今更ながら、小島秀夫監督作品を再び購入。そしてもう一つ気になっていた作品を購入した。
良いタイミングでの購入
コロナ禍の昨今、配達を生業とするUberEATSが何かと話題だが、時代を先取りするが如く、小島秀夫監督はなんと2年も前の2019年11月に「DEATH STRANDING」という配達するミッションを主体とした作品を発売した。
新型コロナウィルスの最初の報道は2019年12月31日と言われていて、翌年の2020年1月20日に死者の話題が報道されたので、「DEATH STRANDING」はコロナとは全く異なる時期に作られた作品だという事がよくわかる。
…まぁ、コロナを予測していたかという事に関しては、予測しようもなかったと思うので、単なる偶然とは思うが、とにかく「DEATH STRANDING」は配達が重要になる曲面の直前に未来を予測したかのように登場した、という事になる。
そんな「DEATH STRANDING」だが、昨日、Blog記事にもしたが、Steamで60% OFFというセールだったので、購入してみた。
もともと小島秀夫監督作品が好きだという事もあって、発売された当時はPS4版の購入も視野に入れていたのだが、当時はFF14等に時間をとられていた事もあって、結局購入する事もなく、今に至っていた。
そんな折り、昨年末にMETAL GEAR SOLID V The Phantom PainのSteam版を購入したが、その際に機会があればDEATH STRANDINGも購入しようと思っていた。なので、今回のセールはタイミング的にバッチリだったと言える。
自作PCの為のゲーム
そしてもう一つゲームを購入した。
以前、当Blogでも紹介した事がある「PC Building Simulator」である。
2018年5月に紹介した時には、まだ正式版ではなかったのだが、その後2019年2月に正式版が公開され、現在はver1.11にまで更新され、随分と熟れた作品になっている。
今回のゴールデンウィークセールで、40% OFFで820円で購入できるようだったので、買ってみた。
今現在、半導体不足が深刻で、自作PCのパーツが全体的に価格が高騰化している今、思い切っていろんなパーツでPCを自作できないので、仮想的にそうした鬱憤を晴らしてやろう、という事である。
この作品は、2つのモードから成り立っていて、1つはストーリーモード、もう一つがフリービルドモードとなっていて、ストーリーモードはPCのレストア業者となり、顧客のPCトラブルをパーツ交換などを行って解決して稼いでいくというもの。
フリービルドモードは、その名の通り自由自在にPCを組み上げていくモードで、実在するメーカーの製品を使って自由自在にPCを構築できる。
結構細かいところまで再現されていて、CPUをマザーボードに搭載した後、ちゃんとグリスを塗らないとCPUクーラーで冷やせないなど、芸が細かい。
また、追加DLCとしてeスポーツモードでストーリーを楽しめるDLCが存在しており、今回のセールでそちらも50% OFFの660円で購入できるようになっていた。加えてオーバークロックエディションコンテンツも同じく50% OFFで390円という価格だったので、この2つのDLCも追加で購入した。
おそらく、普通に遊ぶ分にはこの2つのDLCを加えておけば、全ての事が出来ると思われる。
…他のDLCは特定メーカーの作業場などを加えるものなので、そういうのを意識しないのであれば、不要だろうと思う。
ちょっとだけチュートリアルをプレイしたのだが、実にめんどくさい(爆)
PCケースのサイドパネルを開けるにしても、ネジを一つ一つ開けていく(長押しクリックだが)必要があり、パーツの取外や取付にしてもちゃんと一つずつ順を追ってクリックする必要がある。また、配線にしても、繫ぐ側と繫がれる側の両方を指定する必要があるので、何気に面倒くさい。ただ、実際のPC組立の時にはもちろんそれをやらねばならない事なので、そういう意味でも本作は本格的と言える。
本作は価格が安いので、結構オススメである。
PC版ならではの…
今回、この2作を購入したが、DEATH STRANDINGはPC版ならではの特徴もある。
例えば、21:9のウルトラワイド液晶モニタに対応していて、その横長の画面比率でプレイする事ができるようになっていたり、60fpsを超えるハイフレームレートにも対応している。
このウルトラワイド液晶モニタに対応しているというのが、実はとんでもないメリットで、小島秀夫監督はこの作品で映画的な見せ方を意識しているところがあり、通常の16:9の画面でプレイすると、デモ時などは上下に黒い帯が入る横長のデモが流れるのだが、これをウルトラワイド液晶モニタの設定にすると、ちょうど全画面でその映像を観る事ができるようになる。
この没入感の高さは凄まじいものがある。
また、フレームレートにしても最大240Hzにまで対応しているので、チラツキのない素晴らしい映像で本作をプレイできる。
私の場合は、液晶モニタそのものが60Hzまでの対応なので、ハイフレームレートの恩恵にはあやかれないが、視界が横に大きく広がるというだけでも、相当に本作をダイナミックにプレイ出来る要素だと思った。
最近ではSteamでコンシューマ発売のゲームがプレイできるタイトルが増えてきているので、その差がなくなりつつある状況だが、PCの一つよい点を上げるとするなら、間違いなくコンシューマ機よりも性能が上に来る、という事。但し、それはいわゆるゲーミングPC以上であれば、という条件が付くことにはなるが、そうした条件がクリアされていれば、コンシューマ版よりも確実に映像は綺麗だし、迫力あるゲームになる。なので買えないPS5を追いかけるよりも、ゲーミングPCを購入してPCでゲーム、という選択肢は、ある意味間違っていない一つの方法ではないかと思う。
ただ、ここで一つだけ注意がある。
これはスクエニの吉田PがFF14のPS4版を公開する時に言っていた事だが、PC版にはハードウェアの性能の良さからくるメリットはあるものの、統一できない仕様から映像の微調整は必ずしも全てのPCで上手くいくとは限らない、という事である。CPUにしてもIntelとAMDでは、微妙に処理の得手不得手が異なるのと同じで、GPUにもNVIDIAとAMDでは、その調整から見えてくる処理の重さや色合いの美しさなどが異なる。
しかし、ハードウェアの仕様が固定されているコンシューマ機であれば、メーカーはその統一された仕様に合わせた映像の微調整を行う事で、スペック以上の見せ方にも出来る、という。確かに全ての人に同じように最適な映像を見せるとなると、仕様は統一されていないとその実現は難しい。
なので、FF14のPS4版はPC版と異なる映像調整が行われていると吉田Pは言っていた。
もちろんこれらは、一長一短のある話なのだが、私個人としてはそれでもPC版の方が上にくるな、とは思っている。
その代わり、高い予算が必要になるというデメリットもあるので、一概に何が正解かという事は捉え方次第ではある。
何はともあれ、PCでゲームをする人であれば、今はSteamでセールが行われているので、今がお買い得である。
要チェックと言えよう。
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