Monthly Archive: 7月 2008

忘れてた…

 母親が入院し、私の身辺がドタバタしていた事もあって、送られてくる事すらすっかり忘れていた。
 とりあえず母親の方は容態の改善が進んでいる事だけは書いておく。
 脳梗塞という、後遺症が残る可能性の高い病気であるため、完治はありえないだろうが、数日前からの記憶もあり、また今日会ってきた段階では口がうまく動かないにも関わらず、しゃべる事も問題なくできていた。
 ただ、体力を相当に奪われてるのか、動く事がかなり困難な感じだった。
 これ以上に改善するとは思うが、先は長そうである。
 と、ここ数日こんな感じの内容ばかりだったが、電話で連絡してもらったりした知人達があまりにも心配するので先に書いておくと、私は思っているほど取り乱してもいないし、落ち込んでいるわけでもない。
 正直、これからやってくる大変さがイマイチ実感できず、結構本人はいつも通りの様子だったりする。
 やるべき事も多いし、慌ただしいのも事実だが、特別いつもと大きく変わったライフスタイルになってるワケでもない。
 だから…今日送られてきたものも、すぐに開封してたりする。
 何が送られてきたかというと、7/17に発売となったPSPゲーム“ガンダムバトルユニバース”である。
 まぁ、ガンダムだし、ユニバースだし(?)、私が買わないハズがないだろうという、お約束アイテムである。

 このプロモーション、どうかんがえてもアムロとシャアの漫才にしか聞こえないんだが…

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ライフライン崩壊の後

 母親が脳梗塞で入院した事で、我が家のライフラインは寸断されたと言っても過言ではない。
 家計をどのようにきりもりしていたのかすら分からない今の現状で、私の出来る事といえば、通帳の中身を確認し、そしてそこから金の流れを把握する事ぐらいのものである。
 そして、その流れから分かった事は…毎月神業の如くやりくりしていた痕跡だった。
 残念ながら、我が家の債務はまだ完全に終わってはいない。
 主要銀行への返済は完済したが、その完済に至るまでに他から借り入れたキャッシングリボ払いの残金が、今の現状を圧迫していた。
 リボ払いはハッキリ言って金利が高すぎる。
 そして返済期間が恐ろしいまでに長く、確認できた中で最長は平成28年までのものであった。
 しかも、我が家の収入のタイミングがバラバラで、さらに父親の年金が一つのキーになっている。
 年金は2ヶ月に一度、しかも月の真ん中に入ってくるため、毎月の支払い日に間に合わないケースが多い。
 だからそれを何とか間に合わせるために、またカードでキャッシング一回払いで借り入れ、それを毎月の支払いに充てつつ、収入があったときに再び返済…の繰り返しなのである。
 しかも、そのタイミングが毎月ちょっとずつ狂っていき、さらに月によって金額が固定しないのだから、そのやりくりの神業的手腕は、私には到底真似の出来るものではない。
 これでは母親のストレスが限界値に達したとしても不思議はない。

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それでも不安は残るもの

 今日は母親の見舞いには行かなかった。
 正直に言おう。
 行きたくなかったのだ。
 あの姿を見るのがあまりにも不憫で辛い…ただそれだけ。
 でも本当はそれが良くない事だという事は分かっている。
 会いに行き、姿を見せ、脳に刺激を与える方がいいだろうという事は何となくわかる。
 分かってはいるが、とりあえず父親が昼に病院に行ったため、私は行かなかった。
 今日の私はと言うと仕事もロクに手に付かず、目の前にある見積もり図面をただ事務的に処理するだけ。
 値段を付ける判断が付かないため、外注に丸投げして価格設定。
 やる気のなさはこれ以上はないというぐらいテキトーになっていた。
 そんなやる気のない状況下で何を考えていたかというと、脳梗塞という病気は一体どんな病期なのか?という事。
 知っているようであまり知らない脳梗塞。
 メカニズムは知っているが、治療はどうやるのか、投薬している薬は一体どんな意味があるのか等、脳梗塞を知る事が今は一番重要なのではないかと考え始めた。
 情報収集しようにも、専門家に知り合いがいるワケでもないので、結局はネットで調べるしかない。
 仕事から戻ってきてから、私はただひたすら検索しまくっていた。

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神様は不公平

 今日、仕事を半日休み、病院に向かった。
 母親の容態は昨日より悪くなっているような感じだった。
 多分、脳の中心部の壊死が若干なりとも進んだのかもしれない。
 右半身の都合が悪いというのは最初からの話だが、右足の動きがさらに悪く、自力で立つ事がかなり困難な状態へと進んでいた。
 …脳梗塞の治療ってこんなものなのか?
 私に若干の不信感が募った。
 入院初日の、医師のあの歯切れの悪い物言いが、不信感の芽生えを促したと言ってもいい。
 だが、最初に言われていた事を考えると、こうなるのも仕方がない話なのかもしれない。
「発見が2日遅れてるので…」
 歯切れの悪い一言だが、明らかに手遅れな状態にある事だけは間違いがない。
 ならば、ある程度進行するのもやむを得ない話なのか…。

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のうこうそく

 ウチの母親が脳梗塞で入院した。
 突然のようで突然でない入院で、その発症は2日前の日曜日に遡る。
 土曜日の夜、ウチの母親は仕事から戻ってきて体の調子が良くないと言い出した。
 12日の土曜日は非常に暑い日だったため、暑さにやられたのかもしれないと本人も言っていたし、もともと厨房で働いている関係で私もそれを疑わなかった。
 ところが日曜日の朝になり、体の右手右足に力が入らないと言い出した。
 あまりにも不自由な感じだったため、私は救急病院である市立病院に連れて行ったが、当直の医師が整形外科専門だという事で診察できないと言われた。地方の病院とはいえ、何のための救急医療なのか…。
 母親はどうにも体的によくない感じのようで、せめて点滴だけでもしたいとの話だったため、とりあえず日曜日に診療している町医者に診てもらった。
 当然の事だが、精密な検査など出来ようはずもないため、このときはホントに点滴だけで帰宅してきた。
 思えばこの時もっと疑えばよかったのである。
 体の半身がオカシイという時点で脳を疑うべきだったのだ。病院に(たとえ夜間受付といえども)勤務していた経験のある私の最大の失策である。
 翌日、母親はまだ調子がおかしいという事で仕事を休んだ。相変わらず右半身に力が入らないと言っていた。ただ、しびれはないという事でそれも私を油断させた原因となった。
 その日一日を寝て過ごした母親だが、結局翌火曜日の朝にも改善せず、私はそのまま再び市立病院へと連れて行った。
 そしてそこで待ち受けていたのは、今にして思えば前兆のあった診断結果である。

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あのゲームが還ってきた…

最近のゲームはどうにもデザインが良くない…と常々思っている私だが、昨年だったかとてつもないゲームに出会った。
PSPをプラットフォームに登場したそのゲームは、見た目はどうみても10年以上も前のような感じの8bit風。
ドット絵と呼ばれるキャラクターがちまちま動くゲームでしかないのだが、その中に光るゲームデザインに私は魅了された。
タイトルも実にふざけたタイトルだった。
そして実はその中身もかなりふざけていた。
それでもゲームデザインがそのふざけっぷりを素晴らしいものに変換していた。まさにゲームデザインの勝利である。
その名は「勇者のくせになまいきだ。」という、一風…いや、相当に変わったタイトルであり、おそらくこのようなゲームはここ10数年登場していないかもしれない。
その「勇者のくせになまいきだ。」が「勇者のくせになまいきだor2」となって再び還ってくる。

マップは前作の4倍にして登場する魔物の数は3.3倍、そして対する勇者も2.5倍増量された。

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1万円割れ(読込only)

 私は前々から年内に追記型Blu-ray Discドライブが1万円台になると言い続けてきたが、ここにきて読込のみのドライブがとうとう1万円を割り出した。
impress AKIBA PC Hotline!
Blu-rayリードドライブが1万円割れ、日本語パッケージ
 書込まで出来るドライブは相変わらず2万円台のままだが、それでも確実に値下がりしてきている。
 そうなると気になるのはPS3の優位性。
 PS3は残念ながらゲーム機としてはイマイチな感じが未だ残っている。
 本命のメタルギアソリッド4で販売台数は伸びたという事だが、それが爆発的だったかと言われれば今までよりはそうだったという程度で、完全な起爆剤にはなっていない様子。
 だからBlu-ray再生機としての地位を今までは持っていたわけだが、1万円を割り込んだPC内蔵ドライブが発売され、それに再生ソフトまで付いてくるとなると、PS3のBlu-ray再生機としての地位はもう保てないかもしれない(家電と捉えるならまだ価値はあると思うが…)。
 PS3の利点とすれば、DVD再生時にアップコンバートが可能という部分があるが、それも今やPCのビデオカードで同じ事が可能になってきている(RadeonHD 4800シリーズで再生ソフト使用時)。
 PS3の優位性はかなり危うくなってきている事は間違いないが、ここら辺、個人がどう判断するかで変わってくるのではないかと思う。

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金の動く時期とは…

 今月、多分出るだろう。
 世間的に不景気な状況と言われているが、製造業はそのさらに下を驀進中のような気がするこの状況下で、確実に出るという事もわからない現状ではあるものの、管理職がちらほらと「20日過ぎに出る」ような発言をしている所を見ると、多分出るのだろう。
 もし出るとするならば、私はこれで3回目。
 しかも今回がようやく初めて会社規定として全額もらえる賞与となる。
 …長かった orz
 ただ、賞与というのは規定に決まった金額があるわけでもない。
 もともと賞与というのは利益から出るものであって利益が出ていないのに出る事の方が異常だ。
 しかし、世間的にその会社が賞与を出すという事を決めていると、もらえないことの方が自然のように受け取られる。
 …そもそもそれが間違いだろ?
 なのでもらえるだけマシと考える事にしている。…多分、私は相当に損をしている人生だと思うが。

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iPhone発売

 おそらく、現時点で最も美しいケータイがiPhoneなんじゃないかと思う。
 裏側は漆器をイメージしたというだけあり、シンプルさの中に美しさが内包されているデザインで、とかく美しい。
 表面はその殆どが液晶パネル。あらゆる機能に対してキー表示を変え、それでいてその画面がキーになる。
 何とも近未来的なデバイスだけに、今日の発売に行列ができないハズはないと思っていた。
 だが、実際iPhoneを契約するとかなりの月額料金がかかる。
 何と言ってもパケット定額プランに加入しなければならないのだ。
 使い方から考えてこれは当たり前の措置でもあるが、これで敷居が上がるのもまた事実である。
 ただ、意外だったのはその本体価格。
 詳しい事はココを参照してもらうとして、私はもっと高いものだと思っていた。
 意外にもソフトバンクの分割支払いを組み合わせると相当に安くなっている事がわかる。
 この機能にしてこの価格。
 WILLCOM D4とはランクが違うとは思うが、できる事はそう対して変わらない可能性もあり、操作性と美しさ、性能をトータルで見たとき、このiPhoneがヒット商品にならない理由が見あたらない。
 月額料金に関しても、現行の携帯電話で月に1万円以上支払っている人からすればそう高いことでもないのかもしれない。
 …ウチの基準では高くても世間一般の基準では高くないとなれば、やはりヒットしない理由が見あたらない。
 iPhone、おそるべし。
 DoCoMoバージョンが出てくれたら…
 私も考えるかもしれない(でるのか?)。

文章を書くという事

 最近、会社の業務でレポートを書くことが多くなってきた。
 しかもただのレポートだけでなく、自己評価や社員教育といった関係の文書も書くことが多くなり、ますます文章を書くという事が頻発してきた。
 で、ふと思った。
 文章を書くという事も一つの才能なのかもしれないな…と。
 おそらく、私の前々職関係の人やそれに連なる人達からすると、文章を書くという事そのものは、そんなに大した事ではないだろうと思う。
 ところが、一般の人々、特にホワイトカラーと“呼ばれない人々”からすると、文章を書くという事そのものを一つの才能のように言う人が多い。
 たとえば、自己評価表を書けと上司から言われたものの、コメント欄に文章を書こうとして何と書いていいのかわからないとか、書きたいことはあるのに文章にならないなど、学生時代には小論文など普通に書いていただろう人々が、長年そうした文章を書くという事をしなくなったが故に、文章にならないというケースが、私の周りでよく見られるのである。
 で、私はどうかというと、Blogをほぼ毎日書いているせいか、あまり苦にならずに長文を書く。もちろん自分の伝えたい事を文章化するのも自分としてはほぼ問題なく可能だ。
 しかし、それができない、と私の周囲の同僚が言うのである(特に女性スタッフに多い)。
 また、メールについても同じだ。
 業務連絡にメールを使う事も多々あるが、そのメールに記載されている文章があまりに稚拙という人がちらほら見受けられる。
 製造業を生業としているウチの会社の、別に工場で働いている人というワケではない。管理部の人間でこのような状態なのである。
 これはウチの会社だからそうなんだろうか?
 私はというと、自分で言うのも何だが、それなりの文章にはなっていると思っているし、文章を書く事がそんなに苦にはならない。
 毎日Blogを書いているだけだが、やはり毎日書くという事が相当な訓練になっているのかもしれない。
 実際、文章化する事が難しい事という意識もないのだが…それは普通の感覚と違うのだろうか?
 教えて!エロい人(爆)

歌を力に…

 スクウェアエニックスから一風変わったゲームが発売された。
 そのアイディアは、別段新しいものではない。
 古くはバーコードバトラーに起源があるように思う。
 SONG SUMMONERと呼ばれたそのゲームは、iPodの中に記録された曲を使ったまさにバーコードバトラーと言える。
 iTunes Storeにて600円で購入できるSONG SUMMONERは、タクティカルRPGに分類されるRPGだが、そのプラットフォームはiPodだ。
 もともと、iPodには簡単なゲームが収録されていた事は間違いないが、そこから本格的なRPGにしてしまったところが何となく新しい。
 また、ゲーム内で召還するミュージックファイターは、iPodの中に収録されている曲によって生成され、50種以上に分化する。
 しかもそのミュージックファイターを召還した時の曲を聴き続ける事でポイントが貯まり、そのミュージックファイターを強化する事ができる。
 とにかく音楽をとことん利用したRPGであり、そこがiPodらしい。
 とりあえずわかりやすい動画を公式より選んでみた。
 音に注意されたし。

 気になるようなら、以下の公式サイトも見てみるといいだろう。
SONG SUMMONER 公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/songsummoner/jp/
※公式サイトでは音が鳴るので注意!
 やってる事は新しくない。
 それでも、アイディアとしては一つの方向性を確実にキャッチしている。
 何となく気になるソフトの一つだ。

リネージュ2がぐっとやりやすくなった

 リネージュ2の新しい料金プランが発表になった。
 その名も“ちょこっとコース”で、playncサービス専用の電子マネーであるカイモでしか支払う事はできないが、1時間100カイモでプレイが可能になる。
 カイモはplayncショップで1カイモ1円で購入する事ができるため、1時間100円相当になる。
 ただ、このシステムを普通に考えると、プレイ中にいきなりログアウトしてしまいそうに思えるが、そこはちゃんと考えられている。
 有効期限の切れる5分前に100カイモ以上を所有していれば、次の100カイモは自動支払いとなり、プレイ期間が1時間加算される。
 つまり、あらかじめ何時間プレイするかを決めておき、保険として100円ほど追加しておけば、ぶった切られるようなプレイにはならないワケだ。
 …と、普通は解釈できるのだが、多分そんな保険はかけなくてもぶった切りプレイは発生しない。
 おそらくだが、カイモが完全に使い切られた後であっても、ログアウト(この場合リスタートも同意となる)するまではプレイを続行できるハズだ。
 これは今までの支払いシステムと同じで、その日にアカウントが停止するという状況であっても、午前0時を回っても切断する事なくプレイが可能で、ログアウト(リスタート)するまでは続行できるという仕組みと多分同じだと思われる。
 まぁ、調べないと分からないが、厳密にログイン時間を計測できるシステムが存在しないかぎり、ログアウト(リスタート)までは続行可能という仕組みは変わらないものと考えられる。
 …もしそうなら、私にとってはかなりお買い得なシステムだ。
 平日のプレイは不可能という場合であっても、休日に何時間と決めた時間にプレイが可能になるのだから。
 ま、そんなワケなんで数百円でテストプレイが出来るシステムとも言えるこの“ちょこっとコース”で、リネージュ2を未プレイという人も体験できる。体験版が存在しないリネージュ2にとって、これは朗報と言えよう。

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