Monthly Archive: 9月 2019

帰ってきた電脳戦機

Virtual世界で戦うメカゲーム。

バーチャロン

1995年、セガから「電脳戦機バーチャロン」がアーケードゲームとして登場した。
仮想空間内で動き回るバーチャロイドを操作して、敵バーチャロイドと高軌道戦闘をする対戦型ゲームだったわけだが、特徴は2本のスティックで自機を操作し、射撃戦や接近戦を繰り広げるゲームだった。
その後「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」が登場し、バーチャロイドにも更なるバリエーションが増え、さらに「電脳戦機バーチャロン フォース」として磁気カードにプレイ記録を残すタイプのゲームへと進化した。
特に「バーチャロン フォース」は、限定機体なども存在し、特定の戦績を残したものにレア機体が与えられたりした事から、特に白熱したバトルが繰り広げられていたように記憶している。
そんな「バーチャロン」シリーズだが、過去にはXbox360にて各シリーズタイトルが移植され、発売もされていたのだが、国内普及ハードで考えると、その盛り上がりは今一つ欠けていたところがあり、私などはPS3もしくはPS4で移植されればいいのに…などと思っていた。
ところが、PS4で「とある魔術の禁書目録」とのコラボタイトルである「とある魔術の電脳戦機」が新作として発売され、それに呼応するかのように、タニタよりツインスティックのクラウドファンディングが始まった。
ツインスティックなどの専用ハードは、コストが嵩む事から最近はあまり製造されない。それをタニタの社長は何とかして形にしたいという事でクラウドファンディングという手段を執ったが、結果的には第一回目では失敗、第二回目にてようやく目標金額を達成し、第三回目で追加製造へと漕ぎ着けた。
このツインスティックの製造に合せて、セガ側からは既存の「バーチャロン」シリーズの移植の話が出ており、今回の東京ゲームショウで、ツインスティックのお披露目と共に、移植作の配信発表が行われた。

マスターピース

今回、配信が決定したのは「電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001」と呼ばれるタイトルで、11月27日に配信が始まる。価格は4,500円で、内包されるタイトルは「電脳戦機バーチャロン」「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66」「電脳戦機バーチャロン フォース」の3タイトルになる。
いずれもネットワーク対戦に対応しており、通常のランキングマッチだけでなく、ルーム内でのトーナメント戦やリーグ戦、チーム戦を行える機能が新たに追加される。
当然、タニタのツインスティックには完全対応し、当時のゲームセンターと変わらぬ操作性を再現する事ができる。
待ち焦がれた人も多いだろうバーチャロンを待ち望んでいた人には、これ以上ない環境を構築する事ができるようになったワケで、それだけで満足という人も多いかも知れない。
だが…個人的に言えば、このツインスティックはバーチャロンの為だけに使われるのはもったいないと思っている。
昨日、PSVRの件でアーマードコアシリーズの話をしたが、個人的にはアーマードコアシリーズでもこのスティックは使いようがあるように思っている。
ここ最近、メカものタイトルがまるで登場しないので、イメージとしては薄い感じがするが、ツインスティックほどメカものタイトルに向いたデバイスはないと思っている。
何とか他タイトルでも使える様な環境にして、もっとツインスティックを量産販売できる状態にして欲しいところである。

ツインスティック、クラウドファンディングでの製造なので、一般販売はしない可能性は高いわけだが、おそらく今後「欲しい」という人がまだまだ出てきそうな気がする。
個人的には一定の量産は視野に入れておいて欲しいところだが、果たしてどうなのだろうか?
願わくば、第4次クラウドファンディングでもよいので、もう一度量産にむけた活動を実施してくれたらと思う。

電脳戦機バーチャロン マスターピース 公式サイト
https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/

TANITA ツインスティックプロジェクト 公式ページ (現在はタニタカップページ)
https://www.tanita.co.jp/page/esports/

PSVRのキャンペーン

今なら何と、1万円引き!

今が買いドキ!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、スペシャルセールとして「今が買いドキ!PS VR!キャンペー」を9月19~30日まで開催する。
この期間中は「PlayStation VR “PlayStation VR WORLDS” 同梱版」を通常より10,000円引いた価格、つまり24,980円(税別)で購入する事ができる。
これでPSVRの普及は進むのか?「PlayStation VR “PlayStation VR WORLDS” 同梱版」は、PSVR本体とPS Cameraという2つのハードウェアがセットになっており、それにVRを手軽に体験できるソフトウェア「PSVR WORLDS」が同梱されたセットになっている。
「PSVR WORLDS」は、リフトで深海に潜っていく「The Deep」「The London Heist」「VR Luge」「Danger Ball」「Scavengers Odyssey」という5つのタイトルが収録されたもので、どれもVR体験をするのに向いたタイトルである。
基本的にこの「PSVR WORLDS」単体でVRゲームとして遊んだ時には物足りなくなる可能性はあるので、このセットを購入した後にVR専用タイトルを別途購入した方がよさそうではあるが、10,000円引きで購入できるチャンスはそうはないのでお買い得と言える。

Virtual Reality

個人的に、VRは思った程普及していないな、というのが私の感想である。
2016年をVR元年としたかった市場があったのは事実だが、結局発売されるタイトルがどれもお試し感ばかりのもので、本格的にVRで攻めてきたタイトルが少ない印象は否めない。
ACE COMBAT7のVRモードはVR体験コンテンツとしては非常に優秀だったが、結局これもメインコンテンツではなく、あくまでもACE COMBAT7の一部分として収録されたに過ぎないコンテンツだった。
もしACE COMBAT7の全編がVR対応という作りだったなら、おそらくPSVRの普及は加速的に進んだと思う。
しかし、実際にはココまでのコンテンツではなかったし、VRの普及という意味では今の市場を見れば一目瞭然である。
まだまだ準備が足りないという事なのか、それとも訴求力のあるタイトルが作れない現状があるのか、コンテンツホルダーや開発、いろんな業界が、未だその答えを見つけられずにいるような気がする。

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スマホ用ジンバル

今まであまり欲しいと思わなかったものではある。

ジンバルで手ブレカット

最近、以前では絶対に欲しいと思わないものに興味を持つ事になった。
それがスマホジンバルというもので、ジンバルという手ブレ等を抑え、動画撮影を滑らかにする為の機器が気になって仕方が無いのである。
というのは、最近仕事で動画を撮る事があり、その時にスマホを使ったのだが、スマホの動画でもかなりの事ができる事を再確認し、それ故に手ブレがものすごく気になったからである。
デジタル的に手ブレを抑える事はおそらく可能だろうが、それを物理的に抑えるのがジンバルの役目。このジンバルを併用するだけで、スマホ動画のクォリティが恐ろしくアップする事は間違いない。
今まで、このような外での動画撮影とか、動きの激しいものを撮影する時はGo Proを初めとしたアクションカメラの領域と思っていたのだが、別に水の中に入れるわけでもないし、単純に歩いている時や小走りした時に撮影するのであれば、手持ちのスマホで撮影する方が手軽なので、スマホを活用する方向で考える事に気付いた。
…何で今まで気付かないのよ、と思う人もいるかもしれないが、基本静止画しか撮影しない人なので、スマホのカメラの活用方法なんか、マトモに考えたことなどなかったのである。
で、その際に手ブレを抑えるアイテムとしてジンバルを使う事を考えた時、スマホ用ジンバルというのが結構沢山出回っているんだな、という事を知り、今更ながらスマホ用ジンバルで動画クォリティのアップが出来ると面白いかもしれないと思うに至ったわけである。

DJI OSMO MOBILE 3

DJIというメーカーは、中国のドローンメーカーとして有名になった会社である。
2015年1月にはDJI製ドローンがホワイトハウスに侵入し、それは泥酔したシークレットサービス職員が原因だったわけだが、これで米国におけるドローン規制に多大な影響を与えている。
同年4月には、日本の首相官邸にDJIのドローンが落下したという事件が勃発、皇居周辺と総理大臣鑑定をGPSで飛行禁止空域にするという対応が採られ、さらにドローン規制法が整備された。
このようにドローンで有名になったDJIだが、実はスウェーデンのカメラメーカーであるハッセルブラッドを買収している。ハッセルブラッドと言えば中判、それ以上の大型カメラではとても有名な会社だが、そのハッセルブラッドを買収したというのは、おそらく光学機器のノウハウを入手する為のものであろう事は間違いないだろう。
そんなDJIだが、ドローンに取り付けるカメラ映像の安定性を得るため、ジンバルの開発も積極的に行っていると思われる。
その結果、スマホ用ジンバルとして「OSMI MOBILE」という製品がDJIより発売されているのだが、その三代目である「OSMO MOBILE 3」が、8月13日に発表された。

価格.comの紹介動画だが、これを見るとその凄さが分かるかもしれない。
流石に三代目ともなると、かなり製品として熟れていて、実に使い勝手の良い製品に仕上がっているようで、現在Amazon.co.jpでもお取り寄せ、公式サイトでも20~25日待ちという盛況ぶりである。

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終わらぬ漆黒

FF14の漆黒のヴィランズ、ホントはもう終わってても不思議じゃない。

環境整備ばかりで進まない

社会人でFF14をブレイしている人の内、平日もガッツリとプレイできている人はどれぐらいいるんだろうか?
私はというと、残念ながら平日はほとんどプレイできていない。他にもやっている事があるし、ちょっとだけでも…と言ってもログインできない日があったりと、結局は遅々として進まないのが現状である。
そんな中で漆黒のヴィランズをちょっとでも進めないと、とプレイしているのだが、インベントリの枠が足りない問題が発生した事を発端に、プレイ環境が邪魔をして進めるのが困難になったりして、どちらかというとそういう環境整備で時間をさらに採られるようになり、結果、メインクエストが進んでいないという状況が生まれたりする。
ただ、それだけだとやっぱりモチベーションが上がらないので、環境整備しつつちょっとでもメインクエストが進められるようになれば、話を進める…という事をちょこちょこ繰り返しながら進めているのが今の状態である。
そんな感じでちょっとずつ進めているのだが、とりあえずアムアレーンに西側から侵入した後のストーリーを進めて、自分として由々しき事態が発生した事を今回は書いていこうと思う。

というわけで、以下、ネタバレになるので見たくない人は避けて欲しい。

廃都ナバスアレンへ

アムアレーンを西側から進んでいるのは、廃都ナバスアレンへと向かう為である。
その結果、トロッコを使って廃都ナバスアレンまで進むのがもっとも良い方法だろうという判断から、トロッコを動かすべくトゥワインへと向かったが、トロッコの動力となるタロースという石巨人を動かす事ができず、結果トロッコが動かないという壁に遮られてしまう。
タロースは、エオルゼアのマメット(魔法人形)等と同じように、動力となるコアから供給された魔力を四肢に伝えて動いているのだが、そのコアが壊れていて動かないという。そのコアは鉱山でとれる石(魔力のある宝石)なのだが、体を構成している材質と同じ地域で採れた石が最適だという。
結果、主人公一行は近隣の鉱山に入り、何とか石を発見する。ここに鉱山に働く者たちの人間模様が絡んでくるのだが、そこは割愛する。
何とかタロースを動かす事に成功した一行は、トロッコで廃都ナバスアレンへと向かう。
光の巫女ミンフィリアとの再会で、今目の前にいるミンフィリアが人格として残るのか、それともかつてのミンフィリアが残るのか、それはわからない。だが、今後の大罪喰いとの戦いにおいて、本当の力を持つ光の巫女が必要になる事は間違いない。
これこそ神々しいミンフィリアは不安を抱えつつ、それでも廃都ナバスアレンへと向かう。ここらへん、サンクレッドとミンフィリアの心の揺れ動きが実に上手く描かれている。活躍できない自分に悩み、その事との決別の為に覚悟を決めるミンフィリアは、漆黒のヴィランズの中ではもっとも感情の起伏が見えていたのではないかと思う。

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Switchを予約

結局、公式で購入すべく予約を入れる。

どこで購入するか?

先日、当Blogで「増税前にSwitchか?」というタイトルで記事にもしたが、結局その後、迷いに迷って新型Switchを購入するコトにした。
あの記事を書いた後、中古市場でNintendo Switchが幾らぐらいで取引されているかを調べたところ、中古市場ではほとんど価格が落ちていない事が判明。つまり、Nintendo Switchはどんな状況になろうが価格的に安売りが実施される事がほとんどない、という事がハッキリした。もし価格が簡単に変動するようなら、増税でなくとも、新型が発売された時に旧型の価格が相当に下落するからだ。
価格が安定しているという事は、増税後も純粋に本体価格は変わらず、単に消費税だけ上がるという事なので、それならばと購入に踏み切った。
Nintendo Switchを購入する場合、私が購入する場合はAmazon.co.jpで購入するか、それともマイニンテンドーストアで購入するかのほぼ二択になる。近所の量販店等で購入するという手もあるが、交通費等考えれば、あまり利点がない。
それで当初はAmazon.co.jpで必要なモノ全部を揃えようと思ったのだが、Amazon.co.jpではUSB充電グリップが購入できないコトが判明。やはり公式でないとこういうアクセサリー類は購入しづらいところがあるのだろう。充電グリップに関しては、サードパーティ製でも良いかなと思い、類似品を探すも、今一つコレ、という製品に当たらなかったため、ここは方針を変えて本体と充電グリップをマイニンテンドーストアで購入するコトにした。
microSDカードに関しては、マイニンテンドーストアでも128GBが2,400円で購入できる割引があったのだが、Amazon.co.jpで同じ製品であるSamsung製128GBが2,000円ほどで販売していたので、microSDカードと画面フィルターに関してはAmazon.co.jpで購入と、2箇所で部材を揃える事にした。
併行輸入版の方が安いんだよね…結果として、37,000円ほどの出費となり、結構な散財ではあるとは思うが、これが10月1日以降だとさらに高く付くのだから、結果としては間違っていないと信じたい。

Joy-Conの組合せ

マイニンテンドーストアで購入を決めたのだが、決済する段階で商品到着日が9月26日以降という事が判明した。平日に届いてもあまりメリットがない為、結果的に9月28日に届くようにした。
おそらくAmazon.co.jp等で購入を決めた場合はもっと早く入手できるとは思うが、充電グリップの事含めてそれでもマイニンテンドーストアでの購入を決めた。
急いでいないというのも理由だが、もう一つ理由がある。
それはマイニンテンドーストアでのNintendo Switch購入だと、Joy-Conのストラップの色に関して、ブラック以外の選択肢があるという事である。
Joy-Conそのものも、一般市販品はネオンブルーとネオンレッドの組合せのセットとグレーのセットしか選べないのだが、マイニンテンドーストアだとそれ以外の組合せが選べる。ただ…いろいろシミュレートしてみるが、ネオンブルーとネオンレッドの組合せが絶妙で、いくら他の色と組み合わせてみてもそれ以上のものが生み出せない。そこで、Joy-Conはネオンブルーとネオンレッドの組合せにして、ストラップも同じようにネオンブルーとネオンレッドの組合せにして色を合わせたものにした。こういう買い方はマイニンテンドーストアでの購入でしか実現しない。
どうせ、公式で買おうが、Amazon.co.jpで買おうが、価格は同じ定価なので、色の組合せで購入できる分、マイニンテンドーストアでの購入には一定のメリットがあると言えるだろう。…量販店などのポイントで減額できる人はその方が安く買える事にはなるが。

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ラブプラスEVERY

ついに配信日発表。

帰ってきた彼女

2009年、ニンテンドーDSで予想を超える販売数を稼ぎ出したソフトが現れた。
当初は、ここまで売れるものとほとんどの人が思っていなかったソフトだが、蓋を開けてみたら爆発的ヒットとなり、結果、続編まで作られるようになった。
それが「ラブプラス」というソフト。
「いつでも、どこでも、カノジョに会える」
これをコンセプトにしたソフトで、ニンテンドーDSの中にバーチャル彼女を再現したソフトである。
今までの美少女ゲームと異なるのは、シナリオ上で対象の彼女と結ばれた後は、ライバルのキャラクターなどは一切現れず、その彼女との生活が延々と続くという事である。そしてラストとなるエンディングは存在するものの、そのエンディングを迎えても、彼女との生活はずっと終わらず、続いていく事になる。
まさに、バーチャル彼女との生活を再現したゲームというものなのだが、それが新鮮だったという事もあり、ラブプラスというシリーズはその後このジャンルのゲームでも人気作となった。
ところが、このラブプラスシリーズが失墜する事になったのが、ニンテンドー3DSで発売された「Newラブプラス」である。
作品として期待されていた事は間違いないのだが、修正するにしても相当困難を極めるバグが発覚し、ゲームとしての地位が揺らいだ。
それが直接の原因だったのかは何とも言えないが、結局ラブプラスはそこで以前ほどの求心力を持つことがなく、表舞台から消えていった。
ところがここに来てラブプラスが「ラブプラスEVERY」としてスマートフォン向けゲームとして復活するという話が出てきた。
ところが「ラブプラスEVERY」は、なかなか配信日が決まらない日々がずっと続いていた。開発が難航していたのかどうかはわからないが、結構待たされたという人もいるのではないかと思う。
その「ラブプラスEVERY」が、今年の東京ゲームショウにて、ついに配信日を明らかにした。
2019年11月配信。
残念ながら、ハッキリと日付けまで公開されたわけではないが、年内に配信が始まる事だけはハッキリした。

ビジネスモデルは?

この「ラブプラスEVERY」だが、スマートフォン用ゲームとして展開する事は既にハッキリわかっている。
とりあえず、iOS版とAndroid版がある事は公式サイトにApp Store/Google Playで配信という事が明記されている事でわかる。

ラブプラスEVERY 公式サイト
https://www.konami.com/games/loveplus/every/

だが、わからない事もある。
それがビジネスモデルである。
おそらくアイテム課金だろうと思うが、ゲームシステムそのものがまだ漠然としている事もあって、どういったアイテムを課金させるのかが見えてこない。

アイテム課金の場合、大きく分けて2つのパターンがあるが、それは、とりあえず無料でゲームそのものは遊べるが課金すると有利になる、というケースと、課金しないとゲーム進行そのものに制限がかかるケースがある。
最近は前者のゲームが圧倒的に多いワケだが、コナミなだけに後者になる場合もありそうで、それによって作品そのものの人気に拍車がかかるかどうかが決まったりするので、コナミにはぜひとも伸長に検討してもらいたいところである。
コンテンツが優秀なだけに、くだらない事で人気が失墜するのは好ましくない。
きっと、私以外の人も、コンテンツとしては絶対に成功して欲しいと思っているファンはいるだろう。
どっぷりと遊べるゲームでなくても良いので、課金と無料の差は適度なラインでバランスを取ってもらいたいものである。

16コアは9月30日か

Ryzen9 3950Xが遂に来る?

増税前に間に合うのか?

AMDの第3世代Ryzenの最高峰となる予定のRyzen9 3950Xは、以前からその存在だけが話に挙がっていて、未だ発売されていないコアだった。
事前の話では16コア32スレッドのZen2アーキテクチャのコアだという事は言われていたが、発売日は9月と、ハッキリとした発売日に関しては公開されていなかった。
このRyzen9 3950Xだが、どうも発売日は9月30日になる可能性が、スイスのディーラーによって示された。
増税前に滑り込めるのか?9月発売でも末日の発売…日本では、ちょうど増税開始一日前というタイミングになるが、できればもう少し発売日は早かった方がよかったように思う。
とりあえず、9月に出すという情報に間違いはなさそうだが、その価格に関してはAMDとしては749ドルとしているものの、実売価格がどれぐらいになるかはハッキリしていなかった。
今回流れてきた情報によると、ドイツでは800ユーロ弱程度だろうという事らしいが、当然のことながら日本円でどれぐらいになるかは分かっていない。
今日現在のUSドルの為替で考えると、1ドル108円なので、AMDの示した価格では80,892円と言うことになるが、当然この価格のまま発売される事はまずない。
最終的には9万円をオーバーするぐらいの価格になるのではないかと思うが、16コアが10万円以下で購入する事ができる、という時点でIntelに対するコストパフォーマンスは相当に高いという事になる。
ただ、やはりこれぐらいの価格になると、消費税が8%で済むのか、それとも10%になるのかでも価格が結構変わってくる。
果たして増税前に購入する事ができるのか?
気になるタイミングではある。

WCCF Tech
http://j.mp/31eJUqE

Xなし版の登場

このRyzen9 3950Xの登場に関して、噂レベルでXなし版のRyzen9 3950と、もう一つ12コア版のRyzen9 3900が登場スルのではないかという噂が出ている。
従来製品では、Xなし版はX付き版より動作クロックが低い反面、消費電力が低いという特性があるので、今回も同じと思われるようで、特にRyzen9 3900はTDP 65Wの可能性があるという。
12コアを65Wで動作させる…105Wで16コアを動作させるのもスゴイとは思うが、12コアを65Wで動作させられる事の意味の大きさは、省電力&低発熱の意味でとても大きいと私は思う。
そういう意味では、パワーユーザーは当然Ryzen9 3950Xに興味は向くだろうが、小型PCや省電力PC好きには、このXなし版コアの方が、ひょっとしたら注目株になるかもしれない。
もっとも、現時点では噂のレベルではあるが。

個人的には、自分が第3世代Ryzenを使うならぜひ16コアを使ってみたいと思っているのだが、絶対価格的に考えるとかなり高額な買い物になりそうで、現実味がないなぁ、と思ったりする。
8コア16スレッドでも十分な性能、と思ってはいるが、ゲームして、配信して、情報確認して…なんてマルチな事をやらせようと思うと、コア数は多くて困る事がないのが現実。
それとも…こういう事をする場合、PCを2台にわけた方が現実的なんだろうか?

むせるiPhone

今度のAppleの新製品はむせる?

3眼カメラ搭載iPhone

Appleより新型iPhoneである、iPhone 11及びiPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxが発表された。
むせる…iPhone 11は、従来のiPhone XRの後継機で、下位モデルに当たるが、ついに2眼カメラ搭載となった。
iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxは、カメラが3眼となり、超広角、広角、望遠をそれぞれのレンズが担当し、それを画像処理で合せたりする事ができる仕様になっている。
正直に言うと、今回の新型iPhoneは、このカメラ部分が新しくなったぐらいしかトピックスがない。
もちろん、内蔵されたコアがA13 Bionicになったという違いはあるのだが、コアが新しくなったことでバッテリーの保ちが良くなり、処理速度が向上した、という以外に機能的な差異はほぼないとみられる。
カメラについても、いろんなサイトがその性能や機能を説明しているので、私からは特に説明はしない。
また、搭載されているディスプレイに関しては、有機ELパネルが採用されているが、最大1200nitという明るさを実現したパネルが採用されている。
この明るさであれば、HDR表現はさらに鮮やかなものになる事は間違いないが、もともと有機ELパネルを採用しているモデルと横に並べて始めて分かる程度のものなので、単体ではその凄さは分かりづらい。
今回、ボディカラーとしてミッドナイトグリーンが追加され、他はスペースグレー、シルバー、ゴールドがラインナップされる。
このミッドナイトグリーンという色がまた、グリーンという事で3眼カメラと共にボトムズのATを連想させる。「むせる」というのは、そのボトムズの特徴的なキーワードである。

そろそろ限界?

AppleのiPhone発表において、今回ほどがっかりした事は多分ないのではないかと思う。
昨年も似たようなものかもしれないが、真新しさがまるでない。
iPhoneだからコレができる、といったような事が何も打ち出されておらず、ただ新型が出た、というだけの発表のように見えた。
いや、実際にはカメラが相当に進化したと言えるのだが、逆を言えばカメラだけなのである。
だからかもしれないが、今回はiPhoneだけでなく、iPadやApple Watchの発表もあり、それらの中にiPhone 11は埋もれていた感じすらある。
個人的に今回の新製品の中で注目したのは、Apple Watchである。
Series 5となった今回の新型は、機能などに新しさはないものの、常時画面が表示されるタイプへと進化していた。従来は一定時間でバックライトが消える仕様だったが、今回の新型は未使用時には画面は暗くなるものの、常に表示される省電力型ディスプレイを搭載した。
時計なので、この常時表示は実に良い改良点だと言える。それでいて18時間のバッテリーの持続時間を保持したというのだから、ここは素直に良い製品にした、と認めたい部分である。
また、今回はアルミ、ステンレス以外にチタンとセラミックのモデルが追加となった。価格は高いが、耐久力の観点から見て正統進化した感じである。
とまぁ、私はホントに今回Apple Watchぐらいしか評価できるものがない事にまず愕然とする。
ジョブズが生きていたら、何と言っただろうか?
おそらく、Appleがデバイス中心のビジネスではなく、サービス中心のビジネスへと移り変わったが故に、力の入れどころが変わったという事なのかもしれない。

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NEOGEO、再び

今度はアーケードスティック型。

NEOGEOハードがもう一つ

SNKがNEOGEOのゲームを収録したミニシリーズを発売し、それが小さな筐体型をしていて話題になったのは昨年の2018年7月24日の話。
その後、収録タイトルをいくつか変更したりして、いくつかのバージョンが発売されたが、最終的にSNKから、今までと違うハードウェアを計画しているという話が出たのがたしか今年に入ってからの話である。
その時には、まだ具体的な話は一切出てきていなかったのだが、本日SNKから新たなハードウェアの発表があった。
果たして売れるのか?今度はアーケードスティック型の筐体に、SNKの格闘ゲームを20作収録し、単体でも遊べる他、今までのNEOGEO miniやPCに接続してアーケードスティックとして使用もできる製品とした。その名は「NEOGEO Arcade Stick Pro」で、全世界で発売予定で、発売日及び価格は後日発表になる。

2つのモード

ゲームソフトを20作内蔵した本体は、かつてのゲーム機である「NEOGEO CD」のコントローラーの同じデザインになっているが、その実、アーケードスティックとしての実用性を備えたサイズへと大型化されている。
2つのモードを備えていて、ひとつが「ジョイスティックモード」と呼ばれている。このモードでは、NEOGEO miniやPCに接続し、アーケードスティックとして使用できるようになっていて、要するに本体をジョイスティックとしてのみ使用するモードである。
もうひとつの「コンソールモード」は、本体の「NEOGEO Arcade Stick Pro」をテレビ等に接続して、本体収録のゲームをプレイする事ができるモードになっている。この時、この「NEOGEO Arcade Stick Pro」にNEOGEO miniと同時発売されたNEOGEO mini PADや、別の「NEOGEO Arcade Stick Pro」を接続してそれをジョイスティックとして使用する事もできるという。
このモードでの接続方法としては、感覚的にデイジーチェーンのように接続しているように見えるかもしれないが、おそらくコンソールモードにした本体に接続する別本体はジョイスティックモードにしているだろうと考えられる。
使い方としては工夫されているな、とも思えるハードウェアだが、個人的にはちょっと複雑にしすぎたかな、という感じにも見て取れる。
利便性が複雑な操作を上回るようなら、ユーザーからは広く受け入れられ、人気にも繋がるだろうと思う。

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最近見ない薄型カード

2スロット以上が当たり前になった外付けビデオカード。

Turingシリーズ初

現在の私はAMDのRadeonシリーズしか使っていないが、世間の多くの人はNVIDIAのGeForceシリーズを使用していると思う。
そのNVIDIAの現在の最新アーキテクチャはTuringだが、レイトレーシング可能なRTXシリーズを筆頭に、レイトレーシング機能を排除したGTXシリーズが発売されている。
グレードとしてはRTXシリーズの下にGTXシリーズがあるような感じだが、実際レイトレーシング機能に対応したPCゲームなどがほとんどない為、よほどのハイスペックを望まない限りは、現時点ではGTXシリーズでも満足のできる性能は得られると思う。
もちろん、4Kで60fpsを下回りたくないとかそういう用途では上位のRTXが必須になるが、フルHD画質で最高描画を得るという目的ならGTXシリーズで問題はないと言える。
そんなGTXシリーズの中でもミドルレンジちょい下ぐらいのビデオカードでも、近年はPCI Expressカードスロットを2スロット分必要とするビデオカードばかりが発売されている現状がある。理由は冷却の為の機構をビデオカードに取り付けるとどうしても厚みが2スロット分必要になったりするからだが、エルザジャパンから、何と久々に1スロットの厚みに押さえた「ELSA GeForce GTX 1650 SP」が今年8月23日に発売された。
とにかく薄いエルザジャパン製ビデオカードは、日本メーカーのビデオカードで、電源品質などには圧倒的な信用があるモデルで、それ故に価格的には若干高いというイメージがある。だが、その価格の高さと安定度を天秤にかけてでもエルザ製ビデオカードが欲しいというユーザーも多い。
そのエルザから1スロット製品が出るのは、何と約2年半ぶりになるという。以前発売された1スロットモデルは「ELSA GeForce GTX 1050 Ti 4GB SP」だというから、たしかに2年半ほどの時間は経過していそうである。

GeForce GTX 1650

「ELSA GeForce GTX 1650 SP」に搭載されているGPUは、GeForce GTX 1650というNVIDIAのメインストリーム向けのコアになる。
CUDAコア数は896基、ベースクロック1,485MHz、Boostクロック1,665MHz、メモリ速度は8Gbps、メモリバス幅128bit、メモリはGDDR5 4GB、最大消費電力75Wと、省エネ故に性能もそこそこと言えるが、もちろんコレでもCPU内蔵ビデオ機能よりはずっと性能は上になる。
1スロット化が可能になった最大の理由は、補助電源コネクタが必要ないという事。それだけの電力しか消費しないので、冷却機構もそこまで大きなものを必要としないというのが大きく貢献していると言える。
バスインターフェースはPCI Express3.0だが、これでも出力インターフェースはDisplayPort1.4aを2つ、HDMI2.0bを1つと最新世代のインターフェースを持っているのがこの製品の特徴と言える。
他、「ELSA GeForce GTX 1650 SP」には「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のシリアルコードが付属するので、ゲームだけでなくPCでのマンガ製作などを始めたい人にも向いているかも知れない。

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FF14、まったり進行中

思った程進んでないのよ…。

気付けばLv.79

FF14、ここ最近ずっとプレイは続けてるのだが、以前にも話したように、インベントリを減らすため、他ジョブのレベルを引き上げ、共通化できる装備にしてアイテム数を減らすという事を行っていた。
これにより、黒魔術士と召喚士は無事Lv.70にまで引き上げられたので、漆黒のヴィランズ開始段階の装備にまで持ち上げる事ができた。
これでLv.60台の装備はミラプリ化するか売却するかという処理が可能になり、かなりインベントリに空きができるようになった…と言いたい所だが、実はその後にそうでもない状況に再び陥る事になった。
黒魔術士と召喚士のレベル引き上げで空けた枠に、今度はLv.70以降の他ジョブ装備が収まり始めた。
というのも、漆黒のヴィランズを進めていく中で、奇数Lv時にインスタンスダンジョンに行くのだが、そこで入手できる装備が個人的に好みなので、メインで進めている赤魔道士装備をコンプリートする為、幾度となくそのインスタンスダンジョンに挑む事になる。
もちろん、ここで時間ロスをあまりしたくないので、結果的にフェイスを使用する事になるのだが、フェイスで挑むとそこで入手できるアイテムは全て自分の所に配分される。よって、他ジョブの装備がバンバン自分に入ってくる。勿論、今後の事を考えると最低限の装備は持っておきたいなぁ…とかよからぬ事を考えるので、そこで枠がどんどんと消費されていくのである。
…これ、悪循環だろ(-_-;)
しかも、狙ったアイテムが必ず出てくるとは限らない。少なくとも数回~10回程度(実際にはそこまで回らないと思うが…)は繰り返し挑戦しないと、装備のコンプリートは難しい。
結果、キタンナ神影洞(ラケティカ大飛瀑)の規定レベル75に対して、アイテムが全て揃ったのが、ちょうどLv.79になった時だった。
アイテムが揃わないのだよ…ま、後半レベル上げに苦しまずに済むので、これはこれでいいのかもしれない。

真実なのか?

さて、ここからストーリー的ネタバレが入るので、見たくない人は注意である。

キタンナ神影洞(ラケティカ大飛瀑)で、大罪喰いを無事撃破した後、アシエン・エメトセルクが再び登場、そこにある古き壁画を見て、とんでもない事を語り始める。
もしそれが事実なら…光の戦士がハイデリンの光の加護を受けている事そのものが、実はテンパードと同じ事だというのか?(ココはあえて詳しく書かない)
しかもその事実を知っているエメトセルクらアシエン、特にオリジナルと言われているアシエンは鏡像世界に分かたれる以前の人だという。
アシエンが世界の統合に拘るのは、アシエンが望んでゾディアークを召喚した事で、僅かながらソディアークの影響を受け、世界統合の為に動いているからだという。つまり、アシエンもまたテンパードに近い存在なのかもしれない。
当然だが、このエメトセルクの言い分を今すぐ受け入れる事のできない光の戦士一行は、とりあえずクリスタリウムに戻る事に。
その後、水晶公を交えてアルフィノとアリゼーから次なる大罪喰いの話を聞くが、成果は思わしくない。どうやったら大罪喰いの場所を探すことができるのか?
そこでミンフィリアが自らの中にあるもう一つの意識、つまり本来のミンフィリアと同調する事で、大罪喰いの場所を感知できるかもしれない、と言い出す。ミンフィリアは気付いていたらしい。自らの中にもう一つの意識体があるという事に。
そこでエメトセルクが茶々を入れる。
今のミンフィリアは光の巫女の生まれ変わりとしては凡庸だと。全ての力を引き出すには完全な一体化を果たさなければならない。結果、残る事ができるのは、本来の光の巫女の人格か、それとも肉体を提供している者の人格か…。
以前、サンクレッドが本来のミンフィリアと話していた内容と同じ事を、エメトセルクが言い出したわけである。
…何か、私のお気に入りのミンフィリアが消えそうな雰囲気になってきたぞ?(>_<)

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増税前にSwitchか?

今まさに買おうか悩んでる。

10月から10%

10月1日から消費税が10%になる。
軽減税率が分かりにくいとかいろいろ言われているが、確実に言える事は私が購入するものは消費税がほぼ10%になるという事。
であるなら、私が購入を考えているものは、現時点で購入してしまった方がよいかもしれない…そう思い始めたのが9月に入った辺りである。
で、一番最初に何を考えたかというと、Nintendo Switchは購入した方がいいかもしれないという事。
実は気になっているソフトがあるのである。

それが「ASTRAL CHAIN」というソフトで、あのNieR:Automataのゲームデザイナーを担当した田浦貴久氏がディレクターを務める作品である。キャラクターデザインは桂正和氏で、氏とプラチナゲームズがタッグを組むソフトとなると、気にならない方がオカシイ(いや、そうでもないけど)。
正直、その他に気になるソフトがあるのか、というとそうでもないが、もともと可搬性に優れたSwitchは気になっていたハードだし、何より月額300円で任天堂の過去作が遊び放題という懐古厨が喜びそうなサービスもある為、コレを機に買ってもいいかなぁと。
で、今までSwitchをあまり注視してこなかった事もあって、今更ながらNintendo Switchをいろいろと調査し始めたところである。

結局はデカイスマホ?

結論から言うと…ハードとしては「結局はデカイスマホ」だという事。
それは搭載しているCPUがNVIDIA TegraというARM系コアだというだけでなく、持ち運んでプレイしているという段階でスマホでゲームしているのとさして変わらないというその実態を考慮しての考えである。
興味はあるのだが…ただ、そこはゲーム専用コンソール。ソフト供給がカートリッジで可能だという事と、Joy-Conという取り外し&取り付け可能なコントローラーがあり、そのコントローラーにはジャイロが内蔵されていて遊び方いろいろ、という違いがあるので、遊びという意味ではスマホ以上なのは間違いない。
じゃあ、スマホでいいじゃないか、という事を、かなり以前このBlogでSwitchが出た時にも言ったかもしれないが、任天堂というIPはSwitchでないと得られにくいという事は案外大きな違いかもしれない。
それと、NVIDIA Tegraの性能を生かし切ろうと思ったら、スマホでは厳しいかもしれない。もう少し筐体に余裕がある方が性能は活かせると考えられる。そういう絶妙なバランスの中でSwitchは構成されている…そう思うと、Switchというハードウェアの存在意義は、私が考えている以上にあるかもしれないと再評価した次第である。

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