Monthly Archive: 9月 2019

欲しいモニタが見つからない

やはり拘ると選択肢がない。

液晶モニタを更新したい

今現在、私が使用している液晶モニタは、DELLのU3415Wという、34インチウルトラワイド液晶である。3,440×1,440ドットで、縦横比率が21:9という、表示領域で言えば結構贅沢な仕様である。
このU3415Wに、2枚目として27インチの2,560×1,440ドットのモニタを2ndモニタとして合せて環境を構築している。
正直、ビデオカードには相当無理をさせているのではないかと思う。
だが、私自身は現在このメインで使っているU3415Wを次の世代のモニタに変更したいと思っている。
残念ながら、U3415WはHDR対応機でもないし、リフレッシュレートも60Hzと一般的で、最近のHDR対応に既に乗り遅れている状況である。
このU3415Wを更新できるだけのスペックを持った液晶モニタをずっと探し続けているのだが、一向に登場する気配がない。
いや、選択肢としていくつかはあるのだが、問題があるのである。

4Kモニタではダメ

ここで何故ウルトラワイド液晶なのか? という問題がまず浮上する。
4Kモニタ、つまり3,840×2,160ドットのモニタの場合、110dpi程度の細かさを持ったモニタなら40~43インチの大きさが必要なのだが、このサイズの液晶モニタがないかといえばあるにはある。
だが、私の自宅の環境では、縦幅が大きすぎて収まらないのである。なので横長のウルトラワイド液晶に拘っているのだが、正直、40~43インチの4Kモニタであっても、コレが絶対的という製品はほとんどない。
なので私の狙い目としては21:9の縦横比を持つモニターに集約され、そのサイズは34~38インチくらいの大きさになる。
これが私の製品選びをさらに難しくしている原因だと分かってはいるが、環境がそういう環境なのだから仕方が無い。
幸いにして21:9のウルトラワイド液晶の売れ行きは好調なようで、最近は同比率の製品がいくつか立て続けに発売されている。ただ、残念なのは、私が求める他要件を満たしていない…そんな状況である。
このような状態なので、以前はLGの「38WK95C-W」がほぼ選択肢一択状態だったのだが、ここにきて同じくLGの「38GL950G-B」という製品が浮上してきた。
これがFreeSync対応機だったら…この製品に関しては、当Blogで以前にも製品紹介している

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SFCタイトルをSwitchで

ゲームアーカイブスの定額版。

月額300円

任天堂はNintendo Switchで「Nintendo Switch Online」という有料サービスを提供している。
これは定額で複数タイトルを遊ぶ事のできるサービスで、PlayStationのサービスでいうところのPlayStation Nowのようなサービスである。
いろんなタイトルが定額で遊び放題なのだが、9月6日より「Super Famicon Nintendo Switch Online」が開始される。
これはその名の通りスーパーファミコンのタイトルをブレイできるもので、第一弾として20タイトルが配信となる。今後も不定期ではあるが、タイトルは追加されていく。
基本的に前述の「Nintendo Switch Online」に加入していれば無料でプレイ(要するに定額)できるもので、今回発表されたタイトルは以下のものになる。

「F-ZERO」
「カービィボウル」
「スターフォックス」
「SUPER E.D.F.」
「スーパーファミリーテニス」
「スーパーフォーメーションサッカー」
「す~ぱ~ぷよぷよ通」
「スーパーマリオカート」
「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」
「スーパーマリオワールド」
「スーパーメトロイド」
「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」
「戦え原始人3 主役はやっぱりJOE&MAC」
「超魔界村」
「デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編」
「パオドットウイングス」
「ブレス オブ ファイア 竜の戦士」
「星のカービィ3」
「ラッシング・ビート乱 複製都市」
「ワイルドトラックス」

基本的に任天堂ライセンスのものが中心になると思われるが、他社ライセンスのタイトルもあるので、いろんなソフトを楽しみたいという人は「Nintendo Switch Online」に加入する事で、その恩恵を受けられる。

懐かしのコントローラー

今回、この配信と同時に当時の操作感を再現したSwitch用「スーパーファミコンコントローラー」がNintendo Switch Online加入者限定で発売される。価格は2,980円(税別)。
コレも揃えて欲しいかも純粋にSFCのコントローラーからケーブルだけがない状態のもので、ボタンの押込みで1~4番までのコントローラーに切り替えられる。
このコントローラー、比較的よく出来ていて、このコントローラーをSwitchだけでなく他でも使いたいなぁと思う人は多いのではないかと思う。
また、Nintendo Switch Onlineではファミコンのタイトルも同じように無料で遊ぶことができるので、以前ファミコンコントローラーもNintendo Switch Online加入者限定で発売されている。
こういうアイコン的な製品の展開も任天堂ならではだと思う。

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思いの外、良く出来てる

PS VITA版ドラゴンズクラウンをプレイしてみて…。

6年前のタイトル

PS VITA版ドラゴンズクラウンが発売されたのは、2013年7月25日と、今から6年も前になる。
そのソフトを先日中古で購入したのだが、それが届いたので早速プレイしてみた。
まず前提として、PS4のドラゴンズクラウン・プロを既に購入していて、キャラクターはPS4版で作成、それをPS Plusによってサーバ上に保存し、そのセーブデータをPS VITAでダウンロードしてプレイしている事を説明しておく。

キャラクター作成直後に引き継いだという事もあって、ほぼ最初からのプレイになる。
私が考えていたよりずっと綺麗な画面で、滑らかに動く事が確認できた。
私は以前にPS3版をプレイしていたので、どんな雰囲気のゲームか、という事は知っていたのだが、それをPS VITAでプレイする事によって操作にどれだけ違和感が出るか、そこを気にしていたのだが、思いの外違和感はなく、古き良きベルトスクロールアクションが滞りなくプレイできた。
PS3版よりも滑らかに動いているような気がするのは、多分気のせいだと思うが、それぐらい滑らかに動くし、グラフィックも綺麗である。
滑らかに動く事にちょっとした驚きエフェクトが多重にかかってくると、多少処理落ちするらしいが、ソロプレイ&序盤ではそうした処理落ちも全くないので、違和感がまるでない。
改めて「PS VITAって悪くないじゃん」と言えるタイトルではないかと思う。

得したところ?

2013年にPS3版およびPS VITA版ドラゴンズクラウンが発売された頃は、ナレーション等のボイスをキャラボイスを当てた声優にしたりするコンテンツがDLCとして別売されていた(今も販売していると思うが)。
ところが、PS4版の「ドラゴンズクラウン・プロ」には、そのDLCは最初から収録されている状態で発売された。後発の強みと言うべきだが、なんと、このPS4版で作成したセーブデータを引き継いでPS VITAでプレイしたところ、このDLCコンテンツがPS VITA上で利用可能になっていた。
私は一切DLCを購入していないのだが、PS4版でDLCがオープンになった影響がセーブデータにそのまま反映されていて、PS VITA上でもオープンになったという事なのだろう。
セーブデータにDLCの情報が含まれていた事にちょっと驚きもあるが、これでPS VITAの上でもナレーションボイスを切り替えてプレイできる。
時に永遠の17歳のおねーちゃんの声、時にミンゴスの声、時に今は亡き運昇さんの声でナレーションが聞けるワケである。
…携帯機なのに豪華だな(爆)

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5Gへの期待と不安

ホントに普及させて問題がないのか?

5Gが実用化されると

ケータイとよばれる端末を使っていた人からすると、現在のスマートフォンが当たり前の状況になっている時代を顧みると、相当な進化を遂げ、また便利な時代がやってきたという感じを受ける。
今当たり前に普及している4G LTE技術でも、理論値では100Mbpsの移動通信が可能であり、通常使う分には何ら問題のない環境ではある。
だが、そうした通信網を使い始めた人が爆発的に増えた事で、当然だが通信トラフィックは過去5年間で10倍、来年には1,000倍に達すると言われ、既に帯域が余っている時代ではない事が見えている。
まして2020年に行われる東京オリンピックを目前にし、世の中では4K/8K映像の配信が期待され、またIoTという全てのモノがインターネットに繋がる時代を目指している関係から、大手通信事業者は10Gbpsレベルの通信速度を現実にすべく、第5世代移動通信システム「5G」のサービス提供をするべく、環境を整える事に躍起になっている。
問題がなければいいけどね…5Gは4G LTEと比較してより高い周波数帯域を利用して通信を行うが、より高い周波数帯のマイクロ波を使うという事は、電波の直進性が高まる事から、基地局の影では電波が届きにくくなり、多数の小型基地局(これをマイクロセルと言う)を数十メートル単位で設置する必要がある。このため、設置コストが莫大なものとなり、携帯端末の消費電力も増えていくことが予想される。5Gを普及させていくとなると、これらは避けて通れない。
だが、そもそも4K/8Kでの映像配信は、移動通信システムとは無縁だと言える。
固定回線であれば4K/8Kの映像配信の恩恵は十二分に受けられるだろうが、移動通信システムで主に使われるスマートフォンでは、そもそも映像として4K/8Kが求められていない。
それなのに何故か世間では移動通信システムの「5G」が騒がれている。時代は有線ではなく無線だという事なのかもしれないが、「5G」を急ぐべき根拠としては些か弱いように思える。

健康被害?

そんな折り、「5G」に関しては由々しき情報が流れた。
アメリカの3大テレビネットワークの一つであるCBSのサクラメント局が5Gサービスの提供が健康リスクをショウジさせる可能性がある、と報道したのである。
同市は最初の5Gサービス提供の都市となるべく試験運用を行ってきたが、どうもアンテナから発生する非電離放射線が人体に悪影響をもたらす可能性があるというのである。
サクラメントの消防士たちが、消防署の外に5Gアンテナ設備が建てられた事で頭痛や不眠だけでなく、記憶障害と意識障害を訴えたというのである。
これが5G設備の影響であると確信したのは、近くに5G設備のない別の署に勤務地が変わった事で、消防士の症状が治まってしまった為である。
また、この問題が発生した消防署で計測した非電離放射線レベルは、FCC(連邦通信委員会)が安全とした上限値の僅か1000分の1から500分の1の値だった。つまり限界値ギリギリだったワケである。
ケースバイケースかもしれないが、確実に安全だとしていても、少なからず影響を受ける人は出てくると見て間違いない話なので、これは「5G」の普及に対して懸念すべき問題である。

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PS VITAの活用

既にリモートマシンと化す。

ソフト、久々に購入

私は初代のPS VITAを持っている。
今まで数本の専用タイトルを購入したが、おそらくPS VITA持ちとしては購入本数は少ないと思う。
PS VITAはPSPの後継としてSCEが発売した携帯機だが、時代的にはスマホが携帯機の位置に存在しており、PSPの時のような広がりを見せる事なく、現在終息に向かっているハードウェアだと認識している。
そんな私だが、現在においてもPS VITAを使用しつづけている。その用途はPS VITAをゲーム機として使うのではなく、PS4のリモートマシンとして使用するという方法である。
一応、ネット環境が整っていれば外にいてもリモートマシンとして使う事ができるのだが、通信帯域の事を考えると、外で使うのはあまり現実的ではなく、主に自宅でごろ寝しながら使用するという用途で使っている。
つまり、既にゲーム機としての活用方法が現実的でなくなっているのが現状なのだが、本日、PS VITAのソフトを一本中古で落札した。
価格は消費税と送料込みで1,305円。
既にPS VITAのタイトルはそれぐらいの価格で簡単に手に入るものになってしまっている。
購入したのはPS VITA版ドラゴンズクラウンである。
理由は、マルチプラットフォームでのセーブデータ共有が可能だからである。

ドラゴンズクラウン・プロ

このBlogでも記事にしたが、PS4版のドラゴンズクラウン・プロをDL版で購入した。
まだ本格的にプレイにのめり込んでいるわけではないのだが、このゲームはPS3版とPS VITA版で発売されたドラゴンズクラウンとセーブデータをPS Plusを経由して共有する事ができる。
自宅ではPS4でプレイして、セーブデータをPS Plusにアップロードし、そのデータをPS VITAでダウンロードし、外でPS VITAでプレイする。
こういう事が可能になる。
当初は、PS VITAももう外ではプレイしないから…とも思ったのだが、外に出ると何かと待ち合わせ等で時間を潰す事が多いので、それならば、と複数の環境で内容を継続してプレイできる状況を作ろうと考えた。
それで手持ちのタイトルがそういう事が可能なタイトルは何か? と考えた時、ちょうどドラゴンズクラウンが浮上した、というワケである。
PS VITAでも結構綺麗自宅にいるときは、PS VITAであってもリモートマシンとして使うので、特にセーブデータの移行は不要だが、外に出てしまったなら、モバイルWi-Fiなどを使わないとPS VITAではリモートマシンとして使う事ができない。通信料金的にもあまりオススメできるようなプランでもないので、それならば外ではオフラインでプレイし、自宅に戻ってきてからオンラインで情報共有できれば、続きがプレイできる。
このようなやり方なら、通信費を節約しつつ外でも遊ぶことができると考えたわけである。
ま、いうほど外でプレイはしないとは思うが、できる環境にしておく事は重要かな、と思っている。

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押して倒して回転させて

いよいよ一般販売か。

Orbital 2

2017年の秋頃だったか、このBlogではひょっとしたら紹介していないかもしれないが、クラウドファンディングのMakuakeでとあるPC用左手デバイス(左手限定ではないが)がテスト販売された。ブレインマジックというベンチャー企業が発表した「O2」という製品で、価格は当時27,800円(税別)だった。ちなみにテスト販売なので、数量も限定で195台までと、欲しい人にとっては結構限定的なものである。
この「O2」は、アナログジョイスティック+ボタン+ダイヤルという入力方法をすべて1台におさめた画期的ハードウェアで、ボタンは真ん中のスティック部分に1つとリンク部分に8つ搭載されている。
オービタルエンジンとよばれるデバイスユーティリティで、それらの操作を設定するのだが、要するに中央スティックを倒して機能を選び、そこでそのスティックを回転させてその強弱を設定、そのままスティック押込みで機能をONという操作を一連の動作で完了させる事ができるものである。
また、機能の呼び出しもスティック基部にあるリングにある8つのボタンで切り替えられたり、或いは特定のショートカットを割り当てられたりと、いろいろカスタマイズできる。
この「O2」以前にもマイクロソフトから「Surface Dial」という、画面上に直接置いて、回す事で機能を切り替え、押し込んで機能を使うというデバイスが登場していたが、「O2」はその機能を遙かに超える利便性をもったデバイスと言える。
この「O2」は最終的にはKickstarterでも展開し目標を達成、世の中のクリエイターに広く認知されるデバイスとなった事で、日本でも一般販売が開始される事となった。

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From url: https://www.youtube.com/watch?v=Cpnv5EeIHP0

一般販売での名称は「Orbital 2」となったが、もちろん出来る事は同じである。
主にAdobe系ソフトやペイント系ソフト、音楽ソフトなどクリエイティブ系アプリケーションで使用する事を想定しており、それらに対応するキーアサインを最初から持っているようだ。
ただ、前述したように各機能は割り当てが可能なので、独自のキーアサインを作る事もできるようなので、思いも寄らぬ使い方ができるかもしれない。

左手用デバイス

もちろんクリエイティブ系ソフトでOrbital 2を使うというのは王道ではあるが、ちっょと私はここで側面的に考えて見たい。
可能性のあるデバイスだと思う私はスクウェア・エニックスから発売される、11月発売のFF14用左手デバイスを既に注文しているのだが、このOrbital 2をFF14で使う事はできないだろうか?
もちろん、割り当てるキーの数で言えば、通常のゲーミング左手用デバイスの方が多いのだが、もともとチャットをする上でフルキーボードは必須なわけで、そうした文字入力の為にFF14プレイ中は常にキーボードは使える状態である。
よって左手用デバイスは補助的に使用する用途が断然多いと考えられるため、それらをこのOrbital 2で補完する事ができたなら、ひょっとしたら通常の左手用デバイスよりもずっと使いやすいものになるかもしれない。
私の様に、基本はゲームコントローラーを使用し、特定の操作だけをキーボードやマウスで行っている者からすると、特定の操作はマウスやキーボードで実施している関係から、そのキーボード操作をOrbital 2に置き換える事ができれば、キーボードは完全にチャット用途のみになり、細かいキー操作はOrbital 2に置き換える事ができる。
ゲームコントローラー、Orbital 2、キーボード、マウスと、使用するデバイスが多くはなるが、操作のしやすさは多分1ランク上がるハズである。
…随分と金のかかる操作環境ではあるが(爆)

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