一番面倒なのは、インターフェースデバイスを切替える事ではないだろうか?
USB機器の切り替え機
以前、私はデスクトップPCを2台体制で運用していた。
サーバ的な扱いをするPCと、普段メインで使用するPCである。
今は、メインPCで全てをコントロールし、仮にもう一台別のPCを扱うとすると、そちらはノートPC、という事になる。
なので昔はサーバ的な扱いをするPCと、普段使いのデスクトップPCと、ノートPCの3台体制で運用していた、という事になる。
これはこれで目的別に切り分けられるので便利と言えば便利なのだが、一番面倒だったのは、デスクトップPCのインターフェースデバイス、つまりキーボードやマウスを台数分用意し、しかもそれらを個別に扱えるように場所を用意するのがとにかく大変だった。
その面倒なデバイス問題を嫌って、今ではメインPCに全てを集約してしまったのだが、今度はそれをする事によって起きた問題が、メインPCが非常に煩雑になったという事。
メインPCに接続するストレージデバイスがやたら多くなり、電源容量の多くをそうしたストレージ等に振り分け、気がつくとメインPCの消費電力の多くがそうしたデバイスに割り当てられ、最終的な過負荷に耐えにくくなってしまった。
メインPCに大電力が必要なビデオカードなどを搭載すると、前述のストレージに必要な電力と合わせ、電源にそうとうな負担がかかっている状態となる。これはこれで良くないという事は理解できるだろう。
なので、メインPC一台に集約する事のメリットとデメリットを天秤に掛けたとき、果たして一台体制が正しかったのか? という事を時々疑問に思う事もある。
ま、今ではこの体制が当たり前になってしまっているので、元の体制に戻す事は考えていないのだが、時々思うのはMac miniを追加してデスクトップ環境でもmacOSを扱えるようにすると便利かもしれない、と考えている。
そうなると、Windows PCとMac miniで、キーボードとマウスは切替えられるようにしておく方が賢明である。
というわけで、そうしたUSB機器をワンタッチで切替えられる機器がサンワサプライから発売された。
サンワサプライ
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=SW-US22HMG
5種類ある
前述の製品だが、これはPC2台に対し、接続デバイスを2つ接続し切替える機器になる。
この接続するPCの数とデバイス数に応じて、この機器は全部で5種類存在する。
複数のパソコンでキーボード・マウスなどのUSB機器を
簡単に切り換え・共有できるUSB切替器を発売■磁石付きUSB手動切替器
品番:SW-US22HMG、SW-US22MG、SW-US24MG、SW-US32MG、SW-US44HMGhttps://t.co/HF6ox8jchx— サンワサプライ【公式】 (@sanwainfo) June 23, 2021
PC2台に対し接続デバイス1つ、PC4台に対し接続デバイス1つ、PC4台に対し接続デバイス4つ、PC2台に対し接続デバイス1つのUSB3.2版と、前述のモデルあわせて全5種類である。
正直、接続デバイス1つという機器は、何を目的として切替えるのかがちっょと疑問に思う事もあるのだが、USB接続の外部ストレージなどを切替えて使用する事を目的にしているという事だろうか?
それなら、NASのような使い方ができる方法を考えた方が良いように思うのだが…ま、人によっていろいろ使い方があるので、そういう用途も想定されているのかもしれない。
ただ、キーボードとマウスを切替えたいという人は一定数いるのではないかと思うので、最初に紹介した「PC2台に対し接続デバイス2つ」というモデルが一番需要があるのではないかと予想する。
USBハブに関して
巷にはいろいろなUSBハブが存在していて、その価格も高いモノから安いモノまで実に幅広い製品ラインナップがある。
私もUSBハブをいくつか利用しているが、このUSBハブでトラブルに見舞われた事が過去に何度かある。
会社で使用しているPCに、USB3.0のセルフパワーのUSBハブを接続していた時だが、ある日突然PCそのものが起動しないというトラブルに見舞われた事があった。正確に言うと、起動するのだが、OSが完全に立ち上がる前に何故かリセットがかかり、最終的に起動しないのである。
原因を切り分ける為にいろいろな手段を講じる内、原因がセルフパワーのUSBハブだというところに行き着いた。コイツを取り外すと、何ら問題なく起動したのである。
また、現在自宅で使用しているUSBハブにもちょっとしたトラブルがある。
これは当Blogでも購入した時の記事を掲載した製品でもあるのだが、コイツがどうも問題を抱えている可能性がある。
その問題というのがいくつかあり、コイツにiPhone用Lightningケーブルを接続してiPhoneを接続すると、時々充電しないという事がある。また、SonyのPlayStation用コントローラーの無線ドングルを接続すると、時々接続が切れるのである。
iPhoneの充電に関しては、通常80%以上充電されていれば、バッテリー保護が働くので、満充電にならないという事はわかっているのだが、60%台でも充電しない時があるのである。
またPlayStation用コントローラーの無線ドングルは、問題が無いときは良いのだが、トラブルが出始めると、接続を確立して5分もしない内に無線接続が切れ、それが難度も再発する。問題ないときは全くトラブルなく使えるのだが…。
USBハブも結局はUSBコントローラーが搭載されていて、そのUSBコントローラーの性能でいろいろ相性があったりする。いや、相性が合っていたとしても、Windowsの更新によって相性が合わなくなることだってありうる。
というワケで、このUSBハブもそろそろ入れ替えを検討したい。4年前の製品なので、数千円でこれらの問題が解決するなら安い買い物である。
というわけで、メインPCの入れ替えが出来ない今、周辺関係で使い勝手を向上挿せていこうと考えている。
PCパーツの価格正常化が進んでくれれば、次の事も考える事ができるが、借金返済の為に貯蓄していたものを放出した関係で今すぐメインPC更新という訳にはいかないので、ちまちま改善していくしかない。
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