価格改定が起きそうなワケ

 昨日、価格改定が近々正式にありそうだという話をしたら、もうそれを裏付ける製品が投入された。
 半導体の世界は情報の流れが早い。
 秒進分歩の時代はもう終わったかな?なんて思っていたが、どうやらまだまだ終わってはいないようである。
 今回投入されたのは、Intelの最上位モデル4種。
 Core 2 Duo E8600(3.33GHz/FSB 1,333MHz/2ndキャッシュ6MB)、E7300(2.66GHz/1,066MHz/2ndキャッシュ3MB)、Core 2 Quad Q9650(3GHz/1,333MHz/2ndキャッシュ12MB)、Q9400(2.66GHz/1,333MHz/2ndキャッシュ6MB)の4種になるワケだが、E7300とQ9400は下位版のクロックアップ版になる。
 パワーユーザーにとって注目なのは、Q9650の存在だ。
 もともと9650番はCore2 Extreme Q9650に使われている型番だが、それがCore 2 Quadの製品として投入される事になる。
 当然、価格も以前のExtremeから比べて半額くらいになっている。
 まぁ、半額になったからといってもまだ6万円強の価格帯であるため、おいそれと買えるものではないのだが、3GHzというハイエンドの証のようなクロック周波数がようやく手が届きそうな位置に降りてきた事は素直に評価したい。
 低コストで押さえたいという人は、これら新製品よりも既存製品を狙うという手もある。
 事実、昨日のように価格改定を見越して値下げしてきているケースもあるため、既存製品が安く買える状況がくるかもしれない。
 おそらく、Intelのこの動きからAMDも価格改定に出てくる可能性もある。
 Phenom X4は今でも低価格路線だが、さらに下がる可能性がある。
 …叩き売りだな、こりゃ(爆)
 この夏はCPU換装でパワーアップ…なんてのも夢の話ではない。
 安くなる今は狙い時ではなかろうか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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