MacBook Proの不具合?

2020年型の13インチで不具合がある可能性が…。

狙っていた上位モデルで

最近はYouTubeでいろんな情報を見たりするのだが、その中で2020年型のMacBook Proをどの構成で購入すれば良いのかなどの参考になるかと思い、関係の動画を特に注視してみていたのだが、そこで気になる動画に出会った。

この動画を見ると、Macの動画編集ソフトである「Final Cut Pro X」で、レインボーカーソルという、Windowsで言う所の砂時計、つまりフリーズのような止まってしまう現象が見られるという内容が報告されていた。
「Final Cut Pro X」を使い始め、約10分を過ぎたあたりでこの症状が出るようなのだが、対象となるモデルが13インチの2020年型第10世代コアを搭載した上位モデルらしい。
Airよりもコッチを選びたいしかもコメント欄を見ると、メモリを16GB搭載したモデルであっても、32GBを搭載したモデルであっても症状が出ているようで、今の所改善されるような状態ではないらしい。
さらに、この動画のコメントを見てみると、Adobe Premiere Proでも同じような症状が出たりするらしく、どうもこれらのコメントなどを総合して考えて見ると、どのソフトウェアを使い始めても10分を超えた辺りで、発生しているような感じである。

原因は何だ?

これらのコメントで考えられる原因を予想すると、まず最初に予想できるのが、発熱問題で熱暴走しているのではないか? という事。
しかし、この動画の投稿主の話では、温度的にはCPUは60℃台でも発生するらしい。
また、当初は32GBというメモリの時に問題を起こしていたので、メモリコントローラーあたりの不具合かもしれないという予想もあったが、結局16GBモデルでも発生したので、この可能性もない。
ひょっとすると、搭載しているSSDの問題かもしれないとも考えられるが、Macの標準機能としてディスクを「フルアクセスモード」にしたとしても、結局ドライブからの読込みに問題があるのか、レインボーカーソルが出てきて止まるらしい。
こうなると、正直何が原因でこのような事が起きているのかが非常に判りづらい。
しかも、イヤな事に問題なく動作している個体もあるというから困りものである。
そうなると、初期生産モデルのみ発生する問題なのかもしれないが、そもそも初期生産モデルはいつまで発売されたものなのかが見えないし、そういう情報はAppleでないとわからない。
正直、これでは買うにしても安心して購入するコトができない事になるのだが…。

第8世代は大丈夫らしい

13インチの2020年型MacBook Proでも、下位モデルの第8世代CPUを搭載したモデルではこの問題が報告されていないらしい。
となると、Ice Lakeにのみ発生する問題だとするならば、やはりCPU内に統合されているメモリコントローラーの問題という可能性も捨てきれない。
CPU内部は、部分的に熱が溜まりやすい部分もできたりする事もあるので、CPU全体は60℃台だったとしても、統合されたI/O部分に熱が籠ってしまうと、その部分だけで熱暴走する可能性もゼロとは言えない。ましてMacBook Proのような薄型モデルであれば、排熱は厳しい設計基準の中でエアフローを作っているので、熱が籠る部分ができても何ら不思議ではない。
ただ、前述したように何の問題もなく動作している個体もあるので、今の時点では何が正で、何が誤なのかもわからない。
Appleとしては虎の子の第10世代CPUモデルなので、問題が出たという事を公にしたくはないのかもしれないが、情報を集めて事実関係を把握し、情報共有してもらいたいものである。

とりあえず、私の予感ではあるが、何となく初期ロットモデルにのみ起きている問題ではないか、と思っている。
ま、根拠もない話なので、アテにはならないのだが、何となくAppleがさりげなく修理で片付けてしまうような気がしている。
何はともあれ、まずは何がトリガーなのか、原因が知りたい所である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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