、退院できるという話になった。
ただ、電話があったのが夕方という事もあり、退院はその翌日となった。
結果、入院は4日に渡ったわけだが、腹痛があったのはほぼ初日のみであり、他の日は経過観察という感じだった。
とりあえず、昨日退院手続きを行い、母は退院してきたワケだが、今回の入院の原因も含めて、日々の介護においても、今その体制を見直す必要がある事を指摘されていた。その矢先の入院だったので、その見直しを急ぐ必要があると言えた。
介護の見直しというのが、訪問看護を入れるという事である。

訪問看護指示書

訪問看護とは、介護の中で看護師しか行う事ができない事を自宅で実施してもらうためのサービスを指す。
ウチの母親は、カテーテルを入れ排尿しているが、このカテーテルの交換、洗浄などの取扱いは、まさしく医療行為にあたり、ヘルパーでは行う事かできない。
母はこのカテーテルを使った排尿などにトラブルが発生し、それが原因で入院を繰り返した事から、泌尿器の医師から訪問看護を入れた方がいいというアドバイスを貰った。
ケアマネージャにその旨を相談したところ、訪問看護師を入れる事はできるという事になったので、その手続きを進めた結果、医師から訪問看護指示書を貰ってほしいと言われた。
訪問看護師にしても、医師からの指示書がないとその行為ができないという事らしい。
なので、いつもカテーテルの交換をしてもらっている医師に、その指示書を書いて貰うべく依頼した。
依頼したのは、入院になった前の週だったのだが、たまたま泌尿器科の医師が在院だった時に母親が入院となったので、今回の入院の件も含めて訪問看護指示書は書かれたと考えられる。
その訪問看護指示書が本日出来上がったと連絡が来たので、そのを受取ってきた。
ある意味個人情報たっぷり…これで、関係者ミーティングを開き、その後介護計画に組み込んでいく事になる。

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介護保険更新申請

時間を作って市役所へ申請に。

介護保険を受けるために

先日、当Blogでも介護保険の申請連絡が来た事を記事にした。

6月中に申請が完了しないといけないのだが、申請自体は更新〆日の60日前から受け付けていて、私の場合は5月1日から申請できる状態だったので、半休を取って仕事を切り上げ、申請に行ってきた。
前述の記事の時にも書いたが、ウチの母親は要介護4という区分にあるのだが、現在失語症となった事でケアマネージャは要介護5の申請も視野に入れた方がよいかもしれない、と前回の母の退院時に言葉を濁らせていた事がある。
要介護5となると、受けられる給付金の額も上がるが、同時に一部の介護費用も上がる事になるので、区分を上げた方がよいのか、それともそのままで良いのかは、受けている介護サービスの内容で変化する。
デイサービスのようなサービスは、通所介護と呼ばれるものになるのだが、コレは介護費用が上がるサービスであるため、週3日デイサービスに言っている母の場合、不利に働く可能性がある。
特養(特別養護施設)に入るぐらいになると、サービスの費用も上がってくるが、一纏めで費用を纏めてしまっているので、区分は引き上げてしまった方がよいのだろうが、ウチの母のように自宅での介護が主となっている場合は、結構微妙だったりする。
再度ケアマネージャにこの件を相談しようと思って板野だが、そもそも区分判定は役所の担当者が行う事なので、今回はケアマネージャがそのままで申請するよう言っていたので、何もせずに更新申請する事にした。

申請書の記載事項

私の住んでいる地区では、介護保険を受けていると、既に手元にはピンク色の介護保険被保険者証があるはずである。
これは申請した後に介護保険を受給する者の証明として市役所より送られてくるものだが、更新期限があり、それが一年とされているので、今回更新申請が必要となる。
この前回申請した時の情報がある程度記入された「要介護・要支援認定申請書」が市役所より送られてきて、それに不足分を記入して更新申請する事になる。
申請書の無駄な情報はデジタル化で何とかしてくれよ…
問題は、既に記入されているところとされていないところであり、されていないところを記入する事になるのだが、どう記入して良いのかの説明が送られてきた封書には記載がないという事である。
市役所なので、ウチの母親が国民健康保険証を貰っていれば、おそらくその情報も記載されていたかもしれない。だが、これが全国健康保険協会の保険証だったりすると、それらの情報は市役所では把握できないため、空欄になっている。
コレ…マイナンバーカードを保険証として使える様にしていたら、市役所だって情報を知る事ができるハズなんだが…。
また、過去6ヶ月間に病院に入院したり、介護保険施設に入所していた場合は、その情報も記載する事になるのだが、それだって何かしらの保険を受けて入院・入所しているのだから、情報が連携されていればわかるはずである。
それらを未だに申請書に手書きしなければならないというのも、実にオカシな話であり、何の為のデジタル化なのかと疑問に思ったりする。
あと、私の住んでいる地域では、同系施設(つまり市の機関)の病院に通っている場合、主治医の問診票が必要になるのだが、コレだって複数の科に係っている場合、だれを主治医とするのかの基準がない。母は内科、泌尿器科、整形外科に現在係っているが、泌尿器科はカテーテルを入れている関係で毎月受診している。内科は2ヶ月に一度係る。さて、主治医はどちらだろうか?
わからない事が多すぎるのが、今の状態である。デジタル化が進むこの先の時代、この辺りの申請がもっと情報連携で少なくて済むと良いのだが…。

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介護保険、更新時期が来た

役所から封書が届いた。介護保険更新の連絡だった。

あれから一年

正確に言うと、ウチの親は介護保険の度合いが途中で変わった為、既に介護保険の適用を受けて一年が経過してしまっている。
4月に要介護1だったものが、適用となって3ヶ月もしないウチに要介護4となり、それが6月に適用となったので、今回連絡がきた更新の〆日は6月末という形で連絡がきた。
現在要介護4という状況なワケだが、既に母はベッドで寝たきりの状態にあり、自分一人では出来る事はほとんどない。
またしても入院に…
この状況だと、要介護5という判定になっても不思議ではない状況とも思えるのだが、判定そのものは役所の担当者が行うものなので、コチラは受け身で審査をうけるしかない。
ただ、ある程度こちらのケアマネージャの思惑は伝えた方が良いようなところもあり、今回の更新に関して、一応ケアマネージャに相談してみる事にした。

そのまま更新?

要介護4は1ヶ月あたりに30万9,380円が介護保険の給付金として補助され、利用者の所得に応じてこの金額の1~3割を自己負担する。限度額を超えれば超えた分は全てが自己負担額に乗ってくるわけだが、これが要介護5になると、その給付金は36万2,170円となり、所得に応じてこの金額の1~3割を自己負担する事になる。
ただ、ケアマネージャから聞いた話だと、要介護5になると、そもそもの介護サービスの利用料が変わるものがあるという。
いろいろ調べて見ると、施設に入ったりする時などは、要介護度によってその基準となる金額が決まるため、要介護度が高いと料金が高くなる。
ただ、訪問介護など、自宅で受けるサービスのほとんどは利用料が変わらないため、ウチの場合は要介護度は上がった方が全体的に費用負担は少なくなる可能性が高い。
ただ、私がお世話になっているケアマネージャは、そうした事を総合的に判断して、要介護4のままでいいのではないか、と判断しているようだが、この辺りはもう一度話を聞いてみた方がよいかもしれない。

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母退院から3週間

介護プランを変更して3週間が経過した。

介護プラン変更で見えたもの

母が退院して3週間が経過した。
入院前と退院後の今とで大きく異なるのが、母が失語症となった事であり、その失語症の問題で介護プランの見直しを余儀なくされた。何しろ、しゃべれなくなっただけでなく脳内で話したい言葉のイメージが言語として成立していないので、声は出せるが言葉を作り出す事ができない状態だから厄介だ。
失語症もまた厄介な問題であるしゃべれなくなったという事は、何かトラブルに遭ったとき自分で私に連絡してこれなくなったという事を意味する。自らが介護ベッドから動けない以上、これは由々しき事態である。
今までは自分でケータイを持っていて、トラブルがあると私まで連絡してきていたが、それが出来なくなった。もし話せなくても私にケータイで連絡をしてくる事ができれば、まだマシだったのだが、最近は右腕・右手の力がほぼなくなり、自由に動かせなくなってしまっていて、ケータイの取扱いもままならない状態となってしまったので、ケータイによる連絡そのものが絶望的となっている。
なので、見守り用の家庭用ナースコールを導入した。この事は当Blogでも記事にしている。

この家庭用ナースコールだが、Blog記事を書いた時不明だった事がいくつか判明している。
それはナースコールボタンがある場所(つまりは母親がいる場所)と、そのナースコールを受けるスピーカーのある所(つまりは私がいる場所)が、別の階にあっても、ちゃんと機能する、という事。そしてもう一つが、ナースコールを受けると、私が別のネットワークにいても(つまりは外にいても)、スマホに連絡が来るという事である。
これによって、ケータイがなくても母が私に連絡してくる事は可能になったが、ちっょと問題があって、このナースコールのボタンが結構簡単に押せてしまうので、首から提げているボタンユニットを手でつまんだだけでボタンを間違えて押してしまう事があるのである。
なので、私が外にいる時は、1回押しただけでは私は反応しない、というルールを決めて、母親に言い聞かせてある。何度も連打した時だけ、緊急事態だと判断する事にした。コレ、ボタンユニットでなく、押し込み型スイッチスティックになっていれば、こんな問題にはならなかったのだろうが…ま、製品の仕様だから仕方が無い。
この家庭用ナースコールを導入し、ヘルパーさんが来宅するタイミングを昼、15時、17時と3回に分けて母の見守りを行うプランに変更、それを3週間続けた。
ヘルパーさんに私に直接連絡できる方法も作ったので、今の所上手く機能している感じである。

それに伴う介護費用

ただ、全てが丸く収まったわけではない。
それは介護費用が少なくとも前よりは確実に上がっているという事。
私の住む地域では、要介護4では介護票30万円枠となり、その1割を自己負担する事になる。
つまり、以前は3万円を超える事なく費用は抑えられていたのだが、今回、ヘルパーさんの来宅回数を増やした事などで、自己負担金が3万円を超える設定になっている。
多い時で大凡6万円程度と、以前の倍くらいはかかる事になる感じで、安くても5万円くらいは係る計算になっている。固定しないのは、1ヶ月の日数が30日と31日の日があるという事と、突発的に朝にヘルパーさんに入って貰わねばならない事が出来た時などで料金が追加するからである。
1日くらいで何故? と思うかもしれないが、要介護4の介護保険枠が30万円なので、それを超過すれば当然超過した分は全額負担になる。だから1日1時間のヘルパーさんを追加しただけでも月間で1万円増額なんてのはザラにある。
それでも、施設に入るよりは費用はかからないので、今は何とかなっているが、これがもし特別養護老人ホーム、通称特養などに入るという事になれば、自己負担額で月に10~15万円かかる事になるので、ウチのような環境では普通に考えて無理な話になってしまう。
これ以上の負担は増えては欲しくはないが、こればっかりは母親の介護状況次第なので、このあとどう変化していくかはまだわからない。

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介護計画の見直し

まさかの受け入れ拒否に直面した我が家。

結局在宅中心か?

先日、新型コロナワクチン4回目の接種をした日に、今後の介護予定として検討していた施設に行ってきた話ををBlog記事に書いた。

新型コロナワクチン接種後、意外なまでに副反応が出たという記事内容だが、その記事に中に今後の介護予定として考えているショートステイ可能な施設への入所を検討していると書いた。
実際見学してきてとても良い感じだったのだが、私自身がケアマネージャという業務に関して無知であるという事、介護という行為を取り巻く支援に関して、どんな役割がどこまでの範囲をカバーしているか、など、私が知らない事がとても多く、そうした事を理解していく必要があると痛感したワケだが、この話の後、私は実際にこの施設への入所を希望し、担当者へ次にすべき事を確認したいと連絡を入れたのだが、ここに来てまさかの受け入れ拒否という状態になってしまった。
具体的には、メールで連絡を入れたのだが、私との会話で母の容体を聞いた施設のケアマネが、受入は難しいと判断したようだ。
実際に要介護者の容体を見たわけではないのだが、私の会話から無理と判断したようだ。
まさかの受け入れ拒否に、正直、私は次の一手を見失ってしまったのだが、これによって私は従来のケアマネの力を借りるしか方法がなくなり、結果、在隊での対応がほぼ確定した状況になってしまった。
正直、ここからどうすべきか、など、私に解りようがなく、結局はケアマネにアドバイスを求める事になるのだが、言葉を失っている母とのコミュニケーションも含めて、今後どうすべきか、全く対応が見えなくなってしまった。
私は平時の生活と共に両立する事は可能なのだろうか?

次の一手

と言うわけで、今後の進め方をケアマネに相談しようと考えたのだが、そもそも介護においてケアマネは施設や施設を運営する事務所付きの存在なので、結局はその施設や事務所の方針や活動を中核とした介護計画を立てる事になる。
という事は、私の場合、現ケアマネが計画するとなると、自ずと自宅介護が原則という形のプランが出来上がってくることになる。
なので、他に選択肢があるのかを確認する為に、病院の地域連携室に連絡をしてみた。
漠然とした不安市立病院の地域連携室は、基本的には市役所の出先機関みたいなものなので、市内の介護施設関係の情報などは全て持っているので、まずは地域連携室に受け入れ拒否の連絡をする事にした。
だが、この地域連携室に連絡をしたところで、新たな施設の紹介などは得られなかった。結局は今後の介護計画を検討する中でケアマネの力が必要のようで、まずは現在の在宅中心のケアマネに現状を見てもらってどうするか、打合せしよう、という話になった。
…結局は在宅での対応という形になるような気がしないでもないのだが。

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理想の介護

各家庭によって答えが異なる理想のカタチ。

自宅介護の難しさ

昨日のBlog記事にて、母が会話を失った事を書いた。


これによって、退院してきた時に従来通りの自宅介護が状況的にかなり難しい事になったワケだが、それならばどうするか? という事を今後早い内に決めてしまわねばならない。
いわゆる施設に入れば、事なきを得る事は間違いない。
だが、介護を受ける要介護者からしてみれば、家族と一緒にいたいというのが願いであり、それを黙殺する事ができる家族であれば施設に入れるという結論を出すこともあるかもしれないが、普通そうでなければ可能な限り自宅を選び、どこに無理があるのかを検討してその打開策を練る。
だが、要介護度が高くなればなるほど、自宅での介護は難しくなる。何より、家に誰もいない中、要介護者が一人でいる時間が長くなればなるほど、自宅介護は難しいと言わざるを得ない。
ましてそれが会話を失った者であればなおの事である。
我が家は今、その状況にあるので、何とか自宅介護を織り交ぜつつも、施設入所に近いカタチの介護を検討しなければならない。
そこで選択肢の一つとして登場するのが、ショートステイという選択肢である。

土日だけ自宅介護

私の理想を言えば、要介護者の母に関して平日は施設に入り、土日は自宅で過ごす、という事ができるのが理想である。
私が自宅にいる間は、面倒を見ることはできるだろう。まぁ難しい部分もあるにはあるが。
だが、平日はとにかく自宅に誰もいなくなるので、施設のように管理されているところにいてほしい。
だから、土日のみ自宅介護というのが、理想のカタチになる。
理想の介護が出来ればいいが、問題は予算だそうなると、週5日はショートステイで2日は自宅、という方法になるのだが、この場合、かかる費用に関して考えると、場合によっては普通に施設に入るのと同じぐらいかかってくる可能性がある。まだ具体的な説明を聞きに行っているわけではないが、とにかくショートステイはいろいろオプションが個別料金化しているところがあり、費用を加算させていくと金額が膨らむ傾向にあるように思える。
もっとも、普通に養護施設に入ったとしても、介護保険外にかかる費用を加算していけば、結構な金額になるので、日数で考えれば結局はあまり大きな差はないことになるかもしれない。
選択肢として、ショートステイという方法があることは理解したが、安易にコレだと決めることは難しいと言える。

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介護ベッドがやってきた

落ち着かない日々が続いたが、ようやく入れるべきモノが入った。

思ったよりコンパクト

昨日の記事で、未だ介護保険の区分変更後の保険証が手元に届いていない話をしたが、その新たな保険証で減額される対象となる介護ベッドが自宅にようやく入った。
2モーターの介護ベッドで、大きさは小さい横幅87cmタイプというもの。長辺の長さも最大2mと聞いていたが、実際調整が出来るとの事で、現時点で190cm以下ぐらいに縮める事ができた。
これによって、当初自分が考えていた設置面積よりも小さい面積で置く事が出来た。
というか、感覚的にもっと大きいものを想像していた事もあって、生活に大きな支障がでるのでは? と思っていたが、全然余裕がある事が判明した。
掛け布団を出す前の形これで精神的な焦りの一つが消えたと言える。
ただ、実際にここで母親が横になると、テレビの位置が逆方向なのでそこで問題が出るかも知れない。
こればっかりは実際に使ってみての判断でしかないし、使ってみて都合が悪ければテレビの方を何とかするしかないかもしれない。
…実際にはどうにもならないかもしれないが。
テーブルも片側のみ脚のあるタイプで、もっと不安定なものかと思ったが、想像よりずっとしっかりしていたし、L字バー(画像下部に見えている樹脂製の開き扉柵)を取り付けても運用上問題がない事も確認できた。
実際にはこのベッド横に車椅子を横付けする必要があるのだが、その車椅子が入るだけのスペースも狭いながら確保できた。なのでベッド横で介助者が介助しながら車椅子へ移動させる事もできるだろう。

実はマットも…

で、この画像からは見えないのだが、このベッドに使っているマットは、実はエアマットで常に通電させている機器が取り付いたマットになっている。
空気圧を常に管理していて、その空気圧の調整で硬くしたり柔らかくしたりできる。実際の運用ではあまり操作する必要はないとは思う。
では何故こんな調整ができるようになっているかというと、一点に体重がかかる時、例えばベッドサイドに座っている時などは、マットそのものは硬めにしておいた方が次の動作に移るのに楽との事で、そうした機能があるとの事。まぁ…私自身が触る事はないかもしれない。
ベッド設置時に「試しに横になってみてください」と言われたので、私も実際に使ってみたのだが、背もたれが上がって座る形にもできるし、ベッド全体を上下させたりでき、しかもマットの空気圧も丁度良い感じなので、逆に私が使いたいわ、と真剣に思ったぐらいである。
あとは…前述したテレビの問題が上手く解決してくれれば何も言うことはないのだが…。
このベッドで横になったらテレビ見られないだろうか?
L字バーが邪魔になって見えないという事になるか、あとは角度的な問題がでるのか、こればっかりは本人が試すしかない。

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介護保険

母親が入院し、そろそろ3週間になろうかという状況。

退院に向けて

今から一週間ほど前だっただろうか。
担当医師から電話があり、一度説明をしたいという事で病院に呼び出された。
話を聞くと、母親の脳梗塞は急性ではなかったという事から、投薬による血液改善の治療を中心に、リハビリを続けているという内容だった。
そしてそのリハビリに関しては、その時点で2~3週間は必要だろう、と言われ、結局どんなに急いでも今月中の退院は厳しいという事が判明した。
それはある程度覚悟していた事でもあるので、やむを得ないなとは思っていたが、同時に、介護保険を申請してはどうか? という話を聞く事となった。
確かに、歩行という部分においては不都合な事も多かったのは事実だが、家の中での生活であれば、大凡一人でできていた事もあって、私としては随分と大げさな話だな、とも思ったが、結局一人でできない事があれば、それは介護の範疇に入る、というのが、病院関係者の判断でもあり、ここに私の認識不足がある事が判明した。
介護といっても、それには対象者のレベルが存在し、重度であれば受けられる保険料は大きな額になるが、軽度であれば保険料は小さな額ではあるものの、受けやすいという感じである。
母親は歩行にある程度難があるが、決して一人で歩けないわけではない。もっとも、誰か付いていた方が良いというのも事実なので、一人での外出は今全くない。他にも生活の中で誰がに手助けしてもらった方が良い活動があれば、その部分だけを何かしらの形で補えれば…というのが、介護保険の使い所になるという。
というわけで、私としては人生初の、介護保険申請というものを先週行ってきた。

市役所での申請

市役所の福祉課(地方自治体でいろいろ違うケースもあるだろう)に行き、介護保険の申請をしたのだが、どうも病院側から先に市役所に連絡がなされていたようで、担当者は私の情報をある程度知っていた。
そうなると話は早く、申請書に必要な情報を記載して、あとは本人調査を実施する必要がある、と言われた。
まずは申請からこの本人調査というのが、福祉課の職員が要介護者を実際に訪問して、どれぐらいの介護が必要な存在かを確認し、実際の介護レベルを判定する情報源とするための調査の事であり、これが要介護者の介護保険適用の要になる。
私は、母親の状況から察して、おそらくは一番下のランクに入るだろう、と最初から目処を付けていたのだが、その調査が昨日行われた。
要介護者の意識レベル、知覚レベル、運動レベル、記憶レベル、等々、いろいろな質問をして、どこまでの介護レベルかを判定するらしい。
ウチの母親は、意識はしっかりしているし、知覚も問題はなく、記憶にも全く問題はない。問題は体を動かす時に、不都合な動作があるという部分で、おそらくその部分で介護レベルが決まるものと思われた。
実際、受けられる事はほぼ間違いないが、ランクとしては一番下のものになるだろう。これを喜んで良いのか、そのとも悲しむべきなのかは、その家庭によって様々だろうが、ウチの場合は、もともと介護を受けようという話も最初からなかった話なので、ウチの母親はまだ元気だ、として、喜ぶべき事、と捉えた。

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