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また統一か…

 スクウェア・エニックスがテクモを飲み込もうとしている。
 テクモ株式の友好的公開買い付けを提案するという話で、友好的であるというところを強調しているように思える。
 実際、記者会見では友好的な話ばかりが出ていたようで、テクモ側に受け入れられなければ、そのまま引き下がるような話である。
 だが、もしこれが受け入れられたなら、スクウェア・エニックスはとんでもない資産を手に入れる事になる。
 別に株式がどうとかいう問題でなく、テクモが持つコンテンツの全てを手に入れる事になるのである。
 DEAD OR ALIVEをはじめ、日本でも優れた3Dテクノロジーの一つをスクウェア・エニックスが手に入れるのである。
 また、テクモはオンラインゲームでもかなりの資産を持っている。
 そうした資産を手に入れる事のメリットに対し、スクウェア・エニックスはテクモ株式の友好的公開買い付けに出るわけだが、ファンドを利用した買い付けではなく、あくまでも手元にある資金で買うという。
 …まぁ、それを可能にする資金を手元に持っているという事なのだろうが、リスクを伴わない買い付けであるため、買い付けたなら、そこから得られた資産はとんでもないモノに化ける事になる。


 そういう流れの中で見たとき、私が一番最初に考えたのが、バスタードオンラインは今後どうなるのだろうか?という事である。
 テクモは人気マンガのバスタードをオンラインゲームとして展開する発表をしている。
 遅々として進まず、進展がない状態が長らく続いているが、コンテンツとして考えたときの魅力は底知れないものがある。
 ましてDEAD OR ALIVEの実績があるテクモである。そのグラフィックは誰もが期待するところだ。
 もし今回の株式公開買い付けが成功すると、このバスタードオンラインもスクウェア・エニックスの一つとして組み込まれる事になる。
 たしかに、今の日本のゲーム業界は世界的に行き詰まっているところまで来ているが、私はファイナルファンタジーの流れが正しい流れとは決して思わない。
 横井軍平氏の枯れた技術の水平思考とはかなり離れた物作りをしている同社には、同社のやり方があるのかもしれないが、ゲームの本質をはき違えている部分がなきにしもあらずという感じに見えてしかたがない。
 統一し、巨大な組織となって巨額の資金を投下してのモノ作り。
 そんなアメリカンナイズなモノ作りを日本企業が真似したところで何になるというのか?
 とりあえず、DEAD OR ALIVEがファイナルファンタジーのようにならない事を祈りながら、今後を見ていきたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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