インターネット危機~ネット切断~

 今日、帰宅したのが午後10時過ぎ。
 遅い晩ご飯を食べたあと、いつも通りにPCを起動したのだが、起動が妙に遅かった。
 アレ?と思ったがとりあえず起動したみたいなのでそこでブラウザを開いたところ、いつものトップページが表示されなかった。
 ああ、ルーターが変になっているんだなとピンときて、PCラックの最上段に置いてある無線LANルーターMN8300Wを見上げたら、何とNTTから借りているRT-200NE(ひかり電話接続用ルーター)のVoIPランプが消えていた。
 なのでRT-200NEの方を再起動してみたのだが、やはりVoIPが確立せず、心の中でRT-200NEが壊れたのかも…とか思った。
 一応、何の確認もせずにNTTに連絡するのもアレなんで、いろいろテストをした。

 これがウチの基本配線図。まぁ…単純ではないだろうが、複雑でもないと思う。


 ウチでは基本的にNTTから借りているRT-200NEをブリッジ接続している。
 ひかり電話を使う場合はどうしてもこのRT-200NEを経由させないといけないため、通常はブリッジしているのである。
 確認として、MN8300Wが原因かも知れないと言うところを疑い、まず最初はMN8300Wを外してみる。

 RT-200NEからハブに繋ぎ、そこからPCをぶら下げてみる。
 ま、当然のことながら回復しない。
 やっても無駄だろうと思いつつ、今度は1000Base-Tハブを外す。

 やってる事は同じではあるが、ひょっとしたら…と思ってハブを外したがやはり同じ状態。
 依然としてVoIPが確立しないので、この日の夜はネット接続を諦めた。
 翌日、自分ではどうしようもない状態と判断し、NTTに電話した。
 NTTのサポートは相手が誰であろうと初心者相手の対応で説明をする。
 少々イライラしながら言うとおりにいろいろ配線のチェックをしてテストするが、やはりつながらない。
 最終的にNTTのサポートは私の方に問題はないと判断したようで、回線のチェックをするのでしばらく時間をくれと言い出した。
 一旦電話を切り、NTTのサポートからの電話を待つことに。
 その後、15分ほど待っただろうか。今度は別の担当が出てきて、接続チェックをもう一度させて欲しいという話に。

 で、言われて配線したのが上の図。
 光終端端末から直接PCに接続し、広帯域で地域IP網に直接接続という手法のようだ。
 で、Flets Squareに接続すると…やはりPPPが確立しないというエラーが。
 この時点でサポートは私に問題があるワケではないと判断したようで、回線側を再度チェックするという話に。
 …さっき調べたんじゃないのかよ、とココロで思ったのはココだけの話。
 でその後30分後、もう一度電話がかかってきた。
 どうも、ウチの回線とどこかでつながってる誰かが送信したデータが悪さをして、ある一定範囲の人達全員に私と同じような状態が出ていたらしい。
 で、その特定の一人の接続を切断する事で改善できるだろうと判断したらしく、私に接続チェックして欲しいと言ってきた。
 なので私今まで通りの通常配膳に戻し、接続確認してみた。
 すると…今度は全く何もなかったかのようにリンクし、電話もちゃんとつながった。
 …こんな事ってあり得るのか?と思ったが、向こうの説明を鵜呑みにするならそういう事になる。
 真実はわからないワケだが。
 何はともあれ、ネットにつながらないというのは実にイヤな感じ。
 本来出来ていて当たり前の事が出来ないというタダそれだけの事なのだが、どうもスッキリしない。
 もう私は完全にネット依存症なのかもしれない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. アバター画像 ruser より:

    なるほど、繋がらなかったのにはこんな理由があったんですね。
    サポートがマニュアル対応なのは仕方ないけど、調べるので待って欲しいと言うのは、「分かる人に聞いてみるからちょっと待って」と言う意味なんでしょうね。(^_^;)
    それにしても、1ユーザー(とは限らないかもしれないけど)のデータが影響して他のユーザーのリンクが確立出来ないなんて事あんのかな…?

  2. アバター画像 武上 より:

    ま、別の担当が電話に出た時点で、末端のスタッフでは対応できなかったという事なんだろうとは思ったw
    でもたった一人の送信データがこうした事態を起こしたとなると…簡単にサイバーテロできるんじゃないのか?(爆)

  3. アバター画像 雨宮 より:

    これは簡単な切り分けですね。
    RT-200のVoIPが消灯している時点で回線起因ですし。
    NTTのサポートがマニュアル然としているのは中の人の仕様だったりするんですが
    元DTIのESとしては20分で直結-広帯域のチェックまでできて一人前なんですけどね・・・スキルひくっ
    まあとりあえず、1本の心線をシェアするGE-PONならあっても不思議じゃないって事なんでしょうね。

  4. アバター画像 武上 より:

     さすが元プロだなw
     私もBlogではいろいろバカな接続チェックしてますが、VoIPが消えてる時点で、回線かRT-200NEがぶっ壊れた、もしくは光終端端末が壊れたの三択だろうなとは思いました。
     しかし、どうもNTTのサポートには竹下景子はいなかったようで、三択から答えを選んでくれませんでした(爆)
     ただ…この時期になるとちょっとだけ熱暴走が心配にはなります。
     一応、光終端端末、RT-200NE、MN8300Wともに密閉されたところに押し込んだりはしてないので、問題はないだろう…とは思いますが、それでも最近の気温の高さに、ちょっとは気になりますね。

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