Monthly Archive: 6月 2008

うみねこが今頃ないた

 今年の初め、1月の4日だったか5日だったかに“うみねこのなく頃に”という07th Expansionが制作した同人ソフトのエピソード2(以下EP2)を購入した。
 同じく去年の初めにエピソード1(以下EP1)を購入したため、その流れでEP2を購入したのだが、なんだかんだで全くプレイできず今まで放置していたのだが、最近自分の仕事の忙しさやモチベーションの低さから、自分の中で最も興味のあるゲームジャンルであるノベルゲーム(ストーリーゲームとも言う)で気分を一新しようと、うみねこがなく頃にEP2をプレイ開始した。
 知っている人にはもう説明不要のゲームである“ひぐらしのなく頃に”と同じ作者の作品であるため、ストーリーの雰囲気というか流れというか、その運び方は知っているつもりだったのだが、私は“ひぐらしのなく頃に”を未プレイであるため、続編が意外な形で進行している事にまず驚いた。ひぐらしも同じような展開なんだろうか?
 とりあえず一つ言えること。
 それは文章表現において、個人の好き嫌いはあるにしても遙かに卓越した流れがあるという事。これはEP1をプレイした時も感じたことだが、非常にこなれた美しい表現が次々と出てくるのである。
 これが才能の差というヤツか…と勝手に自分と比較したりして愕然とするのだが、やはり人気作を作る人というのは、こういうところに光るものを常に持っているのかもしれない。

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ハイエンドグラフィックスの行方

 現在のPCグラフィックスにおいて2強メーカーが押さえている。
 一つがNVIDIAで、GeForceシリーズで今やトップブランド。
 もう一つがAMDで、これは旧ATIを合併した事で今やCPUからGPUまで幅広く手がけるメーカー。RadeonHDシリーズはGeForce唯一のライバルとも言える。
 この2強が、依然として激しいバトルを繰り広げているため、その性能は数年前と比べると格段に向上している。
 シェア的にはNVIDIAがかなりリードしていると言えるが、グラフィックスの色味は昔からRadeonシリーズに定評がある。
 どちらが優れているか?という言葉は多分無意味だ。
 どちらにも長所と短所があり、現在ゲームという方向性に関して若干NVIDIAがリードしているに過ぎない。
 その2強メーカーが、それぞれ新しい世代のグラフィックスコアを発表してきた。
 NVIDIAはGeForce GTX20シリーズ、AMDはATI Radeon HD4800シリーズとそれぞれ名を冠している。
 この両者は共に全く異なるアプローチで新世代を謳っている。
 GeForce GTX200シリーズは、基本的にGeForce 9世代をさらに拡張した設計を採り、Radeon HD4800シリーズは小さなコアを並列化させるというアプローチだ。
 どちらが歩留まりが良くコストパフォーマンスに優れているかといえば、当然Radeon HD4800シリーズだが、実効される絶対的パフォーマンスでは、現時点でおそらくGeForce GTX280(200シリーズのフラッグシップ)の方が有力なのではないかと考えられる。
 だが、残念なことにGeForce GTX280は、コストパフォーマンスが最悪なまでに悪いと考えられる。何しろコアがデカイのである。
 歩留まりの関係上、価格はかなり高いだろう。
 どっちにしてもハイエンドクラスの話であり、価格がどのあたりの話になるのかまだわからない。
 多分…10万円前後の製品価格の話になるだろう。
 ただ、Radeon HD4850や、その上の4870などの価格帯は4万円前後の話になるかもしれない。
 そうなると、コストパフォーマンスはかなり良いと言える。
 Radeon HD系の最上位コアはまだ名称も未定だが、おそらく4850もしくは4870のデュアルコアになるだろうと言われている。
 つまり、ミドルレンジクラスのコアを並列化してハイエンド製品を投入するという事で、これはこれで価格が抑えられる事を意味する。
 GeForceの絶対的ハイパフォーマンスか、それともRadeon HDの並列化によるコストパフォーマンスか?
 今年の夏のGPU戦争はかなり激化しそうだ。

宣伝か?それともパブリシティか?

7月3日に、PS3用ソフト“頭文字D EXTREME STAGE”が発売になる。
アーケードでも人気を博した同タイトルゲームをPS3に移植、もちろん家庭用ゲーム機専用のアレンジを一部加えたタイトルである。
かなり出来の良いソフトのようで、公式サイトを見る限り美しい背景がグリグリ動いている。まさにアーケードそのもの、いやそれ以上かもしれない。
が、その公式サイト上のムービーページに何やらヘンなもの見つけた。
勝ったら宣伝させてねキャンペーン
その内容を見てみるとわかるが…開発費に金をかけすぎて宣伝費がないって…んなワケねーだろうにwww

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流行か、パクリか…

 PSPのゲームはここしばらくMHP2ndGのみ稼働している状態。
 まだギレンの野望~アクシズの脅威~も残っているが、ほとんど手つかず状態のままである。
 にも関わらず、次なるゲームがないものか?とネットを漁っていたら、今日、ちと興味が沸いたゲームに出会った。
 私が前々職だった頃、常々学園モノのゲームを作りたいと思っていた。
 別にエンディングは伝説の樹の下で永遠の愛を告白したりされたりとかいう学園モノでなく、どちらかというとアトラスの女神異聞録~ペルソナ~のような雰囲気の、一見普通の学園生活のようでいて、そこに非日常的な何かの足音が忍び寄ってくる…みたいな感じのゲームである。
 このようなスタイルを、小説的には“ジュブナイル”というのだが、空想伝奇モノの王道的スタイルだと私は思っている。
 もちろん、そのゲームを現実のものとするべくいろいろな企画書も書いたし、根回しもしたしネタも投下したが、その実が熟す前に家庭の事情で転職を余儀なくされたワケで、多分私にとってジュブナイル的学園モノゲームというのは、永遠のテーマなんだろうなと今では勝手に想像している。
 そんな学園モノを取り込んだ、一風変わったRPGを見つけた。

(C) ACQUIRE Corp.All Rights Reserved.
 なんという直球なタイトル…。
 公式サイトはココへ。

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フルHDの次は?

三菱MDT242WG-SBを購入した事で、次世代コンテンツを再生する環境の一つは整った。
今はBlu-rayメディアを再生可能な機器を持っていないため、モニタそのものは単に広いデスクトップを可能にしたぐらいでしかないが、ここにPS3などが加われば、フルHDを表示する事はもう夢の話ではなくなった事になる。
この“再生機器があれば”という前提は絶対的なものとは思うが、私の考えでは再生機器を導入するのはそう遠い話ではないと思っている。
まぁ…7月も近い事だ。まとまった金額を手にする日もそう遠くないというワケである。
だが、私の中で次世代コンテンツを再生するために必要な要素が一つ足りないという思いが強いのもまた事実。
これはBlu-rayへとコンテンツメディアが変わる前から気にしていた事で、意外とコレを実現している人が少ないと言われている。
その“コレ”とはサラウンドサウンドの事である。
DVD等に収録されている音響が、5.1chや7ch、8ch対応となったのはもうかなり前の事ではあるが、DVDを実際に5.1ch以上で聞いている人というのは思いの外少ない。
2.1chや2chで疑似5.1chにして聞いている人もいるとは思うが、その疑似5.1chにしても実現している人は想像以上に少ないと思う。
実際問題として2chのステレオ音響で事足りていると感じる人が殆どで、視覚として目に見える解像感の方が先に立つのは、おそらく殆どの人に共通する思いだと思う。
それは仕方ない事としても、次世代メディアであるBlu-rayが身近になった今、音だけが置き去りになっているのもどうかと思うわけで、私なりに考えたフルHDの次にくるものは、やはり5.1ch以上のサラウンドサウンドだと思う。

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メタルギアソリッド4、発売

 私のイチオシのゲーム監督、それが小島秀夫である。
 だが、一部の人からするとその評価は“踊らされている”という事になるのかもしれない。
 だが、私は自分で踊っているのであって、踊らされているつもりはない。
 少なくとも、小島秀夫のセンスが好きな事に違いはない。
 小島秀夫といえばメタルギアシリーズというぐらい、今では全世界的に知名度があり、評価されている。
 メタルギアシリーズはMSXから始まり、PS版で劇的進化を遂げた。
 私のお気に入りはPS版のメタルギアソリッドで、この作品の為に初代PSPにカスタムファームウェアを入れたぐらいである。
 そんなメタルギアシリーズの最新作にして最終章の作品である“メタルギアソリッド4”が12日に発売となった。
 既にニコニコ動画などでプレイ動画がアップされたりしているが、それを見る限り、恐ろしく自由度が高く、恐ろしく綺麗な画質を持ち、恐ろしく臨場感溢れる作品と言える。
 まぁ…ゲームとして面白いかどうかはやってみないと分からないが、ひょっとしたら、そこそこという評価なのかもしれない。
 ソレを裏付けるのが、アキバでの販売動向だ。
 アキバBlogを見る限り…あまり芳しくないようで、値下げ合戦らしい。
 …おそらく世界規模では売れる作品と思うが、どうも日本では過去のようには行かないようだ。
 もしPS3とセットになっている限定品が余り続けるようなら…私がいつの日か買いたいところである(多分残ってないとは思うが…)。

立体視可能モニタ

 ちょっと前から製品が出始めた立体視可能モニタが、HYUNDAI IT ジャパン株式会社から6月13日に発売される。
 立体的に見える原理は、偏光メガネで左右別々の視点の映像を捉え、それで立体的に見るという方式。赤と青のセロハンをメガネに貼り付けて立体的に見るという昔流行った方法の進化したカタチ…と言えるかもしれない。
 今回発売されるモニタの解像度は1,680×1,050ドット(WSXGA+)で、最大表示色は1,670万色。
 応答速度が5msで、輝度が300cd、コントラスト比が1,000:1という事で恐らく使用しているパネルはTNパネルと思われる。
 左右の視点を別々で捉える必要性からか、視野角が上下150度/左右160度と最近の左右178度から比べると若干低い(単にパネル精度の問題かもしれないが)。
 そのほか、HDMIが3系統装備されているので、家電として使う方法もアリなのかもしれない。
 気になる価格だが…98,000円と、今どきのフルHDモニタ並の価格ではあるが、それでもその価格で立体映像が手に入る時代に突入した事は素直に喜ぶべきだろう。
 立体映像が欲しい人は下記へ。
impress PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0612/hyundai.htm

発売は延期で価格改定だが…

 PowerDolls2 Complete BOXが6月20日に発売される予定だったが、1週間延期され6月27日発売となった。
 まぁ、最新作でない以上、この発売日変更は特に大きな問題にはならないと思うが、もう一つの問題は多分大きな波紋を呼びそうな気がする。
 それは価格改定だ。
 私は以前の価格である9,240円は高いと思った。
 既に償却してしまっているタイトルでこの価格はボッタクリのような気がしてならなかった。
 しかし。
 今回改訂された価格はなんと9,980円。
 リーズナブルになるどころかその逆になってしまった。

 人気作だっただけにこの価格でも売れるのかもしれないが…これはちと高すぎないかい?
 たしかに特典も満載ではあるが、新たに用意された特典はサントラ内にオマージュ曲となる新曲のみ。
 あとはプログラムがVista対応になったぐらいなのだが…
 価格の件でネットアンケートを採りたい気分だ orz

WUXGAの世界へ

ようやく三菱MDT242WG-SBが届いた。
思っていたよりも小さい箱だったが…多分それは私の予測が大きすぎたのかもしれない。
ま、結果からしてこんなモンだろ。
とりあえず、接続してドット欠けチェック。
使ったソフトはこれ。
ドット欠けチェッカー
黒、白、赤、緑、青の5色を全体に表示し、全面にわたってドット欠けがない事を確認。
さすが高品質でドット欠け率が低いA-MVAパネルである。
ツクモの交換保証は必要なかったかもしれない…というのは早計で、実は先日の予測が当たっていたかもしれない感じ。
なぜか一度開封されているような感じが箱に残っていた。
ひょっとして中身を確認してる?
まぁ、ホントかどうかは定かではないが、とりあえず我が家にやってきたパネルはドット欠けがなかった。
確認後、公式の設定ファイル等を入れてセットアップ完了。
そして壁紙をセットしたのだが…

WUXGAのサイズの壁紙がコレしかなかった(爆)

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アキバショップの品格

 ツクモネットショップからメールが再び届いた。
 入金確認完了という事で、明日到着するらしい。
 入金の確認は12時過ぎくらいだったから、11時に店を開くツクモとしてはそんなに遅いタイミングではなかったようだ。
 とりあえず、明日届くという製品にドット欠けがない事を祈る。
 で、何の気なしにツクモネットショップのトップページを見た。
 すると…

 昨日の被害者に対するコメントが掲載されていた。
 他のネットショップのトップページをいくつか見たが、このような哀悼の意を表したコメントは掲載されていなかった。
 ふと、こういう気遣いが店の品格を上げていくんじゃないかと思った。
 実際の店頭にこのようなコメントを貼り出しているアキバの店舗もあるかもしれないが、そもそもアキバに訪れる人々を対象とするよりも、万人が見る可能性のあるネット上に掲載する方が(実際には店舗とネット双方に、だろうが)、よりメッセージは届くんじゃないかと勝手に思った。
 何はともあれ、全世界に報道されたアキバの大惨事。
 被害者の方々のご冥福をお祈りする。

Native Quad Coreの真の価値

 私のような嗜好の持ち主が書く今日のBlogは、多分殆どががアキバで起きた無差別殺人通り魔事件の事だと思う。
 今や世界的な観光地にもなったアキバで起きた事件なだけに、その余波は日本国内に留まらないとは思うが、ここ30年で起きた最悪の通り魔事件と言われている。
 この事件によって、事件が目の前で起きたSofmap 秋葉原 本店は臨時休業となり、また同じ理由でBlessも臨時休業となった。
 被害に遭われ亡くなられた方のご冥福をお祈りする。
 さて、この話で終わってしまっては普通のBlogとあまり変わらないため、話の本道は別へ進めたいと思う。

 4コア独立制御が可能とは…

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連絡がきた

 昨日、ツクモから何の連絡もないと言っていた三菱のMDT242WG-SBだが、今日ようやくツクモよりメール連絡がきた。
 指定の口座に木曜日までに振り込めと書かれていたのだが、面倒なので今日の午後2時ごろにネットバンク経由で振り込んだ。
 昨日の予測どおり、土日祝日には口座を確認しないという事で、最短でも9日の月曜日発送、10日の火曜日着という事になりそうである。
 …ネットで確認できるこのご時世に、窓口が休みだから翌営業日確認という体制もどうかと思うが…まぁとりあえず入金は済んだので後は待つだけである。
 で、ふと考えた。
 本来なら昨日が発売日だったにも関わらず、なぜ1日後に商品確保・メール連絡となったのか?
 どう考えても、昨日入荷していたはずだと思う。
 初日に入荷しなかった分があるとするならば、翌日とかそういう発売日の近似日でなく一週間後とかに入荷するハズで、一日空けた翌日に入荷という事はないと考えられる。
 ではなぜ一日遅れたのか?
 これを良い方向で推測すると、交換保証を6,000円で付けたからではないかと考えられる(勝手な妄想ではあるが)。

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