以前より日本国内でも電気自動車の実用化に向けて、各自動車メーカーがいろいろなアプローチをしてきているが、今ひとつ、一般に向かってきていないイメージがある。
逆にハイブリッドカーはそれなりの認知率になってきているとは思うが、それでもまだまだ普及率という部分においては今ひとつ(のような気がする)。
電気自動車の今ってのは、一体どうなっているんだろうか?
そんな事をふと思ったとき、ココで興味深い記事を発見。
京都大学と日米ベンチャー8社共同が、共同で電気自動車の試作を行ったそうである。
特徴は車体のほとんどが木製で、座席や扉は竹製、リチウムイオン充電池を搭載し、家庭用コンセントの10分充電で10kmの走行が可能、走れば最高速度が50km/hで、制作費は何と100万円。
…リッターカーレースのような車しか想像できないが(爆)、ある意味“脱金属”の車がこれからの方向性のような気がしてならない。
もっとも、材質による強度の確保が難しいかもしれないが、軽くて柔軟性に富み、耐衝撃力の強い素材…という夢のような素材が出てくれば、車の燃費は格段に向上するような気がしてならない。
果たして電気自動車の実用化はいつになるのやら…。
燃料電池の電気自動車の普及が進まない最大の理由は、ひょっとして電気スタンドの普及の方にあるんだろうか?…って電気スタンドって名前も変ではあるがw
2008/06/21 • 4コメント
電気自動車の抱える問題は多いですよね…
充電時間と走行距離、電気スタンドをどういった形式にするのか
都市部でのCO2削減には良いでしょうが発電施設のある場所
での問題(火力ではCO2が出るし、原子力では施設誘致の問題も)
その他諸々の問題が山積してる電気自動車の未来は遠いと思うけど。
脱金属車は面白いですね。
(こち亀の両さんが考えそうなアイデアではあるが…)
でも今の車も昭和の車と比べると金属は少ないですよね
殆どが樹脂で出来てるし。
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電気自動車が出てきて燃費が良くなる事には大賛成だが、一つだけ私的に残念な事もある。
それはエグゾーストノートがなくなる事(爆)
あのエンジン音(というか排気音)がなくなるのはちと残念な気がします。
トヨタのプリウスの発進を間近で見たとき「こんなの車ぢゃねーよ!」とココロで叫んだのはココだけの話(爆)
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≫エグゾーストノート
余り静かな車だと、対歩行者の認知度が低下して危険な面も
(歩行者が近づいて来る車の認知が遅れる)
色々あるねぇ。
余談ですが、オイラは映画「AKIRA」に出てくる金田のバイク
のエンジン音(タービン音?だっけ)に衝撃を受けたわ
未来のバイクや自動車はこんな音がするのかと。
2Stエンジンの生産終了から5年位経ちましたかね?
アプリリアの250(スズキ製)が2003年で最後だったと記憶してますが
偶に街中で2Stエンジンの音を聞くと思わず目で追ってしまいますわ。
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2ストエンジンは4ストエンジンに比べてエネルギー変換効率がいいという事で、一時期は吸排気バルブ付き2ストエンジンとして研究開発されてたんだけどね。
三菱とHONDAが結構力入れてやってたと思うけど、ハイブリッドの方にお株を奪われた感じかな。
開発が続けられていたら、なかなか普及しないハイブリッドカーよりも市民権を得られていたかもしれないね。
電気自動車は、ひょっとしたら太陽光発電の進化で今のタイプとはかけ離れたものが出てくるかもしれない。
現在は透明なフィルム状の太陽電池パネルもあるそうで、窓に貼り付ける事で発電可能という事もできるそうな。
あとは蓄電池の問題が解決すれば、燃料電池+太陽光発電のハイブリッドな電気自動車が出てくるかもしれない。
…こっちの方が現実的かなw
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