SSDの普及に伴って、HDDの話題そのものが少なくなった。
GB単価1.87円へ
最安値の話なので、今はもうちょっと変動して高くなっているが、ここ1ヶ月の間に、Seagateの8TBのHDD「ST8000DM004」が税込14,990円と、GB単価で1.87円にまで下落した。
8TB製品としては過去最安値だそうだが、現在は税込15,098円になっており、多少値上がりしている。
ただ、8TBという容量のHDDが税込で15,000円前後で購入できる時代になった、という事に違いはない。
しかも7,200rpmの8TB HDDですら税込18,878円というから、安くなっているのがSSDだけでなくHDDも強烈に安くなっている、という事は間違いなさそうである。
これが6TBとなると、価格は11,000円程度になる。最安値では税込11,000円を下回るが、大凡11,000~12,000円程度で6TBという事になるだろう。
そしてもっとも手の出しやすい4TBだが、最安値は税込7,322円(GB単価1.83円)と、これまた8,000円は確実に下回るようになっている。
SSDが安くなった今、あえてHDDを購入する意味はない、という人もいるかもしれないが、大容量という意味では未だHDDの存在感は強い。
Optane Memoryなどと組み合わせて使えば、大容量かつ高速なストレージとして使用できるので、使いようによってはHDDを安く賢く使っていけるだろう。
大容量HDD
8TBでも十分大容量だと思うが、それ以上の容量、例えば10TBとか16TBというHDDも徐々にではあるが安くなってきている。
12TBで税込39,800円と40,000円を下回るようになり、14TBでも税込58,990円と6万円を下回るようになった。これぐらいの大容量HDDとなると、その使用目的はNASに使用するHDDだったり、動画録画用だったりが主用途だと思うが、こちらもRAIDさえ組めば速度的には遅くはないし、何より大容量HDDはデータ密度が高いため、書込速度そのものは遅くない。
ただ、流石にストレージに4万円とかは突っ込みすぎ、という人も多いだろう。私もはそういう人種なので、そういう人は8TBを上限に検討するのが良いだろう。
ただ、以前よりはずっと大容量HDDに手が届きやすくなったのは間違いない。
この増税前のタイミングで欲しい、という人はこの週末ぐらいに入手できるように動くと良いだろう。
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