Monthly Archive: 6月 2008

MDT242WG-SB、本日発売

 三菱の24.1インチワイド液晶モニタ“MDT242WG-SB”が本日発売となった。
 私が妙にこのモニタの事を何度もBlogに書いているため、一部の人はもう気がついているかもしれない。
 実は5月29日にツクモのネットショップにて予約したのである。
 だが問題はここから。
 本日発売にも関わらず、ツクモからは何の通達もなし。
 私は支払い方法を銀行振込にしたため、まず振込先口座の連絡がきて、振込確認が完了してから商品が発送される仕組み。
 だから現物確認後だったとしても、今日その振込先の連絡が来てもいいハズなのだが、それすらないのである。
 あまりにも連絡が来ないため、今日電話してみたら、実に素っ気ない対応が帰ってきた。
「本日発売かもしれませんが、まだ商品の入荷が確認されておりませんので、商品入荷確認の後にお支払い口座のご連絡をメールにてさせていただきます」
 まぁ…入荷確認の後に振込口座の連絡が来る事は知っていたが…今日発売でまだ入荷確認できてないってのは何なのだろう?
 ちなみにツクモオンラインショップでは、既に商品の予約は完売という事で終了しているが、Sofmap.comやその他のネットショップでは在庫アリの状態で、普通に翌日発送となっている。
 ツクモに人気が集中しているのだろうと思うし、もちろんそうなる理由も知っている。ツクモはドット欠け保証ならぬ交換保証というものがあるからだ。
 この交換保証とは、ドット欠けが発生している場合に3回まで同等商品(殆どは同じ商品)と交換できるシステムで、ドット欠けを気にする人にはかなり便利なシステムであり、私もそれを見越してツクモで予約したのである。
 だからツクモオンラインショップだけが予約中に完売となったのだろうとは思うが、発売日である今日になっても入荷予定がわからないというのは、ある意味ネットショップの顧客をナメてるとしか思えない。
 それとも私の予約分が今日入荷分に入ってないという事なのだろうか?
 もしそうであるなら、その情報ぐらいは分かるはずなのだが、それすら分からないというのが電話での対応である。
 今日入荷分から漏れているならそれはそれで仕方がないと私は思う。
 それを責めるつもりは全くない。
 だが、それすらわからないという所に問題がある。
 とりあえず明日の土曜日に何かしらの連絡が来る事を期待するしかない。
 どのみち銀行振込となると土日は振込手続きはできても入金完了ができない。ツクモは月曜に入金確認となるため、もうこの土日に商品が動く事はないだろう。
 人気があるからこうなったのか、それともツクモだからこうなったのかはわからないが、何とも面倒な話である。

今更ながら…

 以前、私はMac Userだった。
 持っていた機種はPowerMac 9500で、ビデオカードはATI製のものを使っていた。
 PowerMac 9500は、登場したその時のポジションが商用Macと呼ばれていて、普通は標準搭載されていたビデオカードが唯一別売りされていた機種である。
 なぜ9500にしたのかというと、それは普通の人が使っている機種でないMacのユーザーになりたかったという、ただそれだけの事である。
 …金は相当にかかったわけだが。
 その後、私はWindowsへと移行した。
 世間がWindows 95真っ只中という中でもMacを使っていた私だが、仕事上、やむを得ずWindowsへと移行したワケだ。
 だが、そのOSの作りの悪さに、当初は四苦八苦した。
 Mac OS(一番最初に使ったのは漢字Talkだったが)は、それほどまでに洗練されていて、その後WindowsはMac OSの後をずっと追いかけてきているが未だに追いついていないと私は思っている。それは今も昔も同じである。

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Intel、Atom発表

 Intelが正式にAtomを発表した。
 AtomはIntelがモバイル向けに作った45nmプロセスによるコアだが、その中身はCore MAテクノロジで、Core2 Duoなんかと同じ系列になる。
 もちろん、より省電力で動作するよう改良されてはいるものの、動作クロックは1.6GHzが最高である事から、現在PCにおける主力のコアから比べてその処理速度は劣る。
 だが、その省電力性は半端ではなく、携帯電話クラスでも採用できるところに、このAtomの良さがある。
 だが逆を言えば、今の人々がモバイルで使用するアプリケーションはAtomレベルで十分使用可能という事でもある。
 もう少し処理速度が欲しいという声も出るだろうが、基本的にAtomベースで一般使用が可能という事。
 つまり、人々は日常使用するツールにおいて一定の基準を満たすコアを手に入れたという事になる。
 これから先の近未来PCは、その処理速度も然る事ながら、より省電力で動作し、より自然なスタイルで使用できるインターフェース部分にフォーカスしていくように私は思う。
 そして、その方向に最初に向かっていったメーカーがAppleなのではないだろうか?
 そしてAppleのiPhoneはおそらくそのベクトルの最も先端にいるデバイスなんじゃないかと思う。
 Appleは昔から先進性だけはトップレベルにあった。
 あの会社には一体何があるのだろうか?

既に完売?

 先日から話題にしている三菱の24.1型WUXGAモニタ“MDT242WG-SB”だが、ツクモのネットショップは既に予約完売になったらしい。
 ソフマップ.comではまだ予約可能なようだが、これもネット上で予約して確実に予約できるものかは不明。
 価格が安い事でも有名なNTT-X Storeでもまだ予約は可能なのだろうが、これも全く同じ状況と見て間違いないだろう。
 そう考えると、2,000台限定というのは思いっきり数量的に少ないのではないかと思えてくる。
 中身は前モデルと全く同じだから、機能的にこの機種が欲しいと思っていた人にはほとんど行き渡っているんじゃないかと予測していたが、その予測は大きく間違っていた事になる。
 …枠テカで買い控えしていた人が想像以上に多かったという事か?w
 何にしても、フルHDへと移行していく人たちがかなり増えてきた事なんかも関係して、TNパネル採用型も含めてかなり価格もこなれてきた。
 VAパネル採用型はメーカーのフラッグシップになるモデルも多いため、選択できる幅が広いという感じではないが、その中でもMDT242WG-SBはかなりの人気のようである。
 どうしても欲しいという人は、もう猶予はないだろう。早めの対応を。

意外と品薄になるか?

 三菱のMDT242WG-SBだが、やはりというべきかオリジナルのMDT242WGの枠テカが不人気のせいでかなり人気があるようだ。
 もともとパネル品質や機能に関しては全く非の打ち所がないモニタだけに、この枠テカが無ければ…と考えていた人は多い様子。
 限定数2,000台は多分簡単に売り切れてしまうのではないかと思われる。
 同じ三菱のRDT261WH(LG電子製25.5型H-IPSパネル使用)が月産2,000台であるため、おそらくこのMDT242WG-SBも同じほどの生産数と思われる。
 なので、ほぼ一ヶ月かけて生産して限定数を揃えてくるのではないかと思うが、あまりの人気であっという間に捌けてしまうようであれば、いっその事サテンブラックを通常モデルにしてしまえばいいと思うのだが…三菱さん、検討してもらえませんかね?
 私と同じように、まだ見ぬMDT243WGの存在を気にしている人もいるようで、そういう人はこれまた私とおなじようにパネル調達の事を気にしているようだ。
 ただ、現状P-MVAパネルは生産中止になったものの、A-MVAパネルが生産中止になったという話は聞かないため、MDT242WGがこのまま継続して販売される事に問題はないのかもしれない。
 もしそうだとするならば、今年の冬までは次機種の投入はない…と考えてもいいかもしれない。
 次機種は、おそらくDisplay Portを標準で搭載しているものになるだろうが、時期的にDisplay Portはまだ早い段階。
 つまり、購入する時期として今MDT242WG系を購入するのは決して間違った買い物ではない、と私は思っている。
 ライバルと目されるEIZOのFlex Scan HD2452Wは、ゲーマーに対してのアピールを強化しているのか、キャンペーンをやったりしている
 レインボーノイズ問題が気にならない人なら、コチラをセレクトする意味もあるだろう。実際、価格.comのクチコミ情報で同パネルの他製品で気にならないという人の書き込みもある。
 ただ、やはり一度付いたケチは最後まで尾を引くモノであり、EIZOのS2411Wの定点ドット欠け問題やSamsungのS-PVAパネルのギラツキ問題を気にする人は、おそらく三菱のMDT242WG系をセレクトするだろう。
 と、いろいろ考えてみてもMDT242WG-SBが売れない理由が見つからない。
 筐体が、不人気のピアノブラックからつや消しのサテンブラックに変わっただけの製品だが、裏付けのある性能と見た目のリファインは、相当にクリティカルヒットなのかもしれない。
 もしどうしてもサテンブラックのMDT242WGが欲しいのならば、早めに予約した方がいいだろう。

Vistaは使いやすくない?

 Windows Vistaが登場して1年半ほど経過したが、私の周囲でVistaを使っている人は驚くほど少ない。
 理由はWindows XPで何ら困らないからだが、数人が面白半分にVistaを使い始めた。
 結局、OSというのは使いたいアプリケーションによって左右されるぐらいの存在でしかなく、重要なポジションにいながらその存在感は本来は薄い。
 しかし基本的な操作体系が変わってしまうと、途端にその存在感が大きくなり、変わってしまった操作感によって使いにくいOSというポジションに追いやられる。
 私の知人でVistaを使い始めた人たちの殆どが、その操作体系の変化に苦言を呈している。
 実際、Vistaの利点は何だろうか?
 私からすればTurboCacheが使えるぐらいしかメリットがないわけで、あえて乗り換えるほどの利点があるOSとは言いにくい。
 おそらく殆どの人がWindows XPで事足りるはずで、Vistaに乗り換えた人の殆どはメーカーPCを購入したらOSがVistaだったという感じではないかと思う。
 そんな半強制的にVistaを使わざるを得なかった人等に朗報である。
 VistaをWindowsXPライクにできるソフトが発売になった。
Back To XP
http://www.magnolia.co.jp/products/utility/back02/
 Back To XPは、部分的にVistaをXPのように表示したり操作できるようにしたりするソフトで、XP化する機能を選択する事もできる。
 要するにインターフェースカスタムソフトなワケだが、これで使いにくいVistaの操作をXPと同じにできてしまうのだから、使いにくいと思っている人には朗報になるはずだ。
 私にしても、Vistaが64bit OSで、周囲のアプリケーションが64bit化する流れならVistaを導入したいところだが、32bit OSであるならWindowsXPで何ら問題ないと思っている。
 次期Windows 7(仮称)は、その辺りをちゃんと考えてくれているのか気になるところだ。

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