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そろそろ本格的に普及して欲しい

HDR10対応モニタはいつ普及する?

低価格化しない

PlayStation4など、コンシューマ機がHDRに対応したのはもう結構前になるにも関わらず、未だにHDR10対応のデバイスは増えてこない。
液晶テレビではいくつか見られるものの、それでも多いというわけではないし、PC市場でみても、モニタで広色域対応というのは各メーカー独自の規格で対応している現状のままで、一向にHDR10対応といった動きが見られない。
やはり液晶パネルを生産できるメーカーが限られている事が問題なんだろうと思うが、CPUやGPUに限らず、今や液晶までもが競争市場とは言いにくい状態になってきているのかもしれない。
ただ、最終的には消費者が買える価格でHDR10対応パネルなどが出てこない限りは、こうしたものが普及する事はあり得ない。
いくら良いモノだと言っても、その価格が今までの液晶パネルと3倍4倍といった価格になってしまえば、消費者としては簡単に購入という段階には進めない。
つまり、液晶パネルメーカーにとっては、HDR10対応パネルを格安で提供できるようになると、市場の中では頭一つ飛び出るという事になりかねない。
個人的にはそうしたメーカーの登場を待ちわびているのだが、CPUでいうところのAMD Ryzenのような商品が登場しない事には、爆発的普及の引き金になる事はないのかもしれない。

個人的には4KよりHDR10

私的にはあまり4Kという所に興味は無い。
いや、実際にはハイレゾは好きだし、機能として持っているならそれはそれで有り難いのだが、現在ではビデオカード性能がまだそこに対応仕切れていないと思っている。
4Kで120Hz以上のリフレッシュレートを普通に出せる処理能力が当たり前にならないと、本当の意味で4Kにした恩恵は得られないように思う。
それに反して、HDR10は違ったアプローチで映像品質が一つ上になる。
ビデオカード性能が4Kの120Hzなどというところまで上がらなくても、映像品質は確実に上がった感覚を得ることができるのだ。
こうしたHDR10対応品がもっと普及すれば、停滞気味の業界も多少は潤うのではないかと思うのだが、世間的にはHDR10よりも4Kという流れなのだろうか?
正直、Blu-rayがUHD Blu-rayになったとしても、ほとんどの人はBlu-rayの解像度でも問題ないと思っているように思う。酷い場合はまだDVDでいい、なんて人もいるかもしれない。
しかし、実際には色域が広がる事での恩恵は、そうした解像度とは別の領域にある。これはHDR10対応の映像を観てみれば一発でわかる。
少なくと私は高解像度よりも広色域の方が映像品質が上がる実感を得られると思っている。
パネルメーカーなどは、一度市場調査をした方がいいと思う。多分、私と同じような感想を持っている人が結構いるのではないかと。
そんな中、希望の一台が発表された。手の出やすい価格ならいいのだが…

LGから新製品

LGエレクトロニクス・ジャパンから、31.5型の4K&HDR10対応モニタが発売される。
価格は114,000円前後というから、決して安くはない。
HDR10対応のIPSパネル採用モニタで、DCI-P3の色域を95%、sRGBを99%カバーするという。一応ハードウェアキャリブレーションにも対応し、機器は別途用意する必要がある。
インターフェースとしてはDisplayPortとHDMIを持つが他にUSB Type-Cも備える。やはり5年後くらいには映像関係の接続端子はUSB Type-Cに統一されていくのかもしれない。
この製品の良い所は、見た目にLG製品だとわかりにくいという事。あのロゴが真正面に見えないところが今までのLG製品と大きな違いであり、デザイン上の最大の特徴でもある。

正直、このレベルの製品が、できれば5万円台くらいで発売されないと、HDR10対応品が普及する事はないと思う。
4Kだけ対応している製品はかなり低価格品が存在するが、HDR10対応となると低価格品がないので、HDR10対応というところにコストが係るのかも知れないが、市場を激変させるのはまさにその部分だと思う。
各メーカーの努力に期待したい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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