IKZOと聞いてもピンとこない人もいると思う。
ニコ動をよく見る人なら、ここ数ヶ月前からIKZO祭があった事を知っているかもしれない。
IKZOとは吉幾三。
そしてネタにされている曲はもちろん「俺ら東京さ行ぐだ」で、これがいろいろな曲とコラボ、リミックスされている。
本人もニコ動でこのような祭になっている事を知っていて、日経エンタテインメント!の記事で、
「温故知新。私の曲に限らず昔の曲が注目されるのは音楽業界にとって喜ばしいことだ」
「ジャンルは違うが音楽の基本は底辺で共通する部分が沢山ある。私の昔の楽曲との間にたまたま同調する部分が有ったのではないか」
そうコメントしている(Wikipedia「吉幾三」より)。
と、ココまでは起きている事に対してIKZOこと吉幾三氏が受け身の状態なのだが、どうもドワンゴが変な動きを見せた事で変な展開に進みそうな予感。
これはニコ動にアップされていた謎の動画。
こりゃ、公式動画が作られていると見て間違いなさそうだ。
ちなみにドワンゴのトップページにも本人らしき人の動画が公開されている(2008年7月29日現在)。
ドワンゴ
http://dwango.jp/
著作権を超えた先にこういう面白い試みが生まれ、そしてより大きな波を作る事を考えると、ただひたすらに著作権をガードする事の意味に一体何があるのだろう?とか考えてしまう。
もちろん、許されない著作権違反もあるだろう。それを取り締まるのはもっともな事だと思う。
だが、だからといって全てを否定する事のおろかさを、版権元はもっと考えるべきなのではないかと思う。
…幾三さん、あんた懐広いよw
2008/07/29 • 2 comments
IKZOってどっかのファッションブランドの名前みたいですよね。
…ただし、ブティックでは無くワークショップのw
先日のニコ動祭でも本人が来たとか書いてあった気がします。
私は元々MADは余り好きじゃ無かったけど、それは作品を台無しにして馬鹿にしてるものが多かったから。でも、最近のは非常に出来が良くて、作品を大切にしているものが増えたんで見る様になりました。
一番の理由は解説やツッコミ付きのゲームプレイ動画があるからですが。(^_^;)
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MADムービーが作品を台無しにして馬鹿にしてるものが多かったというのは、多分同人誌でも同じ事が言えるはずです。
同人誌にしても、結局お笑いネタにして馬鹿にしてるものも多数あるはずで、また逆にオリジナル作品をより深くしていたものもあるはずです。
いや、比率的には、馬鹿にしたり愚弄したり曲解した内容の方が多いはずです。
MADも結局は同人なんですよ。
そこに何を見出すかというのは、同人誌と全く同じです。
差別はいけませんw
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