Monthly Archive: 7月 2011

その後も意外とコストがかかる…

 KSRのカスタムとして、今回はキャブ交換、オイルクーラー増設、左スイッチ交換、油温計設置と行ったが、バイクのカスタムはPCパーツのように大味なカスタムで済まない事がわかってきた。
 PCパーツなら、水冷キット入れるにしても今やキットを取り付けるだけ、というような簡単作業で済んでしまう状況で、PCをゼロから組み上げるにしても最初からほとんどのパーツが必要部材を揃えた形で販売されているため、部材に困ることはまずない。
 しかし、KSRのカスタムを今までいろいろやってきて思ったのは、バイクなどは知識最優先的カスタムのようで、最初から部材を全部揃えてきて、ある程度その部材にも幅を持たせて準備、その上で主要パーツを取り付けてみて後は現地合わせみたいな感じがある。つまり、バイクというものを知っている人とそうでない人の差がかなり激しい。
 もちろん知らない私がマズイわけだが、今回のカスタムにしても、知らない事がかなり完成を遅らせている。これが自作PCなら、私の場合すでに10台くらいは完成させられるだけの時間を費やしても、未だKSRの今現在必要な部材の情報すら集められずにいる。
 知らない事が罪…という程ではないかもしれないが、ウチのKSRくんには実に申し訳ない気分である。

 さて、昨日も不調だった原因について書いたが、概ね絶縁処理から入らねばならない事は分かった。
 問題はその絶縁処理を行った後、他に残っているものである。
 それがオイルキャッチタンクとキャブとその周りの耐油ホース関係だ。

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原因が見えたような見えないような…

 昨日の話の続き。
 いきなり全ての電源が落ちた我がKSRだが、今日、とりあえず目視確認という事で見るべきポイントだけ確認した。
 まずバッテリーが上がっているかどうか。
 幸い、使い方がよく分からない、古いテスターがあったのでバッテリーに当ててみたところ、針がピィーンと動いたのでバッテリーは無事らしい事が判明した。バッテリーが上がっていたらこれこそ結構価格的にしんどい話になると思っていただけに、多少安堵する。
 次にヒューズの確認をしてみた。
 すると…

 画像、よく見てもらうと分かると思うが、ヒューズの真ん中の部分、繋がっているハズのラインが見事に消し飛んでいる。
 やはり原因はヒューズにあったようだ。
 だが、直接の原因はわかったとして、なぜヒューズが飛んだのか?を調べる必要がある。
 これがわからないとまた同じ事が起きる可能性がある。
 念のためにヒューズを交換したところ、イグニッションOFF時にも点灯しているスピードメーターの液晶が点灯し、セルモーターもちゃんと回る事を確認した。イグニッションをONにすれば油温計もちゃんとバックライトが点灯し現時点の温度を指し示した。おそらく概ね問題ないものと言える。

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これはひょっとして…壊した?

 さて…今日はmixiでマイミクのうめーさんとS企画さん(そしてその知人の方)の協力を得て、KSRの私的大規模カスタムを行った。
 10:00ちょっと前から作業を開始し、終わったのは19:00ちょっと過ぎという、実に9時間にわたるカスタム作業である。
 今日取り付けたのは、前々から言っていたキャブ(VM26)交換、そしてオイルクーラー増設、左スイッチ交換、油温計増設の4アイテム。
 順序から言えば、まず既存パーツをバラしてから、まず左スイッチを交換し、そのまま油温計増設と電装系からとなる。

 油温計が-30℃となっているのは、まだセンサーを取り付ける前だから。
 この油温計の設置の前に、ひろさんに作ってもらった左スイッチ変換コネクタを使って左スイッチを交換している。ひろさんに作ってもらった左スイッチは、ウィンカーをポジションランプとして利用できるようにもしてあるタイプで、実に凝ったもの。繋いでイグニッションキーをONにした後、ちょっとした感動を覚えたのは言うまでもない。
 とりあえず電装系が終わった後はキャブ交換を開始したのだが、ここでトラブル発生。
 SP武川のエアフィルターラウンドストレートがそのままでは取り付ける事ができない事が判明したのである。シュラウド内のパーツを削れば取り付けられると思っていただけにかなりショック。結局、ひろさんに譲ってもらったキャブキットの中に入っていたパワーフィルターを取り付け、この場はやり過ごす事とした。

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カスタマイズDr.DAC2 DX

 最近、いつも聞いている音楽の質に慣れてきてしまっていて、ちょっと違った流れが欲しいなぁと思い始めた今日この頃。
 しかしながら、音楽の世界というのは実に奥が深く、ちょっと良い音を求めようなら湯水の如く金がかかる世界である。
 そんな事、今更言うまでもない事だが、過去に私もそれなりの音を求めてヘッドフォンアンプを導入した事がある。
 購入したのはヘッドフォンアンプ機能を内蔵したDACで、AUDIOTRAKの“Dr.DAC2”という製品だ。この製品の前身であるDr.DACもネットで一時期かなり話題になった製品だ。
 今現在Dr.DAC2はその後継機種であるDr.DAC2 DXに製品シフトしている。
 Dr.DAC2とDr.DAC2 DXの違いは、一言で言えば光デジタル出力を持っているか持っていないかの違いしかない。それ以外の性能・仕様に一切の違いがないのは、基本性能がシッカリしているから…だと思いたいが、実際の所はどうなのかはわからない。
 このDr.DAC2 DX、もう発売してかなりの期間が経過しているが、ここにきてAUDIOTRAK以外のメーカーからカスタム品が発売される事が判明した。

 WiseTechというメーカーから、内蔵オペアンプを新日本無線製のMUSESシリーズへと交換したカスタマイズモデルのDr.DAC2 DXが限定販売されるというのである。
 画像にも書かれているが、MUSESシリーズの中でも01、02、8820を搭載している…のだが、実はこの3種類を搭載するのは、さらに別途オプションを適用した場合である。
 標準ではMUSES01をI/V変換部のオペアンプと交換のみとなっているから注意が必要だ。

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この時期にもらえるのはある意味幸せなのかもしれない

 今日、世間一般で言うところのボーナスなるものが出た。
 不安要素満載な日本経済の中にあって、これはある意味幸せな事なのかもしれないな、と思いつつ、中身を見て「ま、人生そんな上手くいかないよね…」とつぶやくワケだが、もらえないよりもらえる方が良いのに決まっている。
 そういう意味では小さな幸せをかみしめる事になるのだが、実は今回のボーナスに関して一つ気になっている事がある。

 普通、ボーナスは会社から支給される基本給与をベースに、会社側がその社員を評価した査定が加わり最終的な金額が決まる。
 この会社側の社員評価という部分で、気になる所があるのである。
 それは、私の査定が同部署内で一番下であって欲しい、というものである。
「アンタ、バカァ?」
 某アニメのキャラではないがこう言われても仕方がなく、実際問題、今回の私の査定は最低でなければいけないのである。

 私は営業管理部という部署に所属しているが、今の私は営業としてはもっとも売り上げ額が小さく、また新規顧客の開拓もできず、挙げ句の果てに今年の展示会では責任者の立場にありながら、例年の結果を遙かに下回る最低の結果を残してしまったのだ。
 だから評価が高いわけがない。他の会社なら下手すれば閑職に左遷されても文句の言えない状況である。
 こんな状況になってしまったのは、偏に私の能力不足によるものだ。
 業務遂行能力、指揮能力、危機管理能力、そして柔軟な発想を怠ったというのもあるだろう。しかし今回特に問題なのは指揮能力。責任者を任されながら、管理を疎かにしただけでなく、他のメンバーを指揮する段階でミスキャストをしたり、間違った指示を出したりと、とにかく良くない結果を招く原因を作ったと言える。
 こんな私だから、今回の査定が高いワケがなく、また高くあってはいけないのである。
 正直、自分の能力がこんなもんだったかと、自信喪失する程、今回はダメだったのである。

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パーツ組み付けに必要なものとして…

 さて、キャブのタップ加工も終わり、あとは実作業するだけとなったKSRのキャブ交換&オイルクーラー増設&左スイッチ交換だが、あと一つ用意するものが欠けている。
 それがエンジンオイルであり、KSRのエンジンオイルを抜かないとオイルクーラー増設は絶対にできない。
 というわけで、エンジンオイルを購入しようと思っているのだが、さて、エンジンオイルはどこのメーカーのものを購入すれば良いのだろうか?

 昔、2ストのNSR250Rに乗っていたときはカストロールを入れていた。
 どのグレード?と言われたら忘れたとしか言えないが、銘柄はカストロールだった。日本ではカストロールは絶対的銘柄のようで、迷った時にはカストロール…的な話があるとかないとか。
 ま、そんなのは言われなくても分かっているが、今回はせっかくの4miniのKSRなので、今までと違った方向で行ってみたい。
 しかも冬場のエンジンの掛かりの悪さも経験しているから、できるならそうした環境的な問題もクリアできるオイルを選びたいところである。
 ただ、ここ最近になって周囲の人からまず薦められる銘柄がある。
 それがMOTUL(モチュール)であり、個人的にも「ああ、やっぱりそうか」という銘柄である。

 MOTULと言えば300V、というぐらい、絶対的な頂点に君臨するオイルがこのMOTUL 4T 300Vである。
 二輪専用設計 ダブルエステルテクノロジーを採用した100%化学合成オイルの300Vは、エンジンの潤滑もさることながら、クラッチ部分の摩擦係数を上げる事にもその性能を発揮し、エンジンのパワーロスを最小限にとどめてくれる。
 しかも5W40の粘度設定はオールレンジに対応、今年初めの冬の朝のようなエンジンの掛かりの悪さにも効果がありそうである。

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忘れた頃にRO2

 ラグナロクオンライン(以下RO)。
 多分、私が未だ最高のオンラインゲームの一つとしてカウントしているゲームだが、日本でブームを起こしていた時期は運営がまともに仕事していないとおもえるほど荒んだゲームだった。しかし、そのゲームシステムは今以て良く出来ていたと言えるし、当時はハードウェアスペック的に厳しいゲームだったが、今のPCスペックなら比較的低スペックとも言えるPCで難なく動く、実に小気味よいゲームとなった。さらに今は運営もちゃんと仕事していると言える環境で、この状況が今から5年以上前に訪れていたならば、おそらくこのゲームを超えるゲームは存在しないんじゃないか? と思えるほどのゲームだったに違いない。
 そんなROの次回作として期待されたRO2は、日本でもオープンβテストが行われた事もあったが、結局その時進行していたRO2の企画はシステム的に問題も多く、多くのユーザーの期待する所とは全く違った展開となり頓挫、一旦韓国Gravity社が引き上げるという形で日本から姿を消した。
 そして新生したRO2の第一次クローズドβテストが韓国で行われたのが、2010年8月31日。
 全く異なったシステムと全く異なったグラフィックで戻ってきたワケだが、その時のテストではまだ未実装だったものが数多く存在していた(らしい)。韓国での出来事であり、日本国内ではサービスも開始されるのかどうかも分からないタイトルなだけに、情報も少なかった。
 そして今回、第二次クローズドβテストが韓国で再び行われる事となった。
 7月13日から17日という5日間だけのテストのようだが、今回はキャラクターの職業の性別制限がなくなり、新職業や新スキルの追加、システムとしてもいろいろな機能を追加してのテストになるようである。

 日本でテストされていたRO2とは見た目も随分と変わった仕様となった。
 あのテストは一体なんだったのだろうか…。

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ケータイでBlogを見る

 ケータイ、と一言で言っても最近は機能的に特定できない事が多くなってきた。
 日本には独自に進化したガラパゴスケータイと呼ばれるケータイのジャンルが存在し、それは未だにかなりのシェアがあったりする。
 しかし、昨今はスマートフォンの台頭も激しく、徐々にケータイという枠をスマートフォンが浸食しつつある。
 かくいう私もdocomoのケータイを所持しているが、ネットはもっぱらiPhone4を使うようになり、docomoのケータイは通話のみでの使用というスタイルに変化した。…金の無駄遣いと思われるかもしれないが、元々docomoからもiPhoneが発売されるかもしれないという期待を考えてdocomoの回線を残しつつSoftBankでiPhone4を新規契約したのだが、今ではその望みは全くなくなったワケで、2年縛りのSoftBankの契約が一端切れた場合に、docomoを解約して化完全にSoftBankに乗り換えてもいいかもしれない、と思い始めている。

 まぁ、そんな私の思惑はどうでもいいとして、問題はそのケータイでこのBlogを見る、というスタイルを最近では全く考慮していなかった、という事。
 このBlogは、もともとレンタルサーバの独自仕様のシステムで動作していたのだが、そのシステムでは新しい機能などの追加に対応できなくなった事から、数年前よりJUGEM仕様の上に乗っかる形でシステム変更が行われた。
 その際、今まで出来なかった事が可能になり、システムそのものが随分とリッチな仕様に変わったのだが、その際、私はケータイで閲覧する部分を“XHTML形式 ”に変更した。まぁ、これで表現できる事が増えた、と単純に考えた結果だったのだが、逆を言えばこの仕様変更は閲覧できる人を選んでしまう事にもなっていたワケで、今回、この事が原因で見る事ができない人がいた事を知る結果となった。

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電脳コイル、Blu-ray化

 2007年、個人的にはその年最高の良作の一つと思っている“電脳コイル”がBlu-ray化される事が発表された。発売日は11月25日で、通常版と限定版の2種類用意される。
 限定版はバンダイビジュアル オフィシャルショップである“.ANIME(ドットアニメ)”の専売で、正式には“電脳コイルBlu-ray Disc Box Director’s Edition”という名の商品となる。
 このDirector’s Editionには、特典ディスクが1枚追加されており、NHK特番“電脳コイルスペシャル”とパイロットプロモーションビデオ(TAF版)、そしてNHK特番“電脳コイル総復習”と、NHK特番“電脳コイル自由研究”、さらにDVD特典と
して収録された“電脳コイルのできるまで“を収録している。これら特典映像のウチ、NHK特番“電脳コイルスペシャル”とパイロットプロモーションビデオ(TAF版)はパッケージとしては初収録となる。

 価格は、通常版が既にAmazonで28,479円で予約受付中となっている。限定版の価格は39,900円なので、その価格差は約11,500円程度。
 普通に作品を見るだけなら通常版でも問題はない。この通常版とて、磯光雄監督総指揮のもと、一部で作画や音響、編集のリテイクを実施したディレクターズカット版が収録されている。だから、通常版でも作品自体の魅力に何ら問題はない。
 しかし、もっと深く電脳コイルを知るには、NHKで放送された特番は重要な要素となる。
 私はDVDは通常版で買いそろえた為、特典映像は観たことがない。
 正直言えば、限定版で欲しい所ではあるのだが…。

 約4万円はねぇ…なかなか出ないよねぇ(>_<)

もうこれで逃げられない

 さて、昨日はKSRのオイルクーラーの仮組みをしたワケだが、仮組みで止まってしまったのは偏にキャブのM8タップ加工ができていないから。
 このM8タップ加工が出来てしまえば、キャブ交換を進めて同時にオイルクーラーの増設という運びになるわけで、全てはキャブの準備が整わない事を理由に今までキャブ交換&オイルクーラー増設をせずにダラダラしていたのである。
 実際の所、作業したいという気持ちもありながら、何かしらの理由をつけて交換作業への不安や知識不足を最大の理由にしないで逃げてきた、とも言える。
 正直、私は何かやろうとしても自分の苦手な事ややったことがない事であれば行動をなかなか起こさないところがある。やってみれば「何だ、たいした事ないな」なんて事もよくある話で、やらずにぐだぐた言っている事が多いのである。
 …ダメ人間だな orz
 ま、そんなワケでKSRのキャブ交換もM8タップ加工を理由に今まで逃げてきたワケだが、とうとう今日でそんな言い訳が出来なくなってしまった。

 M8タップ加工完了。これでキャブヒーター取付が可能となったワケである。

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キャブ交換前にやっておこうかと…

 KSRのキャブ交換前にやっておかねばならない事は、まずキャブ側面のφ5の穴をM8タップにする事であり、それは今まで何度となくやらなきゃならんと書いているが、未だ実行されておらず…。
 忘れてるわけではないのだが、ボール盤を使うタイミングを逸してしまっているのである。
 φ6.8のドリルで穴を拡張さえできれば、M8タップ切りは自宅でもできる。そのためにタップハンドルとタップまで用意している。だが、φ6.8の穴加工だけができずにいる。
 困ったものである。
 だが、このタップ加工だけが残っているわけではない。キャブ交換時には左スイッチ交換もあればオイルクーラー増設もある。
 というわけで、今日はオイルクーラーの取付前までの作業を行った。

 ここまで。…なんてことはない、仮組みである。
 仮組みといっても、取付ステーとホースを取り付けるバンジョーなどを取り付けただけ。
 画像はオイルクーラーを裏側から見たものになる。表面はオイルクーラーガードが付いている。
 ま、ここまでしか進める事ができないため、今日の作業はココで終了である。

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iPad2 Plus?

 Retina Displayになった“iPad2 Plus”が年内に発売されるのでは? という話が浮上している。
 こんな噂が出たのは、iOS5のSDKキットの中に2048×1536ドットの画像が見つかった事がその理由だが、もともとiPad2が出る時にもRetina Displayになるのでは? という噂があったワケで、その時には技術的な問題が伴ったため解像度は次期へと持ち越しとなったとされている。
 だから開発キットの中に2048×1536ドットの画像が見つかったとなれば次期iPadの発売が近いのか? という噂も出て然るべきという所。
 だが、iPad2発売からまだ半年という状況で次期iPadが発売される…というのも考えにくい。
 というわけで、浮上してきたのがRetina Displayになり解像度が向上したiPad2、つまり“iPad2 Plus”というワケである。

 だが、私としてはこのiPad2 Plusの存在も混乱を招く元になるのではないかと思ってしまう。製品乱発としか思えない。
 消費者としては完全な新機種が出てくる方が納得がいくというものである。
 ただ…製造業の人間という視点で見ると、こうした“確実に売れる製品”の登場は景気づけには良い製品だったりする。
 この辺り、なかなかのジレンマだったりする。

 何はともあれ、真実は見えないが可能性がないワケでもない。
 Apple製品のブランド力が光る今、売る側からすれば売れる製品を展開したいところ。
 世界的な景況感すら左右しかねない製品であるだけに、登場を待ち望む人も多いだろう。

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