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Daily Archive: 3月 28, 2013

Panasonicの中期経営計画に加えて欲しいもの

 3月28日、Panasonicが2013年度の事業方針と2015年度までの新中期経営計画を発表した。
 プラズマテレビ事業から撤退するのでは? という噂が出ていたPanasonicだが、発表会ではそれを否定し、事業継続しながら赤字をなくすという話であった。これが英断になるかどうかは、今後の動向次第である。
 現在Panasonicで大きな赤字を生み出している事業は、テレビ、半導体、携帯電話、回路基板、光事業(ドライブ、ピックアップ)が主だが、これらの事業に対し構造改革費用として約2年間で2,500億円近くを投じて、現在のB to CからB to B(つまり個人向けから企業向けへ)に転換していく事を進めていくようだ。
 個人向けを企業向けにシフトする事で、多様化する個人向けサービスを一度見直し、商品ラインナップの見直し含めた改革をしていこうというのだろう。実際、家電では小規模企業が特定の製品を特定の個人に販売するという方法で売上を大きくしている現状がある。おそらくそうした世間の流れを読んで、企業向け強化に向かうのだろうと思われる。
 そうした新しい動きに対して、CROSS VALUE INNOVATIONと題して、新しいPanasonic構築を掲げた。それが今回の中期経営計画の中核である。

 こうした全体の動きは良いとして、Panasonicが再生していく為に必要な事の一つとして、私も考えている事がある。
 おそらく、ほとんどの人がそう思っているのではないかと思うのだが、私が要望するのは新型eneloopのデザインを元に戻しなさい、という事だ。

 またか、と思われる人もいるかもしれないが、一般充電池関係の産業において、eneloopの存在は大きいと私は考える。充電池産業の常識を覆したブランド戦略がサンヨーを救った教訓を、Panasonicも見習うべきだし、その方が消費者にとっても有益だと思う。
 eneloopのデザイン問題をPanasonicがどれくらいの大きさに受け止めたのかは分からないが、この問題を軽視するようでは、とてもモノ作りをしていく上で売れるものを作れるとは思えない。たとえそれがコンシューマであろうと、企業であろうと、同じだと思う。
 まず足下から見直しなさいよ。
 売れるかどうかは、まさにその一点に尽きると思う。

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