実はまだ問題解決していないという事実。
接続していない
先日、当Blogでも記事にしたとおり、QNAPのQHora-301Wという無線LANルーターを導入する際、いろいろな問題が発生してとりあえずは導入できたものの、未だ謎が残る状態にある。
ネットにはとりあえず繋がっているものの、DTIのIPv6接続確認用サイトに接続すると、なぜかIPv4接続はしているものの、IPv6接続にはなっていないという事が新たに判明。
結局、今の時点でなぜインターネット接続しているのかすら謎の状態にある。
QNAPのテクニカルサービスにもその後ずっと連絡を入れているのだが、最終的にはQHora-301Wのシステムログを送付する事になる始末。
調べてもらった所、結局ネット接続に失敗しているという事がわかった。
…接続に失敗しているのに、とりあえずIPv4接続でネットに繋がっているというのも変な話なのだが…そこは問題にならないのだろうか?
QNAPのテクニカルサービスは、とにかく私が契約している回線とプロバイダー契約の情報が知りたいという事だが、先日も同じ事を回答している。ただ、私の勘違いで、私の回線はてっきりNTT東日本のフレッツ光ネクストギガファミリーだと思っていたら「DTI with ドコモ光」に切替えた時、回線事業者がNTT東日本からドコモ光に変わっているらしく、そこをテクニカルサービスに指摘されてしまった。
ただ、もともと「DTI with ドコモ光」だと明言しているので、それならば回線事業者は言わずとも分かるはずなのだが、どうも先方が確認したい事は事業者ではなく、契約内容だという。
回線事業者との契約内容? 何の事だろう?
いろいろ考えた結果、光回線を契約する時、一軒家の場合は戸建てになるし、マンションなどではマンションタイプになるという事を思い出したので、とりあえず「戸建/タイプA」で回線を依頼しているという事をテクニカルサービスには伝えた。
もしそれ以外の情報だとしたら、私には分かりかねるのでドコモ光なりDTIに確認する必要があるだろう。
新たに知る事実
QNAPのテクニカルサービスが回線契約の内容とプロバイダー契約の内容をやたらと知りたがるのは、日本の光回線の種別は全部で6種類ほどあるらしく、それを特定したいかららしい。
6種類?
当初、回線種別に6種類もあるのか? と思ったが、NTT以外の回線、電力線網を利用しているものなどを考えると、たしかにそれぐらいはあるのかもしれないし、前述したように戸建てとマンションでは提供形態も異なるので、6種類ぐらいはあるのかもしれない。
ルーターは、そうした回線の種別毎に設定を持っていて、国内メーカーのルーターは国内全ての設定値を最初から持っているのだろう。
QNAPは国内メーカーではないので、そうした日本独自の設定などはあとから追加している可能性がある。
特にQHora-301Wはファームウェアで後からIPv6接続に対応しているので、そのアタリが弱いのかもしれない。
…ただ、私の回線種別は日本国内ではとても一般的なもの。ドコモ光の戸建用回線で、ホームルーターなどを使ってひかり電話なども使っていないそのままの光回線である。
もしこの回線が原因で繋がらないのだとしたら、そもそもv6プラスの接続に対応、と謳う事はできないような気がするのだが…。
とりあえず、今はQNAPのテクニカルサービスの回答を待つのみである。
ちなみに、以下画像の[接続の種類]というところに[ステートレス(SLAAC)]が表示され、それを選ぶ事ができれば、v6プラスでの接続が可能になる、というのがQNAP側の説明である。
設定値が出てこないので選びようがない。ちゃんとリンクしてローカルアドレスまで発行されているのに、リンクしないという意味が分からない状況である。
無線LANは超安定
大元が不安定なので、超安定という言葉は使えないのかもしれないが、無線LANの接続に関して言えば、恐ろしいほど安定している事が確認できている。
先日のBlogでも書いたが、無線LANを今まで2.4GHz帯と5.0GHz帯で分けて設定していたが、バンドステアリングで一体化した。
SSIDを全部で3つ(ゲスト用含めると4つ)持てるので、セキュリティを2種類用意し、WPA/WPA2のもの、WPA2/WPA3のものと分け、繋がる先の機器に合わせる事にした。
Amazon Echoを中心としたAlexaに繋がる機器全ては、これで問題なく接続できた。
WXR-5950AX12を使用していた時のあの不安定さはまるで感じない。ま、WXR-5950AX12は無線LANの不安定さだけでなく、本来のルーターとしても不安定な事が多かったわけだが。
ただ、問題も…
ネット回線の接続問題はあるものの、無線LANの安定した接続は素晴らしいのだが、ただ…唯一Amazon Kindle(第10世代)だけは何故かWi-Fiに接続できないという事態に。
Kindle側の機器は前述の2つのWi-Fiをちゃんと掴んでいるので、それら両方とも接続を試してみたが、繫いでいる最中に接続失敗と出てしまう。
理由が全く分からないまま、何度も接続設定を繰り返したのだが、半ば諦め気味に、掴んでいるWi-Fiから選ぶのでは無く、手動でWi-Fiの回線を指定して設定してみたところ、何の問題も無く接続できてしまった。
…何だ、コレ?
おそらく、Wi-Fiルーター側の問題ではなく、Kindle側の問題なのだろうが、掴んでいる電波からの設定は受け付けないのに、同じ電波設定を手動で設定すると繋がるとか…どういう事よ?
とりあえず繋がったから良いが、意味がわからん。
ま、問題が起きたら原点に還れ、という事だな。
で、原点に戻ってもう一度確認したのだが、実はDTIのIPoE接続のページである「https://4466.jp/」には、対応機器一覧というページがある。
そこを見ると…QNAPのQHora-301Wが掲載されていない。
…つまり、最初から対応していない機器を使っていたという事で、単にQHora-301Wがv6プラスに対応した、という話だけで、今私は接続をしようとしているという事。
…こりゃ、ダメかもしれんな。