Category: デジカメ/ビデオ

LUMIX DC-S5

ある意味、今一番私が欲しいと思っている一眼デジカメかもしれない。

Lマウントの新型

Panasonicが2020年9月25日に発売するとしている、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX DC-S5」だが、この機種、ある意味私が今一番欲しいと思える一眼デジタルカメラではないかと思う。
その理由は、ライカが採用するLマウントのカメラである、という事と、先代であるS1の機能をよりコンパクトにしたカメラだからである。
Lマウントの普及機になるか?富士フィルムのX-T4も欲しいカメラではあったが、オリンパスのマイクロフォーサーズ規格を使っていた私からすると、Panasonicとの親和性は富士フィルムよりも高いわけで、全く異なるマウントとは言え、まだPanasonicの方が私向きかな、という気がしている。
以前のデジタル一眼カメラを使っていた私の状況と、昨今の「いいな」と思うカメラの方向性の違いは、意外にも「動画に強い」という事。
別に今すぐ動画を撮りたいという風に思っているわけではないのだが、今気になっているのは、実はスチールではなく動画だったりする。
なので、この「LUMIX DC-S5」が発表された時、その動画機能が実は一番気になるポイントだった。
S1とほぼ同等の機能を持ち、それでいてS1Hに肉薄する性能を部分的に持っているだけでなく、ライブビューコンポジット機能を35mmフルサイズセンサー機で初めて搭載しているという点で、30万円以下のカメラでそれらが可能になっている時点でコストパフォーマンスも高めのカメラではないかと感じている。
マイクロフォーサーズはまだまだ顕在とは思っているが、オリンパスが身売りした今となっては、次なるマウントを私の中では見据えていかないといけないのかな、とどこかで考えていた。
そこにきて、Panasonicがこのカメラを発表した事で、私は「Lマウントはアリかもしれない」と考えた。
ライカの規格であるという事と、日本ではSIGMAがLマウント機を出しているので、マウントとしてはまだまだこれからのマウントではないかと思っているので、今の私のイチオシとして見ていて、Lマウントの普及機になると良いなと思っている。

手ブレはまだまだ?

オリンパスのカメラを使っていると、何が一番便利かというと、その手ブレ補正である。
何と言っても、最新機でいけば対応レンズと組み合わせて7.5段分とか、もう訳わからんぐらいの性能を見せつけているのだが、これはオリンパスの話で、他社はそれにまだ追いついていない(といっても近いところまでは来ているが)ところがある。
「LUMIX DC-S5」でも、ボディ内手ブレ補正で5段分が確保されていて、対応レンズと組み合わせて最大6.5段分とこれでも十分ではあるものの、まだオリンパスを追いかけているレベルである。
ただ、そうは言っても「LUMIX DC-S5」はフルサイズセンサー機であるので、フルサイズ機でもここまできたのか、という性能ではある。ま、フルサイズ機の雄であるSonyのαもボディ内手ブレ補正は5段分なので、それと同等と考えれば優れた技術である事は言うまでもない。
…ちなみにオリンパスのE-M1 Mark3は、ボディ内手ブレ補正は5.5段分と他社を一つ上回る。これで身売りとは…なんとも悲しい事実である。

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デジタル一眼をWebカメラに

最近流行りなのか?

オリンパスも対応

6月24日に、オリンパスが映像事業を売却するという話が出て以来、あまり良い話が出てこなかったのだが、その後新型レンズのロードマップ発表などもあり、まだ継続しているんだ、という情報発信がユーザーに少しの安心感を与えたオリンパスだが、それとほぼ同時に、既存のE-M1系とE-M5系(但し初代E-M5は除く)でをWebカメラ化するソフトウェア「OM-D Webcam Beta」が無償公開された。

Olympus OM-D Webcam Beta
https://dl-support.olympus-imaging.com/webcambeta/jpn/index.html
(上記は現在リンク切れ。継続データは以下より)
https://support.jp.omsystem.com/jp/support/cs/soft/

対応OSとしては、Windows10の32bit版および64bit版で、MacOSは含まれていない。
ソフトウェア名に「beta」とあるように、また本ソフトウェアはベータ版であり、動作保証やユーザーサポートの対象外となるソフトウェアではあるが、おりんぱす機でもWebカメラとして使用出来るようになるという事の意義はそれなりにあるのではないかと思う。
対応カメラをUSBケーブルでPCに接続して使用する事で、手軽にWebカメラとして使用する事ができるという点においては、他社製のソフトウェアとは大きく違わないものと推測される。

一眼ならではの高品質

デジタル一眼をWebカメラとして使用する事のメリットは、単純に大きなイメージセンサーと高品質なレンズで撮像した映像をWebカメラの映像として使用出来る、という事に尽きる。
おそらくだが、デジタルであれば、一眼レフであろうとミラーレスであろうと、その映像はイメージセンサで捉えているものになるハズなので、あとはそのイメージセンサの映像をHDMIなりの信号で外部に出力できればこの機能は実現できる事になる。
但し、一眼レフの場合、ミラーが上がっている時でないとセンサーは映像を捉えないので、そのミラーを上げっぱなしにする、という制御が必要になる。ま、これはメカシャッターを持つミラーレスであっても似たような処理が必要なので、プログラム的には大差ない話になるかと思うが、少なくともセンサーが大きく、それでいてレンズが高品質である事が、通常のWebカメラとの大きな差にはなるはずだ。
ま、価格も違うので、当たり前といえば当たり前の事ではあるのだが。
E-M1で撮影してみたただ、今回のWebカメラ化に関しては、私的にはPENシリーズ、もしくはPEN-Lシリーズで出来る様にした法が良いのではないかと思う。
小型でありながらセンサーサイズが大きいというメリットを持つのがPENシリーズなので、そのPENシリーズをWebカメラ化したいという声の方が強いのではないかと思うのだが…。

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スマホをコンデジっぽく

スマホの撮影能力を考えればアリな製品かも。

撮影用グリップ

Glotureが、スマホのカメラをコンパクトデジタルカメラっぽく操作できる撮影グリップ「Pictar Pro」を直販サイトで発売開始した。
製品は2種類あり、通常版は19,800円、ワイヤレス充電に対応した「Pictar Pro Charge」は24,800円になる。
こういう製品があってもいいiPhoneやAndroidの端末を装着することで、シャッター、レリーズ、ズーム、ホイールなどをコンデジのように操作、撮影できる。さらに別売りのカメラライトや三脚を併用する事もできる。
スマホには専用アプリをインストールし、それを使ってコントロールする事になる。本体にはシャッターボタンやズームスイッチ、露出補正ホイールなどが搭載されているので、それらを操作する事で実際のスマホのカメラをコントロールできる。
グリップは人間工学設計になっていて、撮影中でもじっかりと握ってレリーズできる。この事で手ブレを抑制する事ができるので、スマホ自体の手ブレ補正と併せてさらにブレのない撮影が可能になる。
また、専用のビューファインダー「Pictar Viewfinder」が付属し、これをグリップの後ろに取り付けると、アプリがファインダーを認識、プレビュー画面をファインダーとして再現できる。
また前述の専用アプリ「Pictar」では、カメラモード以外にもマニュアルモードも備えており、他にシャッター・ISO優先モード、ホワイトバランス調整、露出補正、TIFF/RAW、ヒストグラム、グリッドとレベルインジケータ、分割フォーカス、露出ポイントの調整ができる。
スマホの撮影能力が著しく向上している今であれば、こういう製品でより写真品質を上げてやれば、ホントに一眼デジカメ等が不要になる人も出てくるだろう。

Gloture Pictar Pro
https://gloture.jp/products/pictar-pro-smartphone-camera-grip?variant=32489907552331 (現在リンク切れ)

取り付けられるスマホに注意

この撮影用グリップはスマホを固定する関係から、使えるスマホとそうでないスマホが存在する。

Pictar Grips Compatibility
https://compatibility.pictarworld.com/products/pictar-smart-grip (現在リンク切れ)

各種のスマホに対応しているとはいえ、該当するかは予め調べておいた方が良いだろう。
特にAndroidでは限られたメーカーしかまだ装着確認されていないところがあるので、シャオミ製スマホなど中華製Androidは要注意である。
iPhoneに関して言えば、iPhone6以降のものに対応はしているようなので、問題なく取り付けられるとは思う。
また、本製品は現時点ではまだ先行予約販売となっている。売れ行きが伸びれば、一般販売の可能性もあるとは思うが、今の段階では限定品みたいなものなので、どうしても欲しい、という人は今の内に突貫する事をお薦めする。

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趣味の未来予想図

Olympusがこんな事になったので、未来予想図が書けなくなった。

メイン機を移行か?

6月24日、Olympusが映像事業部門の売却を発表した。
私の中ではちょっとした激震が走ったわけだが、やはり積み重なる赤字から母体を守る為に、映像事業部門を切り離す決断をした、という事のようである。
医療機器、特に内視鏡のコア技術でもあるので、私の中にはどこか大丈夫、という根拠のない安心があったのだが、裏を返してみると、どうも数年前から売却先を探していた、という話もある。
今後、しばらくはブランドが残るとも言われているが、未来が明るいものになるかといえば、それはもうほぼ絶望としか言いようがないように思う。
マイクロフォーサーズという規格は、別に母体であるOlympusが絶対に必要というわけではない。オープンにされている規格要素なので、他社ががんばって規格を維持、発展させる事ができれば問題はない。
だが、有力とされるPanasonicにしても、Lマウントというフルサイズ規格と併行してマイクロフォーサーズを維持しているレベルで、これが良好な商売を可能にしているかといえば、必ずしもそういう訳でもない。
私の個人的な考えではあるが、今後マイクロフォーサーズは上手くいってもドローンに搭載される大型センサーという位置付けが関の山で、それも1インチセンサーが主体となるかもしれない。
Olympusとしては新製品を期待出来ないだろうし、今ある資産を上手く使って行く、というのが、今後のマイクロフォーサーズとの付き合い方なのかもしれない。
フード無しだと違和感まるでなし…ただ、私は現時点で初代のE-M1とレンズが4本程度を持つだけなので、場合によっては売却して別のマウントへと移行するのもありかもれしないと思っている。

今後の主体は何か?

では今後の一眼デジカメの主体となるマウントは何なのか?
正直、SonyのEマウントはもっとも生き残りやすいマウントではないかと思っている。フルサイズセンサーとしては異例なまでに熟成した感じがあるし、普及もしている。ニコンやキヤノンのマウントもフルサイズでは良いマウントが多いが、ミラーレスとなるとやはりEマウントが一つ飛び抜けた普及率を持っていると言える。
では私もMINOLTAではないSonyのαに返り咲くのか? というと、流石にフルサイズセンサーのレンズを揃えていくだけの体力が私にはないのではないかと思っている。
それにフルサイズとなると望遠はレンズも重く大きいので、私としては非常に厳しい使用環境となる事が予想される。
では他に選択肢があるのか?
マイノリティが好きというわけではないが、もう一つ考えられるとするならば、フジノンレンズだろうと思う。
冨士フィルムのX-T4は一時期購入を検討した事もある機種なので、今後はそちらを主軸において検討した方がいいのかもしれない。
ただ、フジノンレンズに手を出すコストを考えると、SonyのEマウントに手を出すのとあまり変わらないコストになる可能性が高く、結果として自分に合っているか? と言われればそれもまた疑問である。
カメラはとかくお金がかかる。
それが今はスマホで一定の撮影ができるのだから、あえて一眼デジカメの必要性がない、という言い方をする人もいる。
それなら、そうした一眼デジカメに手を出すのではなく、前述したドローンに投資すると言う手もある。静止画やちっょとしたものの撮影はスマホで済ませ、特殊な撮影をドローンで…というのが、撮影の幅をもっとも広げる良い話なのかもしれない。

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苦肉の策の繋ぎとして

メインのカメラを数年アップデートしていない事を考えて。

型落ち品を狙ってみるか?

私がメインのカメラとして所持しているのは、オリンパスの初代のOM-D E-M1である。
私が出不精という事もあって、使用頻度もそんなに高いわけではないのだが、時間が空きすぎていて既に三代目が製品化、市販されている状態である。
初代のE-M1は価格が安く、ファームウェアのアッブデートで見違えるほど高機能機になったが、二代目はそこに超高速のAF、連写性能を持つに至り、三代目が出てきてもセンサーは二代目と同じものが使われる等、二代目から三代目に買替えない、という人が出るほど三代目はマイナーチェンジの枠に留まった感がある。
いや、逆を言うと二代目のポテンシャルが相当に高かった、という事かもしれない。
そんな状況にありながら、では私はどうするのか? という事をここしばらくずっと考えていた。
欲しいカメラとして、実は最近発売されたE-M1 MarkIIIではなく、富士フィルムのX-T4も検討に入れていたのだが、私が購入するとなるとレンズから購入する必要がある事から、その出費額の大きさ故、手が出せないでいた。
E-M1 MarkIIIにしても、結局前述したような状況なので、あえてここで20万円ほどの出費を覚悟してアップデートするだけの意味があるのか? と思えていて、さて、本格的にどうするか? と悩んでいたのが、ここ1~2ヶ月の事である。
で、いろいろ考えた末に出した答えが二つある。
それは、今回カメラのアップデートはしない、という回答と、二代目のE-M1 MarkIIを中古で購入する、という答えである。
高くなるのも解らなくはないのだが…三代目が登場した事で、二代目は一気に価格が落ちた。
性能的には確かに三代目はマイナーチェンジクラスと言われても仕方がないが、それでも画像処理エンジンは新型だし、手ブレ補正機能も性能向上している。細かいところを見ていけば、やはり最新型と言えるだけのものがあるので、二代目はどうしても価格は下がってしまう。
ならば、私としては、予算もない事を考えるとあえて二代目に落ちつく、という選択があるのではないか? と考えた。

レリーズ数の少ないものを

E-M1 MarkIIは新古品もまだあるので、そちらを狙う方が良いのでは? という考え方もある。しかし、新古品は間違いなく10万円以上の価格になるし、場合によっては12~15万円くらいにはなる。
それぐらいの価格なら、三代目を購入した方が良い、という結論に至るので、もし二代目を購入するなら中古品、それもレリーズ数の少ないものを狙い、価格は7万円台で抑えるのが得策というものである(収まるかどうかはわからない)。
ここら辺、中古カメラの基準で考える事になるので、判断がとても難しいのだが、これも一つの方法だろうな、と考えている。
ただ、中古カメラの世界は新品を買うよりもずっと深く、悩ましいものなので、知識の乏しい私が手を出して良い世界なのかが非常に微妙。
そう考えると、ヘタに手を出すと後悔する事も十分あり得るので、今は出した2つの回答を行ったり来たりしているのが現状である。
中古と言えども安い買い物ではないので、ホントにこのアタリは難しい。

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気になるX-T4

「https://olympus.blue/」なんてサイト持ってるのに…。

明暗を分けた2機種

冨士フィルムから「X-T4」の情報が公開されてから、妙に気になっている。
APS-C最高峰のカメラセンサーや画像処理エンジンは前機種のX-T3と同じにも拘わらず、その新たに搭載されたボディ内手ブレ補正機能やより高度化したAF機能で、より一層魅力的に見えるX-T4に対し、同じく前機種とセンサーは同じで画像処理エンジンは新しくなったE-M1 Mark IIIを比較すると、本来ならE-M1 Mark IIIの方がより進化した事を実感しなければならないにも拘わらず、何故かX-T4の方がより進化したような感じがしてしまう。
コレって、本来オカシな事ではないかと、ふと思ったわけである。
E-M1 Mark IIIだって、ボディ内手ブレ補正は7段と驚異的なまでに進化しているし、AFにしてもE-M1Xと同等レベルにまで進化しているのだから、本来ならセンサーが前機種と同等でももっと歓迎されても良い新機種ではないかと、ふと思い直したわけである。
だが、世間では実際にはX-T4はものすごく好評で、E-M1 Mark IIIはE-M1 Mark IIユーザーを中心にあまり受け入れて貰えていない。
コレって、ある意味オリンパスがかわいそうな状態じゃないか? と思ったわけである。
ただ、ユーザーの反応はある意味間違っていない。
X-T4の前機種は1年半前に発売されたものなので、センサーや画像処理エンジンが同じでもある意味仕方が無いところがある。
だが、E-M1 Mark IIIはE-M1 Mark IIが発売されてから3年が経過していて、それと同じセンサーが使われているという事は、そもそもセンサーはここ6年近く更新されていない事になる。それでは流石にユーザーも変更されていない事を問題視するのは当たり前である。
それにX-T4の手ブレ補正機能は、イキナリ搭載されて最大6.5段分の効果を発揮し、さらに動画性能を相当に引き上げてきた追加要素が大きい。
もともと冨士フィルム機はスチル撮影にはX-Pro系が存在する為、X-T系は静止画と動画のハイブリッド構成を求められていて、状況がオリンパス機と全く異なる。
この製品構成の差で、ユーザーの反応が全く変わってしまったと言える部分もある。
なので、正しい製品判断をするには、個々の性能を改めて検証するしかない。印象で受け止めてしまうと、購入すべき機器なのかどうなのかの判断をする上で大きな見落としをしてしまうかもしれない。

オリンパス派も気になる

まずE-M1 Mark IIIだが、正直、E-M1 Mark IIユーザーからしてみれば買替える必要性がないかもしれない。手ブレ補正の段数が変わった事実もあるし、手持ちハイレゾショットもできるし、AF性能も向上してはいるかもしれないが、劇的変化ではないとも言える。
ただ、進化した部分を見てみると、まさしく正統進化と言える機能向上はちゃんとしている。センサーが同じだからといっても、画像処理エンジンが新しくなっているので、その点は大きな違いになってくる。
また星空AFは、おそらく今までにない世界をユーザーに提供してくれる。シャッター速度をあれだけ遅くし、ピントを星に合せてくれる機能は今までにない体験ができるハズだ。
そう考えれば、決して新しくないわけではないし、進化もしているが、やはりセンサーが6年近く更新されていない事を考えると、そこに20万円を投入するならレンズを買った方がいい、となるかもしれない。
一方、X-T4はというと、まずセンサーや画像処理エンジンが変わっていないので、そこを求めるならX-T3からの買替えはしなくてもいいかもしれない。が、まず最大6.5段分の手ブレ補正がボディ単体でできるようになった事、画像処理エンジンのパラメーターを新しくした事で、X-T3とは全く異なる次元の撮影を可能にした点は大きい。
また、動画を撮影する上で言えば、より動画撮影しやすい操作性になった事も大きいし、何よりフルHDで3分の240fps撮影ができるようになったのは大きい。スローモーションという映像的にも見応えのある撮影が簡単にできるという事は買替えの動機としては大きいと思う。
全体的に、ボディ内手ブレ補正が付いただけでも買替えの条件を満たしてきているように思える。そういう意味でX-T3ユーザーは自分のやりたい事の幅を広げたいなら買替えた方が良いと言えるし、また静止画も動画も満たしたいという事で言うなら他機種からの転向もあり得る製品になっていると言える。
なので、オリンパス派の私も非常に気になる一品である。

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X-T4、発表

ついに冨士フィルムの「X-T4」の仕様が発表された。

5軸6.5段の手ブレ補正

冨士フィルムの次期フラッグシップ「X-T4」の仕様が正式発表された。
発売は4月で価格はオープンプライスとしているが、店頭予想価格ではボディ単体で204,500円前後、XF16-80mmF4 R OIS WR付きレンズのキットが264,500円となる予想。当初からカラーはブラックとシルバーが用意される。
APS-C最高峰のカメラ有効約2,610万画素のAPS-Cセンサーを搭載し、センサーは裏面照射型の「X-Trans CMOS 4」となる。搭載する画像処理エンジンは「X-Processor 4」で、現行機種であるX-T3と同等のエンジンではあるが、新搭載のボディ内手ブレ補正はX-H1と比較して8倍のブレ検出精度を持つジャイロセンサーとしゃっタージの微振動を抑制する衝撃吸収機構を採用し、5軸最大6.5段の手ブレ補正機能を搭載した。
連写機能は、メカニカルシャッター時でも秒間15コマで、電子シャッター時には秒間30コマのブラックアウトフリー高速連写が可能になっている。
アルゴリズムをさらに進化させた事で、最短約0.02秒の高速AFを再現し、カメラ側に向かってくる被写体や逆にカメラから離れていく被写体も正確に捉え続けられるという。
動画撮影機能も強化されていて、4K/60p 4:2:0 10bitでのカメラ内SDカード記録が可能になった。なお、HDMI出力ではより色情報の多い4K/60p 4:2:2 10bitでの出力に対応するので、外部に録画できる機能を持たせれば、よりディープなHDR撮影も可能になる。
また、動画撮影用では電子式手ブレ補正を新たに搭載し、手ブレに合せてフレーミングを微調整する事で手持ちによる動画撮影の手ブレ補正を持たせた。さらにフルHD撮影時であれば240pによるハイスピード撮影も可能で、最大10倍のスローモーション映像で再生できる性能を持つ。
正直、センサーや画像処理エンジンがX-T3から据置ではあったものの、想像していた以上に進化していて、手ブレ補正やら動画撮影機能の強化で全く別モノのカメラに仕上がっていると言える。
同じセンサー据置だったオリンパスのE-M1 Mark IIIとは大きな差を生んだ次世代機と言えよう。

俄然興味の出てきたX-T4

私は以前から言っている様にマイクロフォーサーズシステムを使用していて、持っているカメラもE-M1(初代機)とオリンパス推しではあるのだが、そんな私からすると、2代目であるE-M1 Mark IIをスキップした関係から、今回発表されたE-M1 Mark IIIは、ある意味「買い」の機種ではある。
だが、X-T4の性能を見てしまうと、俄然X-T4に惹かれてしまう。
持っているマイクロフォーサーズレンズの数が少ない事から、このまま冨士フィルムのXマウントに突入してしまいたくなる衝動が駆け巡っている。
何しろ、X-T4はこの機能・性能にしてボディ単体で204,500円と、E-M1 Mark IIIと1万円程度の差しかない。
センサーサイズはAPS-Cではあるが、マイクロフォーサーズよりはセンサーサイズも大きいし、ハイレゾショットも付いていないがそもそもハイレゾショットそのものが私にとっては不要なので、X-T4が実に堅実なカメラに見えてくる。
ただE-M1系にもメリットはあって、圧倒的な小型軽量システムである利点は、相手がX-T4であってもまだ優位だし、そのメリットが何物にも代えがたい、と思っている人達がいるのも事実だ。
では、X-T4はシステムとしてどれぐらいの大きさになり、どれぐらいの重さになるのか?
それを明確に体感できれば、オリンパスからの乗り換えもあり得る話になるのかもしれない。
Xマウントのレンズで、明るくて寄れて軽いレンズというのは存在するのだろうか?
正直、今までオリンパス機しか注視してこなかったので、冨士フィルム機の情報があまりない為、システム関係の情報がわかれば、本格的に検討するかもしれない。

兎にも角にも、前機種から据え置かれたものがあるにも関わらず、その評価が大きく分かれたE-M1 Mark IIIとX-T4だが、やはり5年以上据え置かれたセンサーでは、ユーザーの心を掴むのは厳しいのかも知れない。

CP+2020、開催中止

英断だと思うが残念極まりない。

急遽、中止

2月27日から4日間に渡ってパシフィコ横浜で実施される予定だったCP+2020が、新型コロナウィルスの影響で開催中止となった。
もちろん、感染者拡大を防ぐために執った措置だが、実に残念極まりない結果である。
仕方が無いとはいえ残念もともとCP+は、実際にカメラ実機を「手に取る」「ファインダーを覗く」といった、カメラならではの特性に触れる機会を狙った展示会なので、まさにウィルス感染が危惧される行為が行われるわけで、それが感染者の拡大に大いに影響する事は、考えるまでもない話である。
おそらく、新型コロナウィルスの話が出た段階で、主催側は中止を含めた対応を検討していたとは思う。
ワクチン等の対応が今後一年以上かかる、と言われる現状では、今回の措置は妥当と言わざるを得ない。
ちなみに現時点で、日程をずらしての開催の可能性に関しては考えていない、という回答が出されている。今後、製品に一般来場者が触れることができるイベントの開催を含めた展開については、やる、やらないを含めて今季の検討課題としたい、というのが、主催側の判断である。

それでも新製品

今回のCP+2020に合せて…というか、今年実施されるであろう東京オリンピックに合せて、次々と新機種が発表されている。
先日はOlympusのE-M1 Mark IIIが発売になる発表があり、2月末には冨士フィルムのX-T4が発表される予定、キヤノンからは2020年にEOS Rが発売される発表が行われた。
ミラーレスだけでなく、一眼レフ機に関してもまだまだ新型が登場する発表・発売が控えていたりするが、まずその第一弾としておひろめの場として設定されていたのがCP+2020である。
それが中止という事になる事そのものが、この業界に関してのマイナス要素であり、とても残念極まりない事なのは、言う迄も無い。
ただでさえ下火になっているこのカメラ業界をどうやって盛り上げていくか、また悩みの種が大きくなりそうである。
ただ、どんな時でも良い製品が売れるというのは世の常である。
カメラメーカーによっては、メーカーそのものの生き残りも危ぶまれるところもある状況だが、良い製品が登場すれば結果は自ずと付いてくる。コストとの兼ね合いで妥協せざるを得ない事もあるかと思うが、そこを一つ乗り越える度に、製品が一つ高みに登る、という事を十分考えて欲しいところである。

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E-M1 Mark III、発表

遂に発表されたOlympusの新型だが…。

噂通りのマイナーチェンジ

ついにOlympusから「OM-D E-M1 Mark III」が発表された。
発売日は2月28日で、価格はオープン価格と設定されている。店頭予想価格はボディ単体で税別20万円前後となり、標準ズームレンズである「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を組み合わせたレンズキットが税別26万円前後になると予想されている。
Olympus的には、上位にE-M1Xがあるのでフラッグシップという言葉は使わず、E-M1はオールラウンドプロフェッショナルモデルという位置付けにしたようだ。
変わり映えのない新型E-M1は被写体として風景、動物、星空、人物を想定したモデルで、モータースポーツ、鉄道、飛行機の撮影はインテリジェント被写体認識AFを搭載するE-M1Xが有利と位置付けている。
イメージセンサーは噂通りE-M1XやE-M1 Mark IIと同じ、有効画素2,037万画素のLive MOSセンサーを継承し、40万回の動作テストを行ったシャッターユニットもE-M1Xと同じものを装備する。
手ブレ補正はボディ単体でシャッター速度7段分、対応レンズとシンクロさせると7.5段分を可能にし、E-M1Xと同等のジャイロセンサーも搭載している。
画像処理エンジンは新型のTruePic IXが搭載され、NDフィルターを使わずに連写合成でスローシャッター効果を再現する「ライブND」機能をE-M1Xから継承している。
残念なのは、デュアルエンジンではない為、インテリジェント被写体認識AFはハードウェア的に対応できない。
連写速度はAF/AE追従で最高約18コマ/秒を実現した。レン徂落撮影可能枚数はRAWで約76枚となっている。AF/AE固定だと最高約60コマ/秒で記録できるモードも持ち、シャッター全押しから最大35コマまで遡る事ができる「プロキャプチャーモード」も従来機から継承している。
AFは121点オールクロスの像面位相差AFで、画面内の縦75%、横80%をカバーする。
手持ちハイレゾショットも搭載しているので、5,000万画素の「手持ちハイレゾショット」を装備する他、三脚を利用した8,000万画素となる「三脚ハイレゾショット」も搭載する。
また、動画記録は手持ちで4K/C4K解像度の記録ができる性能を持ち、手ブレ補正強度は3段階から選択できる。カメラのホットシューにリニアPCMレコーダー「LS-P4」を取り付ける事を想定しており、専用のショックマウントアダプター「SM2」やスパイラル形状のオーディオケーブル「KA335」も用意される。
ある意味、動画性能はオプション品が追加された事で前機種より充実しているのかもしれない。

星空AF

今回の「OM-D E-M1 Mark III」の最大の目玉…という程ではないが、大きな機能の一つとして「星空AF」がある。
天体観測のシーンにおいて、星に特化した専用亜リゴリズムを持った新たなAFモード、それが「星空AF」である。
手持ちで気軽に天体撮影が出来る「速度優先」、三脚撮影が前提となる個かなフォーカススキャンを行う「精度優先」の2モードを用意しており、ボタン一つでそのモードを呼び出す事ができる。
やっている事は明確で、要するにコントラストAFのように最もコントラストが高くなる位置でピントを合わせると、星空の場合は星毎に明るさが異なる事から、目的のポイントのピントに当たらない事があるが、この「星空AF」はより無限遠側に近い所にピントを合わせるというアルゴリズムを持たせている、という事らしい。
もちろん、単純な話ではなく、難しいアルゴリズムの上でピントを合わせているのだが、簡単に説明するとこういう事のようだ。
天体観測のプロから言わせれば微妙な機能かもしれないが、アマチュアとして天体観測用撮影カメラとして運用する手段が増えた、ぐらいに考えておけば良い機能かもしれない。

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不安になるE-M1 mk3

どうもセンサーは据置らしい?

20.4MPセンサー

今年2月中旬に発表されると目されている、オリンパスのフラッグシップ機「E-M1 mark3」だが、どうも搭載されるセンサーはこれまでと同じ20MPセンサーに留まるらしい。
現時点では画像処理エンジンは新型に変わるらしいとされているが、元々のセンサーが同じであれば、RAW画像的には大きな変化がない、という事になる。
他に、手持ちハイレゾショットが可能になるという話もあるが、大きなトピックスとしてはこれぐらいしかなく、センサーが高感度に対応してくるとか、劇的なAF性能向上を謳っているわけでもない。
先日も当Blogで書いたが、冨士フィルムのX-T4が内蔵手ブレ補正を導入してくる事から、徐々にOM-Dである事の優位性が失われつつあるように思えてならない。
もし、X-T4が前機種のX-T3と同じように本体価格が20万円を下回るような製品として登場したならば、E-M1 mk3はそれと同価格かそれ以下の価格帯にしないと競合できない可能性すらある。
当のオリンパスからすれば、手持ちハイレゾショットがある分、価格価値はあると思っているかも知れないが、そもそも手持ちハイレゾショットは基本性能とは異なる部分にある拡張機能なので、そこをはき違えると既存ユーザーに響く製品にならない。
個人的には、まだ高感度に対応してくれば価値は創出できると思うが、今のままの内容だとかなり苦戦せざるを得ない状況が待っているように思えてくる。

E-M1Xからの変更点

現時点で囁かれている噂がこのような内容なので、簡単に考えるとE-M1 mk3はE-M1Xから縦位置グリップを省略したようなカメラ、という言い方が出来そうである。
32万円台のフラッグシップただ、E-M1Xと違うとされているのが、新型の画像処理エンジンが搭載される、という事。そして操作上の違いとしてもう一つジョイスティックが搭載される、という事である。
また、E-M1Xから縦位置グリップを省略したようなものになる、という事を前提に考えると、本体内にGPSを搭載する可能性はある。
ただ、新型を期待する人のほとんどはセンサーが変わらない事を問題視しているようで、これならば新型を出す意味はない、とまで言われる始末である。これで搭載しているEVFまで従来と同じなんて事になったら、それこそ大問題になりかねない反応である。
やはり、スマホの進化が早いので、その周辺変化について行けていないと感じる人がそれだけ多いという事なのだろう。
マイクロフォーサーズが小型軽量を謳うとしても、スマホの方が圧倒的に小型軽量なので、そのスマホで撮れる画像と同じレベルになってしまうと(実際はそんな事はあり得ないが)、だったらスマホでいいじゃない、という話になりかねない。
最近のスマホは防水性能もあるし、悪条件環境下で使えるという意味でも優位性はない。
このスマホの台頭に対して、オリンパスはどこまでを考えてカメラに優位性を持たせるのか?
おそらくユーザーからはそういう部分を問われているのではないかと思う。

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X-T4は手ブレ補正アリ?

冨士フィルムのデジタル一眼を考える時が来たのか?

遂に手ブレ補正ユニット搭載

冨士フィルムのデジタル一眼カメラ「X-T」シリーズは、素晴らしい色合いを出す名機で、フジノンレンズも素晴らしいレンズ群だと常々思っているが、私的に踏み込めない問題が一つあった。
それはボディ内手ブレ補正が本体に搭載されていないという事である。
一応、X-H1という機種において、ボディ内手ブレ補正が搭載されてはいるが、本命である「X-T」シリーズは手ブレ補正がなく、レンズ内手ブレ補正に頼るしかないのが実情だった。
ところが、2020年に入ってすぐ辺りに、次に発売される「X-T」シリーズにはボディ内手ブレ補正が搭載されるかもしれないという噂が流れた。
次期「X-T」シリーズとなると、おそらく機種名は「X-T4」となる(可能性として4を飛ばして5になるかもしれない)だろうが、おそらくX-T4にボディない手ブレ補正を搭載して欲しいと思っていた人はかなりいるのではないかと思う。
冨士フィルムのデジカメも、いろいろ機種が錯綜しているところがあるので、X-T4にボディない手ブレ補正機能が搭載される事によって、現状発売されている機種の全てが併売になったり、継続していくかはわからない。
とにかく、高級デジタル一眼カメラは、数が売れない時代に入ってきているので、メーカーとしてもラインナップを絞り込んだり、或いは用途別に明確に切り分けたりする事が考えられる。
それだけにX-T4が発売されて、X-H2が登場しなかった…なんて事も考えられるが、その辺りは方向性が違ったりすれば、シリーズ継続となるかもしれない。
なので未来の話でも特にシリーズ継続かどうか等の話はメーカーから何かしらの情報が出ないかぎりは答えは出ない。
よって、今はX-T4にボディ内手ブレ補正機能が搭載される事を、今は素直に喜びたい。

オリンパスより安パイ?

私はオリンパスのカメラの所有者である。
だから本来なら、次期E-M1 mk3の話を中心に持っていくのが自然なのだが、実はちょっとオリンパスの動きに納得していない部分がないわけではない。
それは、冨士フィルムのX-T3が発売された時の話である。
当時、E-M1 mk2が発売されて約1年半ほど時間が経過していた時の事だが、X-T3はボディ価格が18万円台で登場した。私はこの価格付けに恐ろしいものを感じた。
これで18万円台は安いと思うE-M1 mk2はボディ価格が約22万円での登場だったので、X-T3が圧倒的に安かったわけである。もちろん、ボディ内手ブレ補正があるE-M1 mk2の方が高くなる、という言い方もできるが、X-T3だって独自の高度な機能を搭載しているわけで、一概に優劣は付けがたい。
しかし、その状況でオリンパスよりも安い価格を付けてきた冨士フィルムの戦略にまず驚いた。レンズ交換式カメラは、手持ちのレンズがある事でなかなか他機種への転向は難しいのだが、私はオリンパスから冨士フィルムに流れる人が多数でるのではないかとすら思った。
値付けという意味で、冨士フィルムはオリンパスよりはずっと上手いと思ったわけである。
実際には、おそらくユーザー構成比はそんなに変わらなかったとも思うし、その後E-M1 mk2が思いの外、息の長い製品になっている事を考えれば、X-T3の価格が業界を動かしたとは言えないとは思うが、バックボーンにある企業の安定度を見ると、今や冨士フィルムの方がずっと安泰に感じられる状況にある。
そんな中登場するであろう次期主力製品がE-M1 mk3 vs X-T4になれば、再び値付けの段階で冨士フィルムに軍配が上がりそうな気がしてならないのである。
私個人としては、E-M1 mk3は安価かつ高性能であって欲しいと思うが、おそらくX-T4の方が安価になるだろう、と予測している。
…最近の私はどうもオリンパスに失望しているところがあって困る(-_-;)

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Proレンズが値上げする

オリンパス製のProレンズ、今が買い時か?

原材料費の高騰で

オリンパスが、2020年2月1日より、一部の交換レンズの出荷価格及び希望小売価格を改定すると発表した。
原材料費が上昇する中、生産効率向上、経費節減により価格を何とか維持してきたが、販売期間が長い交換レンズは流石に企業努力だけではコスト上昇を吸収する事ができないとして、現行価格での販売継続が困難になったとの事である。
この事により、一部製品を価格改定する事になったわけだが、詳細は以下にある。

オリンパス
一部交換レンズの出荷価格および希望小売価格改定のお知らせ
https://www.olympus.co.jp/news/2019/an01455.html

概ね、10%ほどの価格上昇になる。
欲しいレンズがある人は、来年1月末までに購入すれば、旧価格での購入となる。

高倍率レンズは競争か?

今回価格改定となる一部交換レンズの中に「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」がある。
非常に使い勝手のよいズームレンズこれは35mm判換算でいうと24-200mmという広角~望遠までカバーする小三元レンズだが、使い勝手の非常に良い焦点距離にある。F4.0とF2.8の大三元から比べれば暗いレンズになるが、この焦点距離のカバー範囲の広さは、1本でほぼすべてのレンジをカバーできるとあって、使い勝手が非常によい。
今回の価格改定で、このレンズが税込192,500円から214,500円に変わってしまうので、今の内に買っておこうという人が結構出ても不思議ではない。
さらに時期的に、価格改定でさらに高くなるならこの冬のボーナスで買ってしまおうという人が出てくる可能性が高い。
マイクロフォーサーズを使用している人は、小型軽量を目的として使っている人が多いので、レンズ交換を極力少なくしたい人が使っている。そういう人は広いレンジのレンズを使う傾向が強いので、このレンズは以前から人気レンズになっていた。
私も欲しいレンズではあるが、手が出ないだけで、手が出るようなら速攻で買いたいレンズである。

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